ついにカウチサーフィン。アンドラ公国「Canillo カニーリョ」

アンドラの首都「アンドラ・ラ・ベリャ」からバスで「カニーリョ」という町へ。そもそも私はこのカニーリョに来たかったのだけど、アンドラ公国に入る直前までここへの行き方の情報を全く得られなかった。首都からは車で20分前後の距離ながら、公共交通機関があるのかも謎だったのでヒッチハイクの懸念をしていたものの、実際来てみると何てことない。アンドラ公国は国あげてのスキーリゾート地。フランス、スペインから今の時期来る観光客は100%スキー目的。「GRANDVALIRA」という名の巨大なゲレンデがあって、そこへはカニーリョからアクセス出来るため、首都からカニーリョ行きのバスは20分に1本の間隔で頻発していた。
しかしカニーリョにはハイシーズンの今の時期、安宿は無い。
ネット上で調べて安くて60ユーロ。
首都からそんなにバスが頻発していると知っていれば日帰りで行く予定を立てれたものの、なにぶん私はそれを入国直前まで知らなかったもので。
・・・と、なぜ入国してからではなく、入国「直前」に知ることが出来たのかというと。
カウチサーフィンを使ったから。
はい、ついにカウチサーフィンに手を出しました(;´∀`)
現地の人と直接連絡を取れるので、入国前に知るとこができたのです。
※カウチサーフィン=登録すれば無料で旅行者を自分の家に泊めたり、泊まったりできるインターネット上のサイト。カウチ=ソファー。基本的には国際交流を第一としている。
https://www.couchsurfing.com/
詳しく説明すると長くなるので、気になる人は調べて下さい。
まぁ「手を出した」という書き方はカウチサーフィン好きの人からすればよくないかもしれないけど、やっぱり女一人というのは勇気がいるもので。カウチサーフィンの存在は初海外に出てからずっと知っていたものの、男性がらみのトラブルは非常に聞くので今までずっと懸念して使わずだったんですよね。
で、実はここが初めてではなく既にここへ入る前のフランスの「トゥールーズ」でカウチデビューしてました。
↓初めてのホスト。
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フランスなのに何人?w 2人ともどこを見ているのか。
あ、ちなみに家に泊める側を「ホスト」、泊めてもらう側を「サーファー」と言います。
男性だけど、泊まる前のやり取りで私の他にも女性が泊まっているということが分かっていたのでまぁ安心かなと。部屋も別の個室。(でも一応逃げ場となるゲストハウスの場所はチェックしておいた)彼はフレンドリーながらもいい意味で「放置してくれる」ホストだったし、一緒に泊まっていたフランス人女性もいい人だったのですごく快適に過ごせた。
そしてアンドラ公国でも運良く見つけたカニーリョのホストMさん。↓
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・・・。
えっと。
たまたま私が行った翌日に彼の職場(スキー場)仲間とのバーベキューパーティーがありまして。何か佳境になったらみんな炭で顔にペイントし始めたんですよね。
犬も。
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バーベキューをやってる場所はここ。
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ゴンドラに乗ってゲレンデの山頂に行き、どこでするのかと思えばゴンドラのすぐそば。日本やったら絶対クビやん(゚∀゚;)
「ノルマは1人1kgだぞっ!」と焼きだす肉奉行。
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焼き方も豪快。
トングとか使わず、手で「あちっあちっ」と言いながら裏返す。肉は焼いた後に切る。
しかし炭火でじっくり焼くため、むちゃくちゃ時間がかかっていた。(その間みんなポテトチップスやパンやら食べる)
パンの焼き方も豪快。網を使わず直火。
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あぁっ!!!
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いや、そりゃそうなるやろ。
アンドラ公国には隣国からの移住者が多いため「アンドラ生まれ」という人はなかなかいない。主にカタルーニャ語(スペイン北部カタルーニャ州の言語)が使われているため、私が話した人もみんなスペイン人だった。しかしスペイン人=陽気、なイメージがあったものの意外とみんな人見知り笑。でも飲みだすとどうでもよくなるのか気さくに話しかけてくれた。リゾート地で働いているからか、英語が話せる人も多い。
大の大人が沢山こんなにはしゃいでいるのあんま見ないなぁ~。
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Mさんの友達が私に聞く。
「日本で犬の肉って食べるの?」
「いや、食べないよ;」
「あなた、今食べてるの犬の肉よ!」
「えぇっ!!Σ(゚д゚;)」
「手前のが牛肉であの大きな方の肉は犬の肉よ」
「うそでしょ?」
「本当よ!」
そう言い残して女性は去って行った・・・。
ヨーロッパでも犬の肉って食べるのか。というか、ここにいる犬にも肉めっちゃ食べさせてるけど、ちゃんと牛肉の方をあげてるんだろうか。。。焼けた肉は肉奉行がどんどん切ってパッドにどんどん積み上げているので、どれが牛でどれが犬なのか私には判断不可能。完全に食べた後だけど、さすがにかわいい犬を目の前にして一気に手が止まってしまいMさんに助けを求める。
「Mさん、私どれが犬の肉か区別つかないけどあなたは分かる?」
「あぁ、気にしないでいいよ。あれは嘘だから!」
・・・(;゚_ゝ゚)
なにそれ。
嘘なら嘘でちゃんと最後に訂正して行ってよ!;
まぁ信じる私も私か;「意外と犬の肉って牛肉寄りなのか~」なんて普通に考えてたよ。
ゲレンデからの夕陽。
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食べて飲んで当然帰る頃には真っ暗なんだけど、ゴンドラで降りるものと思っていたらまさかの歩きΣ(´∀`;) 普通のスニーカーでひぃひぃ言いながら帰ったけど、久々にきれいな星と月を見ながら雪山を歩けたのでなかなか良かった。
計3日間泊めてもらったけど、彼はその間仕事だったので私は結構自由にトレッキングにスノボに楽しむことができた。
カニーリョのイフォメーションセンター。
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営業時間(冬期)
月~土 9:00~13:00、15:00~19:00
日 8:00~16:00
行きたい場所への地図を貰ったけどざっくばらんで結局MAPS.ME(地図アプリ)に頼ることに。というか、辺鄙な場所に強いMAPS.ME、こんな所のトレッキングルートまで出るなんて凄いな。(Googlemapには無い)
山の上にある「Mirador Roc de Quer」という場所を目指す。
インフォを過ぎてガソリンスタンドを右に。ちゃんと案内看板がある。
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私はここを曲がってすぐ右に曲がって教会前を通って行った。
「Sant Serni」
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教会の中は特に特別なものは無かったけれど2階部分に残った壁画が良かった。
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水飲み場。
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幹線道路からトレッキングコースに入り、例によって黄色い目印を頼りに進む。
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雪の残る山脈。
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到着。徒歩1時間くらいだったけどずっと登りなので結構しんどい。
「Mirador Roc de Quer」
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更にここを進むと。
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これが私の見たかった景色。
逆光で今イチだけど眼下に畑が広がる。ただここはやっぱり夏に来るべきだなぁ~と思った。むしろ雪がもっと積もってれば良かったかもしれないけど、それはそれで登山道が閉ざされる。車でも行けるから一般道はどうなのか分からない。
夏の景色↓
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写真:flicker
町(村?)から片道1時間、帰りは30分くらいだったかな?アンドラから日帰りも十分可能だけど、夏はカニーリョのホテルもぐっと値下げされるらしい。ただ夏のカニーリョはトレッキング以外ほぼ見所は無いけど。
一人で来ても大丈夫。彼がいるから?
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下山してからこの見晴台が下からも見えたことに気付く。
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↑山頂のちょろっと出てるところ。
そして何年ぶりかのスノボ。
「GRANDVALIRA」


