ヌワラエリアで絶対的におすすめする宿

列車に揺られ、紅茶で有名なヌワラエリアの「ナヌオヤ」駅に到着。
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今回の列車はりえちゃんの頑張りも虚しく座れなかったので、景色もたいして見れず約1時間半立ちっぱなしだったので、結構しんどかったです。(この日朝2時からアダムスピークに登って昼前に下山して、同日13時半の列車に乗りました;)
駅にあったレトロな時刻表。使われてるのかなぁ?;
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この日は事前にBooking.comで適当に安めの宿を予約しておいたのですが。
部屋を見るなり。
「狭っ!!!」
そこから宿のオーナーの前で文句の嵐。女2人だと強いもんです。(←ひどい)
「狭い!!」
「写真と違う!!」
「汚い!!」
「ボロい!!」
「町から遠い!!」
「狭い!!(×数回)」

まぁ正直言いたいのは「狭い」だけだったんですが笑。
町から遠いのは私は地図上で確認していたから知っていたし、ボロいものの掃除はちゃんとしている感じでした。
ただ、とにかく狭い。
部屋にはダブルベッドが1つあり、後は人1人2歩歩けるくらいのスペースしかありません。2人ともバックパックだから良かったものの、キャリーケースだと1個広げるのも難しかったと思います。
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狭くて全体図撮れず。
「これで1,600ルピーは高い!!」
Booking.comでは1室1,600ルピー(約1,230円)だったのです。大体今の時期のヌワラエリアはツイン・ダブルで1,500~2,000くらい。
しどろもどろになるオーナー。
「・・・でも、Booking.comで予約したんでしょ?」
しかしながら、Booking.comではまだ支払っていない。(宿によってカードでの前払いと、現地払いの2種類ある)
私達が日本語で「どうする?キャンセル出来るのかなぁ?」と話しだした瞬間、「キャンセル」という言葉を聞いたせいか、オーナーが
「分かった!1,200ルピーでいいよ!」
「1,200かぁ~・・・」

1,200ルピーなんて、ヌワラエリアでは破格の値段だけど、まだしぶる私達。
「1,000ならいいかなぁ~」
「分かった・・・1,000でいいよ!」

意外とアッサリ交渉成立。
はっきり言ってこのハイシーズン期のヌワラエリアで、2人で1,000ルピー(約770円)で泊まれるところなんて無いと思います。それもそのはず。後で分かったんですが、この宿は「ゲストハウス用」と「オーナーの家」の2棟に分かれてて、私達が泊まった部屋は、「オーナーの家」で、彼の親族用のゲストルームだったのです。
しかしまぁ狭いので、今日1日とりあえずここで1泊して、明日は違う宿にしようという結論になったのですが、
結局ここで3泊しました(・∀・)
あ、あれだけブツクサ文句言ってたのに・・・。オーナーも驚きでしょうw
最初こそ2人とも「1人ならまだしも2人であの狭さはね~」と言っていたのですが、半日宿付近を歩いたその夜には、「よく考えると1,000ルピーはやっぱ安いわ!」と思い直したのです。←そりゃそうだ!
こういう時、お互い価値観が似ていて良かったなぁ~と思います(*´∀`*)
市内から宿は遠いし、坂を登らなければならないものの、一度ここに泊まってしまうと、むしろ騒がしい市内に行くのが嫌になってしまったんですよね・・・。
3泊というのは、私のインド行きのフライトの前日まで、ということで、もしそれが無ければ余裕で1週間以上はいたと思います。危ない危ない。
しかもここのオーナーが非常にいい人で。
3日目にりえちゃんが出発するとこになり、私は1人ここで1泊だったんですが、何と半額の500ルピーで泊めてくれたのです!(こういった場合普通は700~800くらい取られる)しかもこちらから値段交渉もしていません・・・。スリランカはインドよりも宿代が高いので、スリランカ全土で考えても1泊500ルピー(約385円)なんて破格の値段です。
な、何ていい人なんだ・・・(゚д゚)!
そして彼のホスピタリティーはこれだけにとどまりません。

