いよいよバングラデシュ最後の目的地、コックスバザールへ。
予定では、夜行列車でジョエプルハットからダッカまで行き、その足で同日の夜行バスでダッカからコックスバザールへ行くつもりでした。
地図で見るとこんな感じ。
はっきり行ってかなりの長旅。
結論から言うとダッカまで列車で7時間ちょい、そこからコックスバザールまでは12時間かかりました・・・( ;∀;)
16日のam5:00に出て、17日のam10:00到着、という感じでした。
こう書くと、「何だ、遠いけど意外にすんなり行けるもんだ」と思うかもしれませんが、そうすんなり行かないのが「私」なのであります泣。。。
まず私は、「16日の深夜」に出る列車の切符を買ったつもりだったのですが、買った切符は「16日のam1:00」。
深夜は深夜だけど!!!
私が乗りたい時間帯だと、「17日のam1:00」で買わなければならなかったのです(T_T)
しかも間違って買ってることに全く気付かず、17日のam1:00に駅に登場。
1時になっても列車は来ず。
バングラで列車が遅れることはしばしばあるので、群がってくるバングラ人に「列車遅いな~」なんて話してると、
「今日は1時の列車は無いぞ」
と、衝撃の一言・・・!
だってチケットに1時って書いてるよ!と自分を信じて疑わない私。
旅中、自分を信じて何度痛い目に合ったか知れないのに学習しない私。
ほんと・・・
海外で一番信用出来ないのは自分である。・゚・(ノД`)・゚・。
もちろんチケットには「16日・am1:00」の文字が。
くそ~
列車は遅れるクセにしっかりとした印字しやがって!
「おいおい!このチケットは昨日のだぞ!」
ざわめき立ち、更に増殖するバングラ人。
みんな列車を待ってるのかと思ったら、どうやら家の無い人が駅で寝てるらしい。
それにしてもホームレスこんなにいるのか・・・。
と、悠長にしている場合ではない。
既に深夜2時。
今からまた宿に戻ってもぅ1泊って・・・面倒臭すぎる;
落ち込んで頭を抱え込んだ私に、多くの現地人の中、唯一英語を話せる「ピントゥー(←名前)」が、「ちょっと待ってろ!」と。
どうやら駅員は駅舎内で寝泊まりしているらしく、わざわざ起こして聞いてくれた!
とりあえず、もう2時間待てば5時発のダッカ行き列車が来るとのこと。
しかし、もちろんチケットは買い直さないといけない。
翌日のとかならまだしも、前日の既に行った列車のチケットなんだから当たり前だ。_| ̄|○
そこを貧乏旅行者根性で粘ってみる。(ごめんなさい;)
何かお偉いさんに電話してくれたものの、やっぱり無理。
そりゃそうだ。
360タカ。
日本円にすると約470円。
ほんと「やっす~い」モンなんだけど、アジア回ってると、それがすごく高く感じるんだよね・・・。
自業自得のクセに再び落ち込んで、チケット買おうか迷ってると、ピントゥーが、
「シホ!この人が買ってくれるって!」
え・・・;
マジで・・・!?
いいの・・・?
・・・
いや!ダメでしょう!!(゚д゚;)
確かに貧乏旅行してるけど、多分この日人達の10年の収入より多いお金持ってるよ私・・・。
「嬉しいけど仕方ないし、自分で払うよ。」と言ったのに、「気にするな!」と、マジでチケットを買ってくれた。。。
その後も列車が来るまで、ピントゥーを筆頭に色んな人が、チャイを奢ってくれたり、お菓子やジュースを買ってくれたり。
列車が来た時には、私のPCだけ入ったサブバッグはお菓子とジュースでパンパンになった。
日本人女性が珍しいというのもあるだろうけど、もしかしたら本当に貧乏そうに見えたのかもしれないw;
とにかくまぁみんなの優しさに涙ちょちょぎれながら、何とかジョエプルハットを後にする。
↓ ピントゥー(右)、チケット買ってくれた人(真ん中)
↓ ピントゥーの甥っ子ジョハン(ピンボケ;)
【ジョエプルハットからダッカへの行き方】
ジョエプルハット駅からam1:00、am5:15発の列車があった。時間は曜日?によって違う?
2等、3等座席は売り切れていた。
1等座席のシートの広さは日本と同じくらい。セクハラが怖い女子は1等の方がいいかも。
1等座席:約7時間15分(5:15発13:00着)360Tk
↓ クリックで列車に飛び乗るよ!
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