第2回:国・都市選び
2012年現在、日本人がワーキングホリデーに行ける国は以下の11カ国。
オーストラリア(1980年12月1日開始)
ニュージーランド(1985年7月1日開始)
カナダ(1986年3月1日開始)
韓国(1999年4月1日開始)
フランス(1999年12月1日開始)
ドイツ(2000年12月1日開始)
イギリス(2001年4月16日開始)
アイルランド(2007年1月1日開始)
デンマーク(2007年10月1日開始)
台湾(2009年6月1日開始)
香港(2010年1月1日開始)
国ごとに、年齢制限・ビザの料金・就労期限等が違います。
詳しくは、こちらのサイトで。
行く人が圧倒的に多いのが上位3カ国です。ビザも簡単に取れるので。ちなみに私はビザがすぐ取れるというのと、「前に1度行ったことがある」という理由だけでオーストラリアにしました。
韓国や台湾も行けるなんて知らなかった(というか調べてなかった)し、一応「英語環境に慣れる」という目的で英語圏に行きたかったので。
更に、あまりメジャーでは無いようですが、シンガポールにもワーホリ制度があります。
ただ、他の国のワーホリとは若干種類が違うようで、名称も「ワーキングホリデー」では無く、「ワーク・ホリデープログラム」というらしいです。
参考記事
↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/58388/
それぞれの国の特徴は、「日本ワーキングホリデー協会」のHPが分かりやすく紹介してくれてます。
↓
http://www.jawhm.or.jp/step3.html
↑
というか、ここのHPでワーホリに関する疑問はほぼ解決します(;^ω^)
「ワーホリ 国選び」で検索しても、国選びに本当に参考になる情報が沢山出てきます。
なんで、同じことを書くのもつまらんし。一般的にはむしろあまり参考にならない国選び法を書きますw
あくまでこのブログは「旅人的」ワーキングホリデーなので、そっち方面中心でいきましょう☆
まず、上記12カ国の内、私が行ったことのある国は、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポールです。
更に旅人による情報もふまえて、各国の印象を書くとこうなります。↓
オーストラリア
物価が日本より高いが、とにかく給料がいい。陽気なオージー。
ニュージーランド
給料は低いが、自然が美しく、キウイがびっくりするくらいウマい。
クライストチャーチ地震(2011年)から1年後にニュージーにワーホリに行った何人かの友達によると、街の復旧活動が進まず、仕事が無いため、WWOOF(ウーフ)をするしかない状況とのこと。
ニュージーは「がっつり稼ぐ」目的では無く、「そこでの生活を楽しむ」という目的の方がぴったりくる。
カナダ
ドーナツショップで時給800円くらいらしい。
韓国
韓国人の笑いのセンスは日本人のそれと似ている。
フランス
フランスパンが美味しいと思う。
ドイツ
ビールが美味しいと思う。
イギリス
料理はウワサ通り不味いらしい。ワーホリビザを取るのは結構難関。
アイルランド
イギリスの西側にある国。(←今回ググって初めて知った)
ここにワーホリに行く人は一体何目的だろう・・・;
デンマーク
雑貨がかわいい、というイメージ。
台湾
オーストラリアで出会った多くの台湾人は、みんな料理がむちゃくちゃうまい!台湾料理は旅人の間でもかなり評価が高い。
中国語を学びたい人は、ここでワーホリをしながら学校へ行くという選択も。
香港
料理がウマい!!!日本よりは物価が安いが、台湾よりは高いと思う。
シンガポール
小さい国だが、かなり都会で何でも揃う。物価は高い。
人種のるつぼで、1カ国にいながら各国料理を味わえてお得。
「多国籍」な雰囲気が正に「シンガポールらしさ」。
自分で書いておきながら・・・果たしてこの中に、ためになる情報はあるのだろうか・・・?
何かほぼ食べ物のことになっとるし。まぁいっか(;´Д`)
だいたい国選びの基準は、
・自分が学習したい言語の国
・自分のスキルを伸ばせる国
・単純に行ってみたい国
まぁこんな感じになると思いますが、海外経験が無いと、その他に「治安」も気になるだろうけど、ハッキリ言ってワーホリ制度が認定されてるくらいだから、どの国もそこそこ治安はいいと思います。もちろん、治安が良くても犯罪はあるから、日本と同じで、夜人通りが無い道は歩かない、危なそうな繁華街には行かない、とかは注意しておきましょう。
国によっては、日本よりもドラッグやマリファナが入手しやすいのは事実なので、どんなに治安が良さそうな所でもやはり海外は海外。油断禁物です。
そして、実は ここからが本題です。ここから先は、オーストラリアにワーホリに行くという前提の元、勝手に話を進めます。
何度も言うようにこのブログは「旅人的」ワーホリなので。
そしてなぜ旅人ならオーストラリアなのか?