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ボード&ブーツのレンタルは22ユーロ(約2,700円)、、、はまだいいとして。
リフト1日券が何と47ユーロ!(約5,700円)
瑞穂より高い・・・。
が、彼が働いているお陰で安くチケットを買うことができた♪
まぁ宿代が浮いてるからどの道スノボはやる予定だったけど。カウチのいいところは国際交流だけじゃなくて金銭面に余裕ができて観光費に回してもいいかな~と思えるところ。私の場合は。
ゴンドラからの景色。
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久々のゲレンデ~♪
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何か変なんおる。
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多分ここは日本と同じくらいの気温でもぅ暖かい。
日本でやる春スキーと同じで雪もシャバ重いけど、ガリガリやアイスバーンは無い。何でだろう・・・?
ちなみにウェアを持っていない私はジーパンにダウンという思いっきり「町から間違ってゲレンデに入り込んでしまった人」のような格好で滑っている。暖かいからトレーナーの人とかいるかと思ったけど、思えばスキーヤーでトレーナーで滑っている人っていないか。
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コースはもぅ全部「どーっん!!」って感じで広いし、コース外との境があんまりハッキリしていなく、もっとハイシーズンだったらさぞかし楽しいだろうなぁという雰囲気。(コース外に行っても雪が木よりも高いので視界が広く迷うことは無い。特に行ってはいけないという警告もなくみんな滑っている)
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スキーヤーがほとんどでボーダーは1割いないくらい。外国人って左利きも多いってどこかで聞いたけど、ボーダーを見てると本当に半々くらいだった。音楽が無いのがちょっと寂しいかな?
とりあえず一番奥地の山頂を目指して滑って行ったんだけど、途中にあったコレ↓
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めっちゃ怖かった( ;д;)
上から吊り下がっている棒を引っ張るとびよーんと伸び、それを股に挟んで登って行くリフト。
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これは到着してから撮ったものだけど、ここはかなり傾斜があった。スキーヤーは楽々だけど、ボードの私はワンフットなため途中で転んだらどうしようとヒヤヒヤもんだった。(もし下手に転んだら真っ逆さまに転がり落ちるくらいの斜度)
でも2回目(コース選択を間違えて)乗った時は楽しかったので、まぁ慣れるものなのかな。
山頂到着。
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ほぼ岩山というのが日本ではあまり見ない感じかな。
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ゲレンデの食堂前にて。
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流れている音楽にノって突然踊り出す人々。
ちなみにこの人達、全員同じグループではなくどんどん増えてこうなったのだから凄い笑。いきなり知らない人と踊り出すって。海外のこういうところ結構好き。まぁうちはよっぽどテンション上がってないと便乗せんけど(゚∀゚)
初日にMさんがスペイン風オムレツを作ってくれたので、最終日は鶏の照り焼きを作ったのだけど、あまり好みじゃなかったのか今イチ反応が薄かった(;´∀`) まぁうち料理うまいほうじゃないしね;
とにかくカウチサーフィンって泊める側には何のメリットも無いのに凄いよなぁー・・・その分「何かで返さないと」っていう強制観念が出て嫌かもと思っていたけど、実際泊まってみるとそれが「何かで返したい」になるから不思議。
一番初めにトゥールーズで泊めてくれたホストは1日に何人もの人を受け入れていた。彼自身よく喋るバイタリティーある人柄で「みんなからエネルギーを貰ってるんだ!」と言ってたけど、ほんと凄い。
カニーリョを後に、更に奥地「ソルデウ」へと移動。

