カレン族（首長族）の村（タイ・メーホーソン）

タイ最大の目的は「カレン族」という少数民族を見ること。
TVとかで使われる「首長族」という名前で言った方がピンとくるかな。
この町近郊には、そういった少数民族の村がたくさんあり、ツアーも沢山出てる･･･はずなのだけど。
いかんせん、オフシーズン。
開いてるツアー会社も2軒くらい。
ツアー慣行最少人数は2人。
1人でも同じ料金(700B！宿代4泊分以上；)。
そんなに遠くないからレンタルバイクで自力で行こうにも、もらえる地図は印刷ズレしまくりの、ざっくばらんな地図。
まぁ通常の旅人なら行ける範囲だろうけど･･･
うちは自他共に認める生粋の方向音痴なので。
バイクで30分の場所に、無事辿り着ける自信が全く無い。
宿の人に相談すると、「300Bでなら私のバイクで連れてってあげるよ。」と。
たっ、高い･･･(；´Д｀)
※宿代2泊分。
でもまぁここまで来て行かないのも癪やから、結局お願いした。
途中、ほぼ川になってる山道を渡りながらも(雨季にバイクはホント止めた方がいい！)何とか到着。
入村料は250B。これがこの人達の生活援助金になるらしい。
中は普通にカレン族が生活している村だけど、観光客用にお土産屋も沢山並んでいる。
が、やはり観光客もいないせいか、ほとんど店も閉まっていて、開いてる店もそんなにやる気は無い感じ。だけど、むしろそれが自然な感じで良かったかも。

川で遊ぶ子供達。

ギターをひいてるカッコイイお姉さんが、首につけてるやつを付けさせてくれた。

あ、そんな簡単に付けていいモンなんだ(；´∀｀)
首につけてるヤツ↓

始めに入村料を払うせいか、お土産とか買わなくても、みんなフレンドリー(現地人と一緒だったからかも)。
TVで見るようなむっちゃ首長い人はおらんかった。選ばれた少数の人だけ伸ばしていくらしい。
それでも普通の人よりは長い。

ものすご～く絵になるおばちゃん！！！

この写真撮る前まで、だら～っとした格好で笑いながら話してたんだけど、「写真撮っていい？」って言うと、急にポースとって真顔になって、終わるとまた元に戻った。
完全に写真撮られ慣れてるよ･･･笑。
そのおばちゃんの横で寝る青年。

顔に塗ってるのは、美肌効果があるクリームみたいなのだけど、男の人も使うんだなぁ。
※田舎の方のタイ人女性は、コレを塗ったまま普通に仕事や家事をしている。売ってる場所を探したけど見つからんかった；
カレン族は銀細工のアクセサリーなんかでも有名。

耳のピアスホールをすごく広げる風習？も。

このおばちゃんもすごい陽気♪
背がむっちゃ小さいｗ

カワイイ子供発見！

のどかでいい村だった。むしろオフシーズンで良かったかも。

マーチンは「入場料払って見せてもらう動物園みたいで嫌だ」と言ってた。
うちは、その料金が結局彼女達の生活の糧になっているんだから、そんなに悪いことだとは思わなかったけど。
実際行くと、やっぱり果たしてそうなのかな？とちょっと考えさせられた。
「見せ物になる代わりに、観光客から生活保護を受けている」という現状。
それが嫌なら村を出ればいいのだろうけど。
村を出たところで、彼女達に働き口がある気がしない。
そもそも、自分達が長年住んできた場所が勝手にそうなったのに、なぜ出なければいけないのか。
色々考えると、本当に彼女達は納得して、幸せなんかな･･･？と思う。
けど、うちが村で話した時の彼女達の笑顔や、子供達が元気に遊んでる姿を思うと、意外に、そんな深刻に考える必要は無いのかな。。。とも思ってみたり。
結局は、需要と供給が伴っているいいシステムなのかも。
何にせよこんな風に考える機会が出来たから、行って良かった。
本当に、実際行ってみないと分からないことはたくさんあるなぁ。
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