岩と共存する村「モンサント(Monsanto)」

モンサント村

村に行きたい!

ちょこちょこ現れる「田舎へ引っ込みたい病」が再発したので、リスボンからスペイン方向へ逆戻りして「モンサント」という村へ。この村はかつて「最もポルトガルらしい村」に選ばれたとか。

事前にリスボンの観光案内所で行き方を聞くと、行きのバスの時間は教えてくれたものの、「帰りのバスは無いわ」と一言。いや、無いはず無いやろ!(;´∀`) 翌日は?と聞いても「無い」と。どうやらネット上でそのルートが出てこないそう。結局宿に戻って自分でネットで調べたら普通にあった。
まぁどの道私はリスボンへは戻らず、そのまま南下して村ホッピング?をしながらスペインに戻る予定。

 
いざモンサントへ。
バスの乗り換えは1回と聞いたのに結局2回乗り換え、オリーブの木にレモンやオレンジの木、ヒツジやヤギなど非常にのどかな景色を眺めつつ、約4時間半かかってモンサント村に到着。(バスの時刻表は記事最後参照)

しかし私はモンサントでの宿を予約していなかった。ネットで予約できる宿は40ユーロ(約4800円)以上と高かったので、民泊でも出来ないかなぁ~と思っていたのだけど、到着時にまさかのザァザァ降りの雨で、客引きもいなければ人もいない。
とりあえず宿は数軒しか無いので、ネットで見た一番安い宿に行ってみようと雨の中歩き出すと、同じバスに乗っていたおばちゃんが何やらポルトガル語で話しかけてきた。これは民泊の客引きか!?ラッキー!と思って付いて行くと、結局ネットで見た一番安いホテルのオーナーだった。なんじゃそりゃw
まぁ雨だし宿探しも面倒だったので結局そこで泊まることに。ネットで予約するより数ユーロ安く泊まれたからヨシとしよう。

↓本日の宿「カーサ ド シャファリス(Casa do Chafariz)」

P3277216.jpg

扉にある青い小さな看板が目印。

部屋はツインベッドルームで一人では持て余すほど無駄に広く、、、部屋の角に岩が食い込んでいるw

P3277098.jpg

宿に着くまでおばちゃんのカサに入れてもらっていたので町並みを見ていないのだけど、

そう、この村は岩だらけで有名な村。

岩の間に家を建てたりしているので、、、まさかのバスルーム!

P3277097.jpg

右側に浴槽付きのシャワーがあるのだけど、部屋の半分が岩www
こんな宿と全く知らずに来たのでかなりびびった。
たまたまもぅ一つの部屋に日本人男性が泊まっていたので、そちらも見せてもらうと部屋に同じように岩が。でもこっちの方がゴツかったな;男性曰くこの村はこういう岩が食い込んだ宿をウリにしているホテルが多いとのこと。こういう所は大体民家を改装しているのだと思う。

宿にはちょっとしたテラスもあってそこから少し町並みが眺められる。

P3277102.jpg

 
少し部屋で落ち着いて外に出ると雨が上がっていたので早速村歩き。
インフォメーションセンターが閉まっていたので適当に歩くと、ちゃんと観光スポットへの案内板が出ていた。

おぉ~岩の上に家がっ。よく造ったなぁ~。

P3277100.jpg

 
「GURTA」

P3277109.jpg

英語で「シェルター」とい説明書きがあったけど何のシェルターだったのか。

P3277107.jpg

この向かいに公衆トイレがあり、そこからの眺めがいい。(天気は今イチだけど)

P3277114.jpg

この村は山の斜面にへばりつくようにしてある。

この家凄いな・・・。押しつぶされないんだろうか;

P3277118.jpg

 
山頂にお城があるらしいので登ってみることに。

P3277136.jpg

看板とMAPS.MEのトレッキングルートに従って行ったら険しい方の道(西回り)で、ごつごつした岩山をこわごわ歩きながら何とか山頂へ。

P3277145.jpg

お城は完全に「城跡」で、ほとんど何も無い。19世紀にお城の火薬庫が爆発して吹っ飛んだらしい;
晴れていれば景色はいいと思う。(但し町並みの眺めはあまり見えない)でも岩を利用して建てた城というのも珍しいなぁ。

 
下山して再び村歩き。小さな村だけど、教会がいくつかあり、教会じゃない普通の通りでも石でできた十字架を沢山見かけた。

P3277156.jpg

 
P3277169.jpg

今まで行った「岩のある村」はインドのハンピ、イランの、トルコのカッパドキアなど、どこもそれぞれ違って良かったけれど、モンサントがそれらと全く違うのは乾燥地帯ではないということ。見ての通り、岩は全て苔むしていて、村全体「しっとり」している。季節的なものなのかな?

