エレバン近郊から行ける観光場所はリダの家にあった日本語情報ノートと、またまたお世話におみそれ夫婦のブログを参考にして行きました。
ちょっとブログさぼりすぎたので、はしょっていきま~す(゚∀゚)
はしょるって標準語・・・?
●エチミアジン大聖堂(世界遺産)
入場無料、博物館1,500ドラム
あらら、見事に修復中。
ただここへ来たそもそもの目的は「ノアの方舟の一部」と「ロンギヌスの槍の一部」がある博物館へ行くため。うわぁ~どっちも嘘くさぁ~い♪まぁ当然どちらも本物という科学的根拠は無いのだけど。
博物館は大聖堂の中にあるけれど、チケットは外に出た向かいの建物内のお土産屋さんで買う。私が行った時は閉まっていてしばらく待たされた。
ノアの方舟の一部・・・かもしれないもの。
ロンギヌスの槍の一部・・・かもしれないもの。
ノアの方舟についての説明は省きますが、「ロンギヌスの槍」というのは、キリストが十字架に磔にされた際に、「本当にちゃんと死んでいるの!?」と、ロンギヌス君がキリストの脇腹をぶっ刺した槍のこと。ATフィールドに刺すのでも月に刺すものでもありません。
【エチミアジン大聖堂への行き方】
①エレバン駅前から23番、75番マルシュでキリキアバスターミナルへ。約20~30分・100ドラム
※駅を背に、交差点左角から左へ行くマルシュ。本数多め。
②キリキアバスターミナルから203番マルシュ。終点では無いので運転手に「エチミアジン、チャーチ」と伝えておく。約30分・250ドラム。本数多め。
↓キリキアバスターミナル
●アルメニア虐殺博物館
入場無料
開館時間 11:00~16:00 月曜休み
この博物館はマルシュ終点駅から山道を歩いて20分くらい登ったところにあるのだけど、マルシュのおっちゃんが私一人乗せて博物館まで乗せて行ってくれた。暑かったのでラッキーと思うと同時に、これはチップを要求されると思ったら要求されたのはほっぺにチューだった。私なんぞのチューでいいのか・・・とも思ったが、一応断って運賃の倍払っておいた。まぁ倍といっても片道100ドラム=20円なので、40円だけどw
アルメニア人虐殺とは?(以下Wikiよりコピペ)
19世紀末から20世紀初頭に、オスマン帝国の少数民族であったアルメニア人の多くが、強制移住、虐殺などにより死亡した。この一連の事件は「アルメニア人ジェノサイド」と呼ばれ、21世紀に至る現代でも、オスマン帝国の主な継承国であるトルコ共和国を非難している。トルコ政府は、その計画性や組織性を認めていない。
第一次世界大戦の時、今から約100年前の出来事。
諸説あるものの、100~150万人のアルメニア人が殺されたらしい。
見晴らしのいい場所に献花台のようなモニュメントがある。
モニュメントに行く道ながら、何やら物悲しい音楽が流れていて演出され感がプンプン漂う。丸い献花台の中には中央で炎が燃え、その周りに円形でぐるっと花が添えられている。訪問者が置いたものではなく、明らかに係員が毎日備えているんだろうなぁという感じで花の種類ごとにきれいに並べられていた。
博物館の中には主に当時の白黒写真が展示されている。
多くの戦争博物館で見られる飢餓に苦しむ人々の写真の中、何となく印象に残ったこの写真。
英語の説明書きがあったけど、まぁ英語なので詳しく分からないけど、上がオスマン人、下が何らかの理由で逮捕されて連れてこられたアルメニア人の高官達。説明にはこの写真を撮った後、生きたまま火刑にされ殺された、とある。この写真は一体どういう状況、心境で誰が撮ったのだろう・・・。
この戦争についてかつて映画が作られたらしく、その一部を上映している部屋があった。英語のタイトルは「The Auction of Souls(魂の競売)」。本は日本語訳のも展示されてあって、ちょっと読みたいなぁと思った。もぅ販売はしてないだろうなー。
【アルメニア虐殺博物館への行き方】
①エレバン駅前から11番マルシュで終点の「DALMA MALL」まで。約30分・100ドラム
※駅を背に、交差点左角から左へ行くマルシュ。本数多め。
ダルマモールは大きいスーパーも入っている。フードコートは安くも高くもないがほぼハンバーガー等のファーストフード。そうめんにタイ風ソースをかけるというワケの分からない自称日本食屋がある。
②マルシュを降りた場所から進行方向にまっすぐ行くと「Museum」の看板がある。そこからずっと登って行く。曲がる場所には看板があるので迷うことはない。徒歩15~20分くらい。