アンドラ・ラ・ベリャからカニーリョ(Canillo)への行き方

バス 約30分前後(時間帯による) 1.8ユーロ
アンドラの観光案内所近くか、旧市街の教会近くの乗り場からL3又はL4の表記のあるバスに乗る。約20分間隔。アンドラのインフォでバス停の場所が書かれた地図とルートMAPを貰っておけば便利。料金は運転手に支払う。
町の中心の停留所は「111 Palau de Gel」かインフォのある「115 El Moli」辺り。
↓カニーリョの町の中心にある「Palan de Gel」。
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GPSが使えなかったり今イチ降り場が分からなければ運転手さんにここで降りたいと伝えればOK。進行方向左手にある。中はスケートリンクがあり、WIFIも使える。
●カニーリョの町
首都よりかなり小さいものの、ホテル、スーパーマーケット、ATM、レストラン、バー等あり生活には困らない。レストランは高いけれど、スーパーは首都よりちょっと高いかな?くらい。観光案内所に郵便局も併設されている。
●スキーリゾート「GRANDVALIRA ANDORRA」
https://www.grandvalira.com/en

バスも朝早くから夜まであるし、カニーリョに泊まらなくてもアンドラ・ラ・ベリャから十分日帰りで行ける。その際はカニーリョより手前の町(ENCAMP?)で降りてそこからゴンドラに乗って行けると思うけどインフォにて要確認。
ゲレンデはかなり広く、バスで以下の町で下車すればそこからゴンドラで行ける。
・ENCAMP
・CANILLO
・EL TARTER
・SOLDEU
・PAS DE LA CASA(バスL4のみ)
「SOLDEU」まではL3又はL4バスで行ける。(料金はゾーンによって変わる)
※アンドラ・ラ・ベリャからSOLDEU(ソルデウ)まではバスで45分前後(時間帯による)、3.3ユーロ。「171 Soldeu」で下車すれば町の中心、インフォ前。
ゲレ食はやはり高い。ハンバーガーセットで11ユーロ前後。というかほぼハンバーガーしか無い泣。私はポケットに自分で作ったサンドイッチを忍ばせて行った。ロッカーは一応あったけど何度も開けられるのかは未確認。結構小さいリュックを背負って滑っている人も多い。
レストハウスにWIFIあり。リフト券に印字されたPINコードを入力。が、繋がらないこともあるのであまり期待は出来ない。
【リフト券料金(2017年3月)】
1日券 47ユーロ
午後券(13時以降)36ユーロ
午前券(9時~12時)24.5ユーロ
【スノーボード&ブーツレンタル料】
1日 22ユーロ(CANILLO)
SOLDEUでは23ユーロだった。
※リフト券、レンタル料共に2日、3日と料金が変わってくるので詳しくはHPにてチェック。ちなみに裏ワザとして平日午後くらいに駐車場に行くと帰る人からリフト券を譲ってもらうことも可能。(何日券かを買って最終日は昼までという人がたまにいる)もちろん毎回そういった人が確実にいるとは限らない。こういうこと日本でもあるけど海外でもあるんや。
わざわざこんな所行く人いないだろうに・・・誰得情報。もしうっかり冬のヨーロッパに来てしまった方はいかがでしょうか(´∀`)


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