P3277122.jpg

ラピュタっぽくて何かいいなぁ。

P3277158.jpg

 
石造りの町並みもいい雰囲気。

P3277179.jpg 

 
教会の塔のてっぺんにある銀の鶏は「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれた受賞記念品。

P3277180.jpg

 
この家もすごい。

P3277201.jpg

 
P3277205.jpg

 
P3277158.jpg

 
岩の上カフェ。

P3277206.jpg

この下が岩になっていて、他より場所が高いので景色もいい。

特等席おっちゃんに取られた。

P3277211.jpg

ちょっとだけ村の外も歩いたけど、ヤギ達に不審な目で見られるので退散。

「アンタ誰?この辺の者じゃないよね?」と言われてるかのよう;

P3277173.jpg

 
夕暮れ時。

P3277228.jpg

山頂からの夕陽もいいだろうけど、曇っていたので結局登らず。

 
夜景。

P3277234.jpg

三脚無いと厳しい;

P3277248.jpg

 
P3277250.jpg

 
P3277249.jpg

バスの本数が少ないため、リスボンからの日帰りは無理なのでここに来る人は1泊することになるので、夜ぜひ散策してほしい♪治安は村なので問題なしw観光客以外歩いている人はいないと思う。というか、開いている店も無いし人がいなくて逆にちょっと怖い;

さて、夜の散策も終わり後は宿に戻って寝るだけなんだけど、本日は久々の個室!!ヨーロッパでは特に辺鄙な場所にも行っていなく、ずっとドミ(シェアルーム)が続いていたのでテンション上がる~ヽ(*´∀`*)ノ

ふふふ・・・何をしてやろう・・・イヤホン無しでアニメを朝まで見続けるか、人の目を気にせず筋トレもできる!まぁせんけど。

しかし私がやるとこは只一つ。

さ、白髪染めでもするか、、、。

34歳の悲しい現実。

しかもシャワーのお湯が途中で冷水になるという悲しい現実。
・・・染めているので流さないわけにはいかない。うぅ、、、色々ツラいわ!!!

 
翌朝、町に下山する午前中のバスは朝7:10の1本しかないというので、まだ暗い中宿を出てバス停に向かう。キンと冷えた空気に街灯の暖かい灯りが霧にぼやけて幻想的だった。ただバス停で待っているのは私一人だったため、本当にここにバスが来るのかとかなり不安だったけれど。

無事バスに乗り、次の町へ行く乗り換え地点の町「カステロ・ブランコ」 に到着。次のバスまで5時間もあるのでクロークに荷物を預けて町を散策。しかし荷物預かりが1個につき50セント(約60円)て!安すぎて驚いた。どんだけ需要無いんw(近隣国の駅のロッカー等は3~5ユーロと日本よりもちょっと高いくらいの値段)

 
とりあえず駅近くのカフェで朝食。

P3287262.jpg

手前のはリスボンでも食べまくったポルトガル名物「ナタ(エッグタルト)」。奥のは見た目が可愛くて買ってみたチキンパイだけど中身はすかすかでがっかり;あまり外国人が来ないのか、マスターが英語で料金を言うと常連さんっぽいお客さんに「英語使ってる~」的にちゃかされていた笑。

教会前のモザイク柄の歩道。

P3287263.jpg

ポルトガルでは普通の歩道でも、こういう削った石で柄を描いた道路をたくさん見かける。いろんなデザインがあってかわいい。

たまたま観光案内所を発見。

P3287270_2017040705471629a.jpg

階段脇には動物の絵が入ったかわいいアズレージョが。

P3287268.jpg

中に入り観光スポットを聞き地図を貰うも、まぁ地図はあってもなくてもいいようなものだった。

案内所の人に教えてもらったWIFIがある広場↓

P3287271_20170407054723267.jpg

こういう広場って噴水や銅像の1つでもあるのが普通だけど、なぁ~んにも無い。ただカフェが数軒とWIFIがあるのみ。人も少ないしベンチも無いし、一体何のための広場なんだろう・・・。

誰もいない教会。

P3287274_20170407054702698.jpg

天井の柄がちょっと珍しい。

 
誰もいない道路。

P3287278_2017040705472180c.jpg

 
誰もいない公園。

P3287285.jpg

こんなに広いのに私とハトしかいない・・・。平日の午前中(小雨)と言えど人少な。車通りはあるんだけどなぁ。あ、考えてみれば田舎ってそんなもんだ。

誰もいない教会2。

P3287287.jpg

 
一人いた旧市街の通り。

P3287296.jpg

 
また誰もいないお城。

P3287302.jpg

山頂にあるお城だけど、残っているのは城壁くらいで何も無い。

天気は悪いけど景色はいい。

P3287304_20170407062149fee.jpg

真ん中に見えるのがさっき入った教会。

帰りに発見した仲良しワンニャンズ。

P3287308.jpg

 
猫だまり?

