モーリタニアの首都「ヌアクショット」観光

モーリタニアの首都ヌアクショットモーリタニア

~ラジオ情報~
明日5月27日(土)、ラジオ出演日です。
RNCラジオ西日本放送
チャンネル:AM 1449
時間:毎月第4土曜日・15:10くらいから10分間
番組:「波のりラジオ」の「波のりTea Time」コーナー
香川、近隣県の皆様聴いて下さいねー。
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アイアントレインから到着した、モーリタニア・アタールの町から首都のヌアクショットへ移動。

快適なエアコン付きバスだった上、この道中の景色は今までの「荒野のみ」「砂漠のみ」の景色とは違い、ぽつぽつと集落も見れて楽しかった。

今まで砂漠地帯で見てきた集落はセメントか、日干しレンガで作られた長方形の家が多かったのだけど、この道ながら見た集落はいろいろなタイプがある。

ある集落では正方形の家に細長い飾りが付いた三角の屋根、屋根の色が家ごとに違いピンクや黄色や水色、とカラフルなので遠目で見ると遊園地のようだった。

また違う集落では藁のようなもので作られた茶色い半円の大きなドームのような家。
バスを降りて見ていないので中が居住区なのか今イチ分からないけれど、丸いそれがぽこぽこある光景はまた面白い。
ヤギの集団も近くで見たので遊牧民の家なのかな?

車道部分は舗装されているものの、それ以外は砂地で、ヌアクショットに近づくにつれ背の高い木も増えてくる。

ぼ~っと外を眺めていると、ヤギだけでなくラクダも首を伸ばして木の葉っぱを食べていたり、車道のど真ん中でぬぼ~っとラクダが通せんぼしているのもちょっとかわいい。

バスで約5時間半、ヌアクショットに到着。

モーリタニアの首都・ヌアクシュット街歩き

アタールから来ると凄く涼しく感じる!!でも何だか町の至るところで悪臭が、、、(゚ё゚)クサー;

そして着いてまず驚いたのが、廃車が走っていること。

いや、「廃車が走っている」という表現もおかしいけれど、そこら中に物凄~くボロい車が平気な顔をして走っている。

どのくらいのボロさかと言うと、衝突事故を起こして廃車になった車で、もぅ一度衝突事故を起こし廃車になって、更にそれを修理もそこそこに10年くらい使っている、、、という感じ。

凄いのは表面が全てサビで茶色くなっているものも。

個人車だけでなくタクシーもそんな感じなので、乗る車を選んでしまう。

傷や凹み、フロントガラスがヒビだらけなのは普通、比較的きれいなタクシーに乗っても、ドアが開かなかったり、ドアの内側半分がむき出しになっていたり、とにかくちょっとスピード出したら走行中に空中分解するのではないかと思うくらいボロい。

この辺りでは燃費や安全性がどうこう以前に「走らなくなるまで使う」のが普通のよう。うーん、エコ!

路上の果物屋さん。

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果物はモロッコでよく見たメロンが少なくなってスイカとマンゴーが増えたかな?ここでマンゴーを買ったけれどまだ時期が早いせいか皮も赤くなくてあまり甘くは無かった。

ヌアクショットの市場(Marche de la capitale)

市場は2つあり、ここの南には「モロカンマーケット(Marche Morocain)」がある。
本日も空は砂嵐で霞んでいる。

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市場は古着から日用品までとにかく何でも売っている。すごくごちゃごちゃしていて写真も撮りたかったけれど、カメラを構えると遠~くの店の人から「ノーフォト!」と言われたので結局撮っていない。

砂漠の民の服屋さん。

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モーリタニア国旗を掲げた蚊帳屋さん。中国製の蚊帳が沢山売られていた。

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ご覧の通り、首都だけど車道以外の歩道部分は砂地が多い。さすが砂の国。

サウディー・モスク(Saudi Mosque/Grande Mosque)

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サウジアラビアの支援で建てられたモスク。

基本的にムスリム度が強い場所では異教徒(イスラム教徒以外)はモスクに入れないので、無理かな~とウロウロしていると、現地の人数人が入口までなら大丈夫、と入れてくれた。

入口から撮ったモスク内。

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こんなにいるの!?というくらい柱の数が凄かった。お祈りの時間では無かったけれど、お祈りをしている人も数人いた。

商店の中にある麻袋にいた子猫ちゃん?かわいいー(*´∀`*)

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港の大きな魚市場・フィッシュマーケット

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市内の市場(Marche de la capitale)からフィッシュマーケットまでは、タクシーで10分くらい。徒歩だと1時間くらいかかる。

港近くの海辺にある市場で、小さい魚からどでかい魚まで、沢山の魚が売られている。

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上の写真の建物前で沢山魚が売られているのだけど、例によって「ノーフォト」と言われたので写真は撮れず。
現地の人はレストラン等の仕入れなのか、大きなたらいやカゴを持って大量購入している人が多かった。

海岸には漁船が沢山並んでいる。

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船はどれもカラフルにペイントされていてかわいい。

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港にはやっぱり猫さん。

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モーリタニアのご飯とモデルさん

宿と同系列のレストランでご飯。

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2500ウギア(約780円)

ちょっと高かったけど海沿いだしということで魚。普通に美味しいけど何の魚かはナゾのまま・・・。

なぜかそこで雑誌か何かの撮影をしていたモデルさんをついでに撮らせてもらった。

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かっこいー。
さすが2人ともスタイルいいなぁ。

時間の都合上、モーリタニアの滞在期間は5日と短かったけれど、モーリタニア人の印象は「人懐っこい」。

私達が女性ということもあるかもだけど、同性の女性達からよく話しかけられ「アイラブユ~」と言われたり、手でハートマークをつくってくれたり、投げキッスをされたり(注:全部女性、子供からw)時間があればもぅ少し滞在したかったと思う国だった。

ただイスラム圏のため写真には厳しいので撮る際にはご注意を。

アタールからヌアクショットへの行き方

①宿~バス乗り場
タクシー 約5分 1人100ウギア

②アタール 7:50発~ヌアクショット 13:15着
エアコン付きミニバス 約5時間25分 1人5000ウギア(荷物込)

※バス乗り場は市内のロータリー周辺。ヌアクショット行きは7時~8時の間に何本かあり、バス会社はいくつかあるよう。

1社が既に満車だったのでその次に出る違う会社のバスに乗車。7時半までにはバスターミナルに着いておいた方がいい。

③ヌアクショットのバスターミナルから市内(宿)まで
タクシー 約35分 1人500ウギア(荷物込)

※市内から離れた空港の北側にあるバスターミナルに到着。

ヌアクショットのゲストハウス

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「Auberge Menata(オーベルジュメナタ)」
ドミトリー:2500ウギア
ツイン1室:7000ウギア(写真はツインルーム)
WIFI:あり
設備:キッチン、共同ホットシャワー、扇風機
行き方:MAPS.MEで「Menata」と検索。

その他:ドミは1室3ベッドが何部屋かある。大きなテントで寝るドミは2000だったかな?サウディーモスクや市場にも近い。
宿泊日:2017.5.20~1泊

モーリタニアで使ったお金

旅行期間:2017.5.16~5.20
合計:36,380ウギア(約11,300円)
ビザ代別途:55ユーロ
※1MROウギア=約0.31円

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