バックパッカーのほとんどは、物価の高い国では長期滞在しないものですが、実際、オーストラリアで多くのバックパッカーに出会いました。
彼等は当然、「英語を勉強したい」だとか、「外国人の友達つくるぜー!」などどいう目的は無く、ただ単純に、お金を稼ぎに来ただけなのです。
そう。
オーストラリアは日本のバイトよりも稼げる のです。
よって、
「ここでお金貯めて世界一周に出る」という人の他、
「インドで沈没してたらお金無くなっちゃった」だとか、
「もう1回タイで長期滞在したい」とかいうバックパッカー出稼ぎ組みも数多く会いました。
あまり大きな声では言えませんが、ワーホリビザが無くても何とかなる場合もあるので。
まぁ治験をやるだとか、イレギュラーな方法だと他の国で稼げるでしょうが、普通に働いて稼ぐ、というのなら、オーストラリアにするにこしたことは無いと思います。私は何も知らずオーストラリアを選んだのですが、ここが稼げるというのはバックパッカーの間では有名な話らしい。
オーストラリアの最低賃金は、豪州全土で、
時給$15.96、または週給$606.40 となっています。
(2012年6月1日・参照記事)
つまり、日本円で時給約¥1277が、最低賃金なのです。
(AU$1=¥80計算)
※注意:最低賃金は毎年変更され、州によっても違いますが、これ以下は違法らしいです。
その内TAX(税金)で約30%前後(州によって違う)引かれるので、手取りは¥900くらいになりますが、このTAXも、TAXリターン(確定申告)すれば、ほぼ全額返還されます。実際私は納めた税金から$100くらい引かれただけで、後は全部返ってきました。
ただ、日本食レストランのような日系企業だと、守られていないことが多いのも事実です。
逆に、完全にオージー経営のローカル企業だと、時給$20越えが普通です。
その上、休日(土日)出勤はダブルペイ(給料2倍)、更にパブリックホリデー(祝日)出勤はトリプルペイ(給料3倍)なんてとこもあります。
まぁオージー経営なので、当然ある程度の英語能力必須です;
給料がいい分、オーストラリアは物価も高いですが、宿泊費はバッパー、シェアハウス共に週$100~150(¥8000~12000)くらい(場所によりますが)、どちらもキッチンがあるので、自炊可能です。
また、まかない付きのレストランで働くと、食費も浮きます(*´∀`)
更に、「お金を稼ぐためにオーストラリアに行く」という方向で話を進めます。
オーストラリアのどの都市に行くか?
ファーム(主に果物、野菜農場)は、オージー経営が多いので、先程書いたように時給$20越えが多いので、収穫期にその場所へさえ行けば、かなり稼げます。
ただ、収穫期を外すと微妙ですが・・・。
自分が出国する時期が何月か、その時期はどこのファームがハイシーズンなのか等で、場所を決めるといいかも。
オーストラリアは日本と季節が逆なので、12月~4月の夏場が、やはりファームの仕事も多いようです。
シティジョブを探すなら断然、
西オーストラリア州(WA)の州都・パース(Perth) です。
パースは「世界で最も美しい都市」と言われることもあるらしいのですが、そんなことはどうでもいいのです。
パースに入ると、旅人間の間で「マイニング」という言葉をよく耳にします。
マイニング(Mining)=鉱業。
パースは鉱物資源がたくさんある。
つまり、かなり経済が潤っている。
イコール、稼げる!!!ヽ(゚∀゚)ノ
私は初め、日本からオーストラリアのシドニーに入ったのですが、シドニーの日本食レストランの給料は、平均で$10~$12(TAX込み)でした。
TAXが返ってくることを考えると、まぁ日本と同じくらいの時給なのですが。。。
これがパースになると、時給 $14~$17 となります!!!
ローカルジョブをしている友達は、もちろん$20越えです。
景気がいいせいか、バスキングでのお金も結構バカになりません。
よって、バスカーも多いです。
その上、運良くマイニングの仕事にありつけると・・・(運、、、というか、コネになるかもしれませんが。)
週$3000・・・
日本円で、約24万円。1週間で。
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
まぁもちろん見つけるのは相当難しいとです。
私がパースにいた時は同じ宿に1人、友達で1人、マイニングの仕事をしていた人がいましたが、2人ともコネです。元々そこで働いていた友達の後釜って感じです。
「パース マイニング」でググると、どんなもんかちょっと分かります。
過去この仕事をGETした旅人は、1年間で相当な額を貯めたらしいのですが、その額が大きすぎて、いくらだったか忘れてしまいました(;・∀・)
何にせよ、ファームでも時期が合えば稼げますが、シティジョブでもそれ程悪くはないと思います。
実際に私や友達が働いた経験を元にした、リアルな給料情報はこちらの記事から!
↓
5.仕事探し ①職種別・実際の給料
”国・都市選び”と題していながら、何だかお金のことばっか書きましたが。
次回もお金の話しをしましょうw
だって、みんな好きでしょ?お金の話(¥ω¥)
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