●ゲガルト修道院(世界遺産)
入場無料
この修道院は先程のロンギヌスの槍が発見されたことにちなんで建てられたそう。
アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教とした国なので教会や修道院が非常に多く、観光=教会、といった感じ。
たまたまミサをやっていた。生歌のゴスペルが石造りの礼拝所に響き渡る。
正装した司祭様って初めて見たかも。映画に出てきそう。
入口横の岩にある穴。
石を投げて穴に入ると願い事が叶うらしく、観光客がこぞって石を投げている。私も挑戦するもののもちろん入らない。というか届きもしない。なぜ。
この次の場所、ガルニ神殿までは交通機関が無いため(運が良ければマルシュを拾える)、ヒッチハイクするしかない。とりあえず来た道を戻りながら「いい車」を狙ってヒッチハイクをする。停まったのは全面スモークガラスの黒塗りベンツだったため窓が開くまでドキドキしたけど、お父さん、おばあちゃん、娘さん3人家族が乗った車だった。ボロいベンツじゃなくちゃんとしたふかふか革張りシート・・・こんな田舎で人生で一番いい車に乗ったかもしれない。
●ガルニ神殿
入場料1,200ドラム
「入場料とる割にしょぼい」と名高い場所だったため、入るのを迷ったけど結局入った。お金をとると言っても1,200ドラム。約240円なので全然高くない。が、宿代が1,500ドラム(約300円)と思うと高く感じるから不思議。
神殿自体も西回りで来た私にとっては新鮮だからそれほどしょぼいとも感じない。これが入場料800円とかなら損した気分になったかもしれないけど。
景色もいい。
FFに出てきそう・・・名前は「ガルニャート大地」と名付けよう。
たまたま花嫁さん!
お美しい・・・(ノ´∀`*)
そうそう、アルメニアは美人さんが多いことでも有名なのです。アップで撮らせてもらったら良かったなぁー。
実際町を歩いてて「え?それつけまじゃないよね?」というまつ毛バッサバサの女性とか、鼻が高くスラッとした女性とか見かけるけど、全体的に化粧濃い目だなぁとちょっと思う。私の好みは「美人」よりも「かわいい系」なので。
ガルニ神殿から次の場所へは徒歩で。
●ストーンシンフォニー
ここへ行くにはまずインフォメーションセンターで地図をもらう。
インフォメーションセンターはガルニ神殿から元来た道を戻ると右手にインフォメーションセンターの看板がある。看板がある交差点を右に曲がった突き当りがインフォ。
地図をもらったけど、道ながらちゃんと看板があった。アルメニア語で読めないけど、この赤と茶色の看板のある方へ進む。分かれ道には必ずこの看板がある。
インフォから徒歩20分くらいで到着。
左下にちっちゃく写ってる人と比較すると結構な規模。
こういう何だかよく分からない岩壁がずっと先まで続く。
岩のアップ。六角形になっている。
どういう風にこの岩が形成されたのか。それは私にも分かりません!
絶妙になめらかな曲線で下に落ちてきているような岩もあり、かの有名ブロガーが「ところてんのような」と表現したのに納得w
地図によるとこの道はまっすぐ行ってどこかを曲がるとガルニ神殿の方へ抜けられるのだけど、スマホ無しの私は全く自信が無かったためしぶしぶ元来た道を戻った。
【ゲガルト修道院とガルニ神殿・ストーンシンフォニーへの行き方】
①エレバン駅前から73番、9番マルシュでベンツディーラーまで。約20分、100ドラム。(乗り場は同じく駅を背に、交差点左角。左へ行くマルシュ。)
マルシュの右手に乗っていると右側に騎馬像が見える。そのあとすぐベンツディーラー。
②ベンツディーラー横の道に入って右手側に小さいマルシュ乗り場。
266番マルシュでゲガルト修道院まで。約1時間、500ドラム。
※本来の終点は「ゴクト」という町らしいけど、ゲガルト修道院まで行く人がいればそこまで乗せて行ってくれるよう。とにかく運転手と周りに「ゲガルト」とアピールしておいた方がいい。
●ゲガルト修道院からガルニ神殿:ヒッチハイク
●ストーンシンフォニー:ガルニ神殿近くのインフォメーションセンターに地図。インフォから徒歩約20分。途中に看板あり。
●帰り:看板のある交差点からエレバン行のマルシュに乗る。本数は多くないけど夕方遅くならない限りありそう。
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