キルギスでのトルクメニスタンビザ申請方法(ビシュケク)

キルギスタン

トルクメニスタンと言えばそう。
バックパッカーには有名な「地獄の門(Door to Hell)」です。
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写真:トルクメニスタン政府観光局HP
広大な砂漠の中にある巨大なクレーター。
これは火山口などではなく、1971年、有毒ガスを食い止めるために点火した炎が、地下から絶え間なく噴き出る可燃性ガスのため今もなお燃え続けている場所です。
トルクメニスタンの観光ビザは非常に難しいため、トランジットビザ(あなたの国を通過するだけですよというビザ)を取得するのが一般的。ただ「通過ビザ」であって、「滞在ビザ」ではないので、最長5日間だけです。そのくせ取得も面倒だしビザ代も高い;
※イランでの取得は4日しかくれなかったという方もいました。
そしてトルクメニスタンに入国する国のビザと出国する国のビザも必要です。その2つが取れていない状況では申請出来ません。必然的にトルクメビザ申請は最後の方になります。
このビザは始めはタジキスタンで申請、国境受け取りでチャレンジしようと思っていたのですが、私が滞在していた時、トルクメビザの情報はかなり流動的でした。「今はどの近隣国でも取れない」という情報が流れていたので、とりあえずキルギスからチャレンジしていこうと思ったのですが、いざ大使館に行ってみると普通に申請出来ました(;´∀`) あまり情報に左右されず、とにかく行ってみるのがいいのかも。


トルクメビザ、取れます!!(2016年6月14日現在)


ただ、トルクメニスタン→アゼルバイジャン抜けだと現時点ではどの国でもトルクメビザは取れません。(カスピ海を横断する船があるのですが、運行日が不定期なためと思われます。)アゼルバイジャンやビザ不要のドバイ等、航空券の予約確認書などがあれば取れるのかもしれませんが、未確認です。
-----★2016年7月6日追記★------
・アゼルバイジャン抜けで取得出来た方がいます。
・タジキスタン(ドゥシャンベ)で申請、国境受取出来た方がいます。
※さすが流動的なトルクメビザ。とりあえずチャレンジ!することが重要なようです。
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私はウズベキスタンとイランのビザを取った時点で申請に。
アメリカを見据えてイランに行かない方はトルクメに行くのも難しいと思います。

ビシュケクでのトルクメニスタンビザ申請方法(2016年6月)

trk.png

トルクメニスタンの国旗
【申請に必要なもの】
・申請料 55ドル(10ドル+45ドル)
・パスポート
・トルクメニスタン入国前後のビザ
・証明写真(3×4)2枚
※パスポートのコピーは大使館でやってくれます。パスポートはホールド無し。




