フリーメイソンだらけの町?(ヴェリコ・タルノヴォ)

ヴェリコ・タルノヴォはブルガリアで最も古い町。昔の首都、、、と言っても首都だった期間は1年くらいだったみたいだけど。ちなみに大相撲の力士、琴欧洲の出身地らしい。。。
次の目的地である現在のブルガリアの首都「ソフィア」まではバスで4時間程度で行けるということで朝から昼くらいまでこの町をぶらぶらと観光することに。
泊まった宿自体古い民家を改装したような歴史ある建物だった。
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宿の猫さん。
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いつも階段の一番下でちょこんと座っている。目つきは悪いけどすごく懐っこくてかわいい(*´ω`*)
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どうやらこの町も猫さんが多いようだ。
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港がある町やイスラム圏は猫が多いの分かるけど、どちらでも無い所で猫が多い町ってなぜなんだろう・・・。(※ブルガリアは国民の約8割以上がキリスト教から派生したブルガリア正教。)
「ニャー・・・ニャー・・・」という声を探し歩くと屋根の上で2匹の猫さんが戦っていた。
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右側の方が優勢のよう。
小さなお店の壁に描かれた猫の絵が可愛かった。
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↓共産党チックな絵もいくつかあったけど何の絵か分からず。
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生神女誕生大聖堂
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教会=三角屋根なイメージだったけど、ブルガリアではこういった丸いドーム屋根を見ることが多かった。「◯◯正教会」はこういう形なのかなぁ?
何かこういう面白いイラストも町中に沢山あった。
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なかなかオシャレなアート。
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この町には石畳が続く旧市街がある。道を挟んだ左右にはお土産屋さんやレストランがあるけれど、シーズンオフ×朝早いせいでほとんどのお店が閉まっていてすごく静か。
歩いているのは私と猫さんぐらいである。
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猫だまり発見!残飯ではなくちゃんとキャットフードが与えられているのがう~ん、ヨーロッパ!
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実家の黒猫に似た黒猫さん。というか、黒猫って大体似てるw
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銅像の前の箒はたまたま清掃員の人が置いたんだけど、これ自体一瞬アートの一部かと思ってしまうくらい何だか妙に馴染んでいる。
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昔ながらの食器屋さん?のようなお店を覗いてみたら
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古い工具が置かれ、おじいちゃんが窓から外でやっている工事を眺めていた。
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「すみませーん。」
「・・・すみませーん!!」
写真を撮っていいか声をかけたのだけど、おじいちゃんは外の工事を見るのに夢中で全く気づいてくれなかったので、1枚撮ってその場を後にした。何だか平和だなぁ。
観光列車風の観光バスも暇そう。
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時間もあったので、お城跡にも。頂上にあるのは教会。
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ツァレヴェツ(要塞、砦):入場料6レヴァ
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お城自体は跡地しか残っていない。
教会内部は真っ暗で、目が慣れるまで少し待った。壁には聖画が・・・と思ったけどよく見ると何だか様子が違う。よく見る聖画のような暖かさや丸みが無く、全体的に暗い色調で「前衛的」と呼ばれるようなカクカクしたディテールでロープで縛られた人等が描かれている。聖人や聖書の一部、という雰囲気の絵でもなかったため、後で調べるとかつてのブルガリア王国の盛衰を表しているらしい。
高台からの眺め。
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タルノヴォの町は川を挟んだ反対側に丘のようになった土地があるちょっと変わった地形。
↓遠くから見る城壁と教会。残念ながら天気悪し;
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というか、私がこの町を歩いていて一番気になっていたのはこれ↓。
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見た瞬間びびった。
えっ・・・?
これ、完全にフリーメイソンのマークやんな!?Σ(゚д゚;)
実際のフリーメイソンのマーク↓


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※フリーメイソン・・・謎の多い友愛結社。活動内容は完全非公開で、会員に大統領や大富豪、各界著名人などがいることからよく「秘密結社」と表現され、世界を動かしているのはフリーメイソンだと言われることも。信じるか信じないかは・・・あなた次第です!
このフリーメイソン的ステッカーが貼ってあったのは普通のレストラン。
えっ!?何ここに住んでいる人フリーメイソンの会員!?てか、こんな大っぴらにステッカーなんて貼っちゃって大丈夫なの?・・・と思ったのも束の間。
他の普通の商店のような店にも。
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このレストランにも。
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この店(ホテル?)の上にも。
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更には観光客も来る古い教会の・・・
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扉にも。
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何この町・・・フリーメイソンだらけやん!(;´Д`)
近くにいた人にこれ何?と聞いても返ってくるのがブルガリア語だったので、気になりすぎた私は撮った写真を宿の人に見せて聞くと。
宿の人「あぁ!これはセキュリティーのためよ!」
「(フリーメイソンが)セキュリティー?」


宿の人「セキュリティーカメラがありますよ、っていう意味よ」
・・・なんや!そういうことだったのか!
でもさ、、、
このステッカー作った会社、絶対意図的にパクってるよなぁ。。。
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まぁある意味「セ◯ム」よりも防犯効果ありそう。
逆に欲しいわこのステッカー。

ガブロヴォからヴェリコ・タルノヴォへの行き方

①ガブロヴォ 15:00発~ヴェリコ・タルノヴォ 15:50着
バス 約50分 6レヴァ
②市内~旧市街
市バス 0.7レヴァ
バスターミナルまで行かず市内で途中下車。「マイカ・バルガリャ(母広場)」近くから市バス20番or50番で旧市街(宿近く)まで。
↓マイカ・バルガリャ(母広場)にある銅像
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ヴェリコ・タルノヴォの安宿



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「HOSTEL MOSTEL」
ドミ:20レフ(朝食・夕食付)
WIFI:あり(部屋は遅い)
設備:ホットシャワー、セキュリティーBOX、ねこ在住
宿泊日:2016.10.13~1泊
※部屋は狭い。夕食はスープとパン、と簡単なものだけどフリービール付。が、早く行かないとなくなる。WIFIは部屋ではほぼ使えず、屋内共同スペースも座れる場所が限られているのでなかなか難しい。旧共産党ホールへ行く「UFOツアー」は4人以上で敢行。行きたい人は受付前の紙に名前を記入するシステム。人気の宿なので、オフシーズンでも普通に人は集まっていた。
行き方:市バスでお城前広場周辺下車。そこから坂を直線上に下って徒歩5分(階段がある)。最後はここの分かれ道↓を左側に下る。
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