入国初日、しかも午前中の内に既にかなり嫌な気分になってしまった北キプロス・トルコ共和国。
ただね。町は嫌いじゃない。
北キプロスの首都・ギルネの街並みと猫さん
私が宿をとった所は「ギルネ(キレニア)」というかつて商業港として栄えた港町。
港湾に沿ってオシャレなカフェやホテルが並び、町の中心に向かって入り組んだ路地にあるホテルや家は白い壁や石造りの壁で結構いい雰囲気。
そして港町といえば。
猫さんがいるのは必然ッッッ!!!
おしりはいやん。
カメラ好きな人も観光するのに時間がかかると思うけど、猫好きってその倍くらいかかる気がする。
なぜなら「写真を撮る→猫と戯れる→写真を撮って去ろうとする→名残惜しくてまた戯れてしまう」というエンドレスワルツ。
まだつれない猫さんなら去りやすいのだけど、嬉しいことに懐っこい猫さんだともぅ完全にタイミングを見失う。
たまに同じような猫好きさんが通りかかってようやく「あ、次はこの人になでてもらえるね」とその場を離れることができるのである。
キプロスの猫さん達は懐っこいコが多かったので、困るぅ~(*´∀`*)
↓目つきは悪いけどこのコも懐っこい。
のび~ん。
あらアナタ、舌をしまい忘れてますわよ(*´∀`*)
北キプロス・ギルネのおすすめロカンタ(食堂)
しかしギルネはリゾート地というだけあって物価が高く、レストラン選びに非常に困った。
ケバブ系は安いけど、もうケバブにはうんざりしている私。若干食堂難民になりつつ、ようやくカバブ以外の安めのものがあるロカンタ(食堂)を発見。
●TADIM RESTAURANT
メネメン 10リラ(約350円)
※バケット食べ放題、チャイ1杯付き
イランでも食べて「ウマい!」ってなったトマトと卵の半熟スクランブルエッグ「メネメン」。
チーズ入りもあり。
大した味付けもしていなさそうなんだけど肉(ケバブ)に飽き飽きしている人間にはかなり新鮮。塩コショウで自分で味を調整できるし、ケチャップをかけるのもあり。
しかもここのロカンタのお兄さんの接客がフレンドリーでありながらも丁寧で、入国早々すさんだ心も、猫とこのお兄さんによってかなり癒やされた。
TADIM RESTAURANTへの行き方
↓外観
場所は記事最期の地図参照。
北(海方面)へ行き、↓ここを右に入ったところにある。
美しい大聖堂が残る町「ガズィマウサ(ファマグスタ)」観光
さらっとギルネを歩いた後、この日はバスで1時間の場所にある「ガズィマウサ」という町へ。
これはトルコ語で、英語では「ファマグスタ」というらしい。更にギリシャ語では・・・↓
トルコ語:ガズィマウサ・ガージマーウサ(Gazimağusa)
英語:FAMAGUSTA(ファマグスタ)
ギリシャ語:Αμμόχωστος(アモホストス)
んでもって、地元では略して「マゴサ(MAGOSA)」と呼ばれている。
ややこしい!
城塞の中に宮殿跡や教会がある、ここもまた港町。
城壁に入ってすぐ左手にあるインフォメンションセンターで地図がもらえる。
早々猫さんに足止めされる。
いっぱい!!
しかもちゃんとキャットフードを与えられている。
アジア圏の猫は基本的に残飯を与えられていたけれど、トルコあたりからキャットフードを食べてる野良猫さんを見かけるようになった。
さすがイスラム圏、と思ったけどそういや同じイスラム圏であるイランではそんなに猫見なかったな~。海沿いに行ってないからかな。
城壁内の町は観光地化されているものの、ギルネより小さく人も少ない。静かでこれはこれでいい。
そんな所に隠れても見つけますよ~(゚∀゚)
お土産屋さんにあったトートバッグ。
ちょっと買おうか10秒だけ悩んでやめたw
ようやく観光場所に到着。
聖ペテロ&パウロ大聖堂
中には入れなかったけど、入り口の細かいレリーフが繊細できれいだった。
旧ニコラオス大聖堂(St. Nicolas Cathedral)
旧ニコラオス大聖堂は、ガズィマウサでマストな観光ポイント。
14世紀に建造されたゴシック様式の大聖堂。思っていた以上に大きく、レリーフも美しい。
1571年、オスマン朝の手に落ちた後はイスラム教の礼拝堂として改装された。
ので、外観は完全にキリスト教会だけど、中は何も無いモスクそのもの。
聖フランシス教会(St. Francis Church)
こういう感じのかなり朽ち果てた教会が沢山ある。これはこれでいい。
白い町並み
高台から。
こう見るとさっきの大聖堂(モスク)、やっぱり大きいな~。
シェイクスピアの戯曲・オセロの舞台となった「オセロ塔」
入場料:9リラ
シェイクスピアの戯曲「オセロ」の舞台となった場所として有名。・・・と言われても内容知らん。
~「オセロ」内容~
軍人である「オセロ」が妻の貞操を疑って殺してしまう。その後真実を知ったオセロは自殺してしまう、という話らしい。
(Wikiより)
本当にこんな数行で解説してしまっていい内容なんだろうか。一度オペラとかで見てみたいな~。
門の上のライオンのレリーフ。
特に何も無い。
中は展示室になっている。
ん?門の上にあったレリーフと同じ?
オセロ塔をあとに再び町をぶらぶら。
聖ジョージ教会(Latins)
聖ジョージ教会(Greeks)
朽ち果て具合がいいなぁー。
ギルネに帰るバスは3時間後のを予約していたけど、時間的にはまぁまぁ充分だったかな。城壁内の半分くらいしか見てないけど;猫さんのせい~。
ギルネからガズィマウサ(ファマグスタ)への行き方
バス 約1時間 10リラ
※バスは多いと聞いていたけれど予約制ですぐの便は満席だった。オフシーズンだから便数が少ないのかもだけど、事前に予約した方がいい。
ガズィマウサに着いたら同じバス会社で帰りの便も予約。
私は滞在時間3時間後にしたけど、食事をしたりカフェでまったりしたい人は4時間後くらいでもいいかも。ガズィマウサには宿もある。
ギルネからのバス乗り場は、下地図の噴水・ロータリーの西側。そこにあるバス会社でチケットを予約。
コメント