①大使館に申請しに行く。

トルクメニスタン前後2カ国のビザを取得したら、必要なものを持って大使館へ。


下が大使館の場所、上がビザ代を振り込む指定銀行です。
開館時間:9:00~12:00、15:00~17:00
休館日:土日
「ビザ業務は水曜定休(受取りは可)」という情報もありますが未確認。すみません;
電話:0312-881232
南旅館からマルシュ1本で行けます。左手側に柵の中に緑屋根の東屋のようなものがある所がトルクメニスタン大使館。(申請書記入用に大使館外に東屋が設置されてます)周辺には何も無い辺鄙な場所なのでかなりGPSに頼りました。
MAPS.MEでは違う場所が表示されるのでお気をつけを。
まず守衛さんにビザ申請に来た旨を何となく伝えて、首からぶら下げる入館許可証を受け取ります。守衛さんが扉を開けてくれるまで東屋で待ちます。中に入ったら、申請用紙をもらって一旦外に出て記入します。
書類2枚と、白紙の紙を渡され、白紙の紙には大使館へのビザお願いレターを自分で英文で書かないといけないのですが、全て外の机の所に見本があるので大丈夫!
ただ、記入ミスがあると全て書き直しさせられるので慎重に。分からない部分は空白にして職員さんに聞いた方が無難です。
以前はこの記入用紙はロシア語のみだったようですが、現在は英語も書かれています。が、何かややこしい英語もあったので私はスマホの翻訳アプリを使いました;(私が行った時は見本が無かったので)トランジットなので滞在先住所等も書かなくてOKでしたが、一応ホテルの名前くらい調べておいた方がいいかもです。
私は申請書を渡すと、パスポートのコピーに時間がかかるから、と銀行に行っている間パスポートをホールドされました。が、すぐ返却される場合もあるようです。
②ビザ代の一部(10ドル)を振り込みに行く。
完成した申請書を渡して、振り込み用紙をもらいます。何とトルクメビザはこの「申請時」と「受取時」の2回に分けてビザ代を振り込まないといけないので、非常に面倒くさい。(この振り込み用紙は2回目の振り込みの際にも使うので無くさないように!)
しかも指定される銀行は大使館から徒歩30~40分と遠いのです;(上地図参照)ウズベキスタンの指定銀行と同じKICBです。
マルシュ1本で近くまでは行けますが、このマルシュも本数が少なく、そこから更に10分弱歩いて行かないといけません。更に運が悪いと銀行が結構混んでいたり・・・。なので、トルクメビザ申請は1日で終わらせるなら午前中に行った方が余裕を持てます。大使館自体は人が多い場合は待たされます。(ランチ休憩に注意。)
銀行ではお釣りはドルで貰えます。
私は他ビザの関係で大使館に着いたのが遅く、申請書を提出出来たのが閉館間際だったので、別日に振り込んでまた来るようにと言われました。(でもこの時点で申請は受領されているようです。)
銀行でお金を振り込み、再び大使館に戻ると何曜日の何時に電話するように、と言われます。
→この経緯が無く、電話無しで直接「何曜の3時に来て」と言われるパターンもあります。
③電話をする。
指定日に電話をして、ビザが出来ていれば受取に行きます。
④大使館に行く。(受領)
指定された曜日に大使館に行く。この時、1回目で貰った振込用紙を持って行くこと。まぁ職員さんが「10ドル→45ドル」と書き直すだけですが、銀行にこれを持っていかないといけないので。
⑤ビザ代の残り(45ドル)を振り込みに行く。
同じ銀行に振り込みに行き、再び大使館に戻り、ビザGET。(受取は15時以降)
おわり。
【私の場合】
①金曜日:ビザ申請。時間切れで振り込みには行けず。土日は休館なので月曜日の12時に来るように言われる。
②月曜日:ビザ代を振り込み、12時に行くと閉まっていた。守衛さんに何とかジャスチャーで伝え、電話をしてもらい、職員さんを呼び出してもらった。金曜日の朝10時に電話をして、と言われる。いつ出来るのか聞くと、金曜の昼か、月曜には受け取れるとの返答。
③翌月曜日:ビシュケクを離れていたため、金曜日に電話出来ず、月曜に電話。10時に電話すると「1時間後に電話して」との返答。1時間後に電話すると「10分後に電話して」との返答。10分後に電話すると出ず・・・;この日は移動日だったので大使館には行けず。
④火曜日:電話をせず朝10時に直接大使館へ行くと「残りのビザ代を振り込んで、15時以降に来るように」と言われる。15時に行って無事ビザGET。
個人的な都合で金曜・月曜に大使館に行けなかったので申請して12日間かかった。(土日を2回含む)けど、他の人のパターンも考えて通常だと7日間前後くらいで取れるよう。
例)金曜日申請→翌金曜日、月曜日申請→翌月曜日


一番情報があやふやだったトルクメビザ、無事取れて良かった♪(ただ申請する国によって取り方は微妙に違うようです。)
しかし銀行←→大使館。一体何度同じ道を往復しないといけないのか!;

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