ラジシャヒからバスで3時間、クシュティヤに移動・・・
とまぁこう書くとあっさりしたものだけど、このバス乗り場を探し出すのにどれだけ苦労したか;
基本バングラ人は優しいから、困ってたら助けてくれるんだけど、
人によって言うことが違う。
インドではよくあるらしいけど、インドに囲まれたこの国でもそうらしい。
ただ、全く悪気が無いから怒れないんだよね・・・(;´Д`)
とにかくクシュティヤ行きの電車も無いし、駅近くのバスターミナルからそっち方面にも出ていない。
ようやく駅から離れた所のバスターミナルからバスが出てると分かったものの、ある人は1日1本、ある人は1日3本・・・始発は朝6時発だの、9時発だの・・・;
結局、一番早い時間「6時」を信じてみて、更に念のため5時過ぎにバスターミナルに着いた。
早朝5時半。
「ターミナル」と言うには心許ない、交差点の一角に設けられたバス停。
結局5時45分に出発。
・・・したものの、15分後に停車し、なぜかスタッフのチャイ休憩;
まぁうちにも奢ってくれたから文句は言うまいw
9時頃着いたものの、安い部屋が空くのを待って、昼過ぎにようやくチェックイン。
早速お目当ての場所へ。
バングラデシュには「バウル」という吟遊詩人(どの宗教にも属さず、歌うことを祈りの手段とする人々)がいる。
その中でも800近い信仰歌を残し、聖者とされている「ラロン」が奉られているのが、ここクシュティヤにある「ラロン廟(ラロン・マジャール)」である。
「観光する場所が無い」と言われるバングラで、結構色々観光してるな~自分。
ラロン廟。
この後ろの建物でバウル達が楽器を奏でていた。
聖者ラウルの絵。
私が遠巻きに聞いていると、こっちへ来い、と手招きして、私の前でもぅ一度やってくれた。
私のポイの師匠に似たバウル。
何とも言えない不思議な音色・・・。
う~ん、何というか・・・「わびさび」的なものを感じるなぁ。。。
と、思いながら聞くものの、バウル達の前には・・・
でーーーーーん。
と、でっぷりしたおばちゃんが寝てて・・・。
写真映えもせんし;雰囲気ぶち壊しやん・・・(´;ω;`)
20Tk喜捨して、暑いもんだから日陰で涼んでいると、わんさか人が集まってきた。
バングラ入って1週間。
既に注目されることに疲れた私は人が集まる度にそそくさと逃げるものの、人垣も私と一緒に移動するので、途中で逃げることをやめた。
やけくそで仕方無しに現地人と絡んでると、水勝ってくれたり、ピーナツくれたり、アイス奢ってくれたりとまぁ何だかんだで楽しかった。
現地人と、奢ってくれたアイス ↓
このアイスは笹の葉に包まれた「クルフィ」というバニラアイス。
・・・バングラで美味しかったものは、サモサとクルフィとマンゴージュースだけだった。
気のいい兄さんにお礼をして、てくてくと帰ってると、そこら中で呼ばれる。
中には、
「今日の19時から有名なバウルの演奏、一緒に行かない?」
という誘いまで。
・・・怪しさ1000%だ。 ( ゚_ゝ゚)シラー
というか例え本当でもそんな時間に行かんしね;(この時期19時は真っ暗。)
そんなこんなで地域住民の「写真撮って!」攻撃に快く?応戦しながら帰宅。
この右側の女性は「英語が話したい!」と捉まり、10分くらい相手させられた。
でもいいコ。
ダッカからここまでテンポ良く来たから、この辺で3泊くらいしようかなと思ったものの、1泊で移動した。
というのも、宿が最悪だったので。
この宿については1記事どころか2、3記事くらい書けそうだけど、書いててまたムカついてくるのが目に見えてるので(こう書いてる今も思い出して腹が立つ)、今はやめときます。
ちなみに宿の名前は「Azmily Hotel(アズミリーホテル)」。歩き方にも載ってますが。
ちなみに私のメモには「到着早々色々ウザい。最悪の宿。」と青いボールペンで憎しみを込めて書かれています。
間違いなく私が今まで泊まった宿で、ぶっちぎりの最悪宿。
早く潰れればいい。
【ラジシャヒからクシュティヤへの行き方】
ラジシャヒ・VOTHRA(ボトラ)バスターミナル発。
ボトラバスターミナルへは駅から乗合オート三輪で5Tkだが、早朝なので恐らく乗合出来ない場合もあり、その場合は割高。私は宿からリキシャで30Tk、15分。走ってるリキシャは少ないが、駅には必ずいる。
AC無し普通バス:約3時間(5:45発8:50着)180Tk
エコノミーバス:約6~7時間 70~80Tk
クシュティヤバスターミナルからアズミリーホテル:リキシャ10分、20Tk。
コメント
久しぶり!最悪な宿の事も含め、楽しそう^ ^笑 帰国したらそのメモ見せて!
>ちるみ
おっけー!そんで遊んでー!
しほ