ポルトガル村ホッピング第3弾は「モンサラーシュ(Monsaraz)」。この村は朝と夜に「沈黙の音」がする、、、という何とも旅人心をくすぐるキャッチフレーズをつけられているので是非1泊したかったのだけど、私がここへ行く起点になる町「エヴォラ」に着いたのが木曜日の夕方。翌日の金曜日に1泊したとして、土曜日にエヴォラに帰って来る便は17:20の1本のみと言われた。なぜなら土曜日だから;
小さな村にそんなに長くいても時間を持て余しそうなので、この村へはエヴォラから日帰りで行くことに。
~先にエヴォラの町並み~
「ディアナ神殿」
エヴォラは城壁に囲まれた旧市街があり、「エヴォラ歴史地区」として世界遺産にも登録されている。ものの、そんなに写真を撮っていない私。
この神殿前の公園にあるのは日本人彫刻家・北川晶邦氏の作品。
大して知らないくせに「みなさ~ん!それ日本人が造ったんですよ~!」と言いたくなる。
ここからの町並み。
翌日、久しぶりにゆっくりとした朝を過ごし、13時にモンサラーシュ行きのバスに乗る。途中「レゴンゲス・モンサラーシュ」で乗り換え、そこからバスが停車する町や村はこじんまりとしていて何ともかわいらしかった。
14:30にモンサラーシュ村に到着。
ここも前回のマルヴァオン同様山の上に城壁があり、その中に村がある。石灰で塗られた真っ白な町並みが青空に映える。
郵便局のマーク。
高い城壁に白い壁。
マルヴァオンと似ているけど、こっちの方がまた一層観光客が少ないかなー。お土産屋やレストランも数える程度しか無いし、本当に1時間程度あれば見て回れるし、2時間あれば充分かなという感じ。
お土産屋さんにあった手作り縄跳び。持ち手がかわいいけど、縄が当たったら痛そう。
城壁の上からの景色。
山頂にあるので、町の部分以外は360度ただただ自然が広がる。
ただひたすらのどか~な風景。観光客も少なく静かだし、都会の喧騒に疲れた方は是非ここへ。
ゆーっくり回っても帰りのバスまで時間があるので城壁外のトレッキングコースも行こうと思えば行けそうだったけど、面倒なので城壁外の村外れでやめたおいたw
猫さん発見!気持ちよさそうに寝てらっしゃる。
城壁内に戻ってバスの時間までカフェでまったり。
絶景すぎるカフェ・・・。
帰りのバス停。
今までの村はバス停も無い駐車場に暗闇の中ぽつんと一人待っていたけど、今回はバス停もあるし明るいので安心♪待っている人もいたし。私以外一人だったけど。
季節的なものか、この村から飛び交うツバメを沢山見た。村は昼でも静かで、村人も見かけなかったけれど、ここにちゃんと住んでいる人っているのだろうか?;この近くにも村は沢山あるから時代の流れで移り住んでいる人も多いのかもなぁ~。
1泊してないから「沈黙の音」は聞けなかったけれど、前に行った2つの村も朝夜は充分に静かだったけど、ここの昼の静かさを考えるとその中でも一番静かなのかも。
ポルタレグレからエヴォラへの行き方
ポルタレグレ(Portalegre)15:30発~エヴォラ(Evora)17:20着
バス 1時間35分 12.8ユーロ
※15分ほど遅れて出発。その他6:15発もある。(平日)
エヴォラからモンサンラーシュへの行き方
①エヴォラ(Evora)13:00発~レゲンゴス・モンサンラーシュ(Reguengos monsaraz)13:45着
バス 45分 3.9ユーロ
②レゲンゴス・モンサンラーシュ 13:50発~モンサンラーシュ(Monsaraz)14:30着
バス 1時間 3.1ユーロ
※帰りは17:20~35発、レゴンゲスで乗り継ぎ待ちしてエヴォラに19:10着。滞在時間は約2時間半だったけど充分観光は出来る。(平日の帰り便はその他6:50と8:00※要確認)
エヴォラの安宿
「Good Mood Hostel」
Rua de Aviz 93 Evora
+351 965 831 594
ドミトリー朝食付:11ユーロ(booking.comで予約)
WIFI:部屋可。
設備:共用キッチン
その他:トイレ兼用シャワールームが1つしかない。
行き方:バスターミナルから徒歩15分。
宿泊日:2017.3.30~2泊
コメント
モンサラーシュ村はきれいなところですね。
「山の上に城壁があり、その中に村がある」というのはイエメンの村に似ています。
敵から攻め込まれることを想定して、そのようなつくりになったらしいのですが、ここも同じかも。
日本の都市設計とはちがいますね。
日本の街には城壁がありませんから。
ではまたのぞきにきます。
こんにちは!毎度コメントありがとうございます!(*´∀`*)
イエメンの村行ってみたい・・・海外出始めた最初の方に旅人におすすめされた地ですが、現在は渡航が難しくなってしまいました・・・泣;
確かに!日本はお城の回りに壁があっても町にはありませんね~。
私が行った3つの村はどこもスペイン国境沿いなので、こういう場所が多かったのだと思います。
しほ