P3287318.jpg

 
郵便局のマークがかっこいい。

P3287272.jpg

 
ちなみにこっち↓はモンサントにあった郵便局のマーク。

P3277214_20170407062436540.jpg

新マークは随分勇ましくなったなぁ。昔の方がかわいくて好きだけど。

ちなみにここで日本へ送るポストカードの切手を買ったのだけど、国際便の取り扱いが滅多に無いのか、職員さんが奥の部屋をごそごそ探して持ってきてくれたのだけど。

「あんまり取り扱いが無いから、こんな大きな切手しかないよ・・・。君のポストカードにちゃんと収まるといいんだけど。(←ポルトガル語なので予想w)」

今まで海外から出したポストカード50数カ国。今まで見た中で一番デカい切手かもしれない。

P3297522.jpg

むしろ記念切手なんじゃ・・・?

しかし本当に大した観光名所が無い町なのに、何だったんだろうあの立派なインフォメーションセンター・・・。スタッフが2人もいたけど、一体ここに一日何人の観光客が来るのか謎すぎる。

 
バスターミナルに戻ると、日本人女性3人組が!
実はこの方達、モンサントの町でも度々会って(小さい村なので何度も会うw)話をしていたのだけど、彼女達は時間の都合上タクシーでバスターミナルに行くと言っていたのでもう会えないと思っていたのにまさかの再会。
その後カステロ・ブランコの町を散策して帰ってきた彼女達。

私「この街何も無いでしょ?」

彼女等「はい、何も無いのにあの立派なインフォメーションセンターが謎です。」

あ、やっぱりみんな感想は同じなんや笑。

彼女達はポルトに行った後スペイン南部に行くと言うので、ついでにおすすめの場所を聞いたりしてお別れした。お母さんと娘さん2人の家族旅行。お母さんも昔よく海外旅行をしていたらしく、バイタリティーありそうな明るい人で何だか癒やされた(*´∀`*)

そして最後に何と柿のタネ「わさび味」のプレゼント!

わさび味・・・!!!

勿体無くてなかなか食べられず、次の日の夜に宿でゆっくり食べたけど、わさびうまー!( ;∀;)ありがたやー!
スーパーでわさび探しだな・・・。

 

リスボンからモンサントへの行き方

①リスボン(Lisbon)9:50発 ~ カステロ・ブランコ(Castelo Branc)12:20着
②カステロ・ブランコ 12:25発 ~ イダーニャ・ア・ノーヴァ(Idanha-a-Nova)13:15着
③イダーニャ13:15発 ~ モンサント(Monsanto)14:15着

バス 4h25m 18ユーロ
●リスボンのメトロ「Jardim Zoologico」駅出てすぐある「Sete Rios セッテリオス」バスターミナルから。私が乗ったのは「Citi express」社、Wifiあり。途中事故車があり迂回。通常はカステロ・ブランコで1回乗り換えが普通なよう。
●以下のバス検索サイトから発車時刻と値段を調べることができます。(直通もあるかも)

↓こちらは私が2017年3月に旅した時の情報です。
【リスボンからカステロ・ブランコ(1日1~2本)】
09:50 月~土曜(祝日を除く)→12:25のバスに接続。
14:00 月~木と祝日の金曜日 →17:15のバスに接続。

【カステロ・ブランコからモンサント(1日1~2本)】
11:40 日曜と祝日の月曜
12:25 月~土曜(祝日を除く)
17:15 月~金曜(祝日を除く)

【モンサントからカステロ・ブランコ(1日1本)】
07:15 月~土曜(祝日を除く)
14:22 日曜と祝日の月曜
※モンサントで下車した同じ場所(レストラン前のバス停)から。

 

モンサントのおすすめホテル

モンサントには安宿は無くホテルのみ。

P3277095.jpg

「カーサ ド シャファリス(Casa do Chafariz)」
Rua Marques da Graciosa
個室シャワー付1人料金:40ユーロ(飛び込み)
WIFI:部屋で使えるとパスワードも教えてくれたが、ネットワークにすら出てこなかったので結局全く使えず。オーナーがいるその場で確認した方がいい。
設備:暖房。交渉でキッチンも使わせてもらった。
行き方:バス停から徒歩5分くらい登る。
その他:Booking.comで予約可能。「岩が食い込んだ家」に泊まれ、テラスっぽい場所もある。おばあちゃんは英語が通じないけどカサを貸してくれたりと親切だった。お湯は使い過ぎると水になるのでバスタブは使わない方が無難。おばあちゃんは普段家にいないので予約時に到着時間を必ず指定。
宿泊日:2017.3.27~1泊


海外旅行


イモトのWiFi


bali

カテゴリー

この記事を書いた人:SHIHO

カテゴリ