とある日、私は屋上にパーカーを干して外出したのですが、帰る頃にまさかの雨。あ~せっかくほぼ乾いてたのに、びしょ濡れだな~と思って帰宅すると、部屋の中に私のパーカーが!
オーナー 「あぁ、君のだったんだね!濡れるから中に入れておいたよ!」
もぅここまでされると初日にあれだけ暴言吐きまくった自分が恥ずかしくなります・・・( ;∀;)
私 「私、この宿絶対みんなにお勧めするから!」
もぅそれくらいしか私に出来る恩返しはありません;チップよりも、そうすることでお客さんが増える方がオーナーも嬉しいだろうし。
そういったオーナーの親切心もそうなんですが、やはり何と言っても小高い山の上というロケーションが最高。車も通らず静かだし、ほんとに田舎の家にお邪魔してるって感じです。(まぁ実際オーナーの家だったんだけど)
現在ある部屋からは景色は一切見えませんが、現在新しい棟を建築中なので、そちらは景色のいい部屋が出来ると思います。
建設中の建物↓
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現在はイスと机が置かれてます。
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そこからの景色が最高!
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手前から、庶民の日常、池、茶畑、山が見渡せます。何てお得な♪
ここでハーモニカ吹くのが非常に気持ちよかった!
ほぼ人の家、な共同スペース。
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部屋は暗いし、Wifiは遅いし、坂はキツいし・・・なんですが、何だろうこの居心地の良さ。こういうのを「アットホーム」っていうの?
初日に「他の部屋は満室だ」と言われ「絶対嘘や!」と思ったけど、後々あぁ、こういうことか、って思いました。実際部屋数が少なく、私達が滞在中もほぼ満室のようでした。
ちなみに私達が泊まった「オーナーの家」側の激狭部屋は1室しか無いので、もしそちらに案内されたら値切り交渉は可能だと思われます。
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LAKE VIEW HOLIDAY HOME
No.74, Gamunupura, Mahagastota, Nuwara Eliya
Booking.comで予約可能。
行き方:市内からバスで行けますが、坂の手前までしか行かないので、一番初めに荷物を持っている時はトゥクトゥクをお勧めします。坂はかなり急なので!私達はナヌオヤ駅からトゥクトゥクで、市内のATMに寄ってからこの宿までで300ルピー(約35分)でした。
市内から宿の前まではトゥクトゥクで200ルピー。市内から宿に行く坂の手前(橋のあるバス停)まではバスで約10~15分、10ルピーでした。坂はそんなに距離が無いので、荷物が無ければ頑張れます。坂を降りてすぐ左手にバス停があるので、そこで左方向に行くバスを捕まえれば市内にあるバスターミナルまで行けます。帰りも「レイクサイド」とか「レイクビューホテル←違うホテルですが」と言えばOK。降りる場所は橋のところ。
↓ここの食堂の隣りの道を登って行く。
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ダブル:1,600→交渉後1,000ルピー(約770円)※オーナーの家側の狭い部屋に限る。
トイレ、ホットシャワー共同。Wifi無料(共同スペースのみ)、頼めばお湯ももらえる。
とにかく周りはのどか。
夜は街頭が無く、野犬もいるので、暗くなる前の帰宅を。坂を下りると食堂もありますが、安いのは下りて右手に行って交差点があるところのローカル食堂。結局行ってないけど、この辺りでは一番安いと思います。宿にもメニュー有り。

コメント

  1. スズメ より:

    初めまして!SHIHOさんのブログは細かく色んな情報が載っていて参考になるし面白いしで旅を始める前から大好きでした。
    スリランカ、紅茶目的に私も行くつもりなので是非こちらの宿泊まりたいです!
    私も旅が始まったのでこれからSHIHOさんのブログをどんどん活用させていただきます。
    失礼しました!

  2. >スズメさん より:

    コメントありがとうございます!読んで頂いてて嬉しいです(*´∀`*)
    この宿アクセスは悪いですが、のんびりするにはもってこいです!もし泊まれたらちょっと高いけど、近くのイチゴジュースも是非飲みに行ってみて下さい♪
    スズメさんも旅中なんですね。どこかでお会いできたらいいですねー。
    お互い気をつけて、旅楽しみましょうね~!
    しほ

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