アブハジアのレーニン像を追え!(ビティプタ)

さて、アブハジアに来た私達には1つのミッションが。
それは・・・
レーニン像を探すこと。
これはレーニンの銅像を探しては写真に収めている同行者Yさんの要望。前にも書いたとおり私は特にレーニンに興味は無いものの、「ロシア以外ではほぼ撤去され、他国ではなかなかお目にかかれない」というレア感に興味をそそられ、私自身も「それは面白そう!」となってしまったのだ。まぁYさんのことを変な人だと思っているけど、もはや私自身もそうであることは否定できない。
しかし私はどう調べていいものか分からないので、この像のインターネット調査は全てそれが専門分野であるYさんに任せておいた。
レーニン像がある場所はどうやら「ビジル」という町にあるらしい。が、当然いつ撤去されてもおかしくないので、あるかどうかは行ってみないと分からない。
マルシュ乗り場周辺でそこへ行くためにマルシュを探す。GoogleMap上では「ビジル」という表記だったが、ロシア語では「ビティプタ」と言っていた。全然違うやん。「ガグラ(Gagra)」行きのマルシュで途中下車したらいいことが分かり、ドライバーにYさんがネットから拾ってきた、かつてそこに行った人が撮ったレーニン像の写真を見せてここに行きたい、と伝えておいた。ドライバーは変な顔をするだけで、場所を知っているのかどうかも分からず、像がまだあるのかどうかも分からなかった。
左手に黒海を望みながら、マルシュに乗ること約1時間。
YさんがスマホのGPSで確認しながら「そろそろっぽいな~」と言っていると、ドライバーが何も無い幹線道路で車を停め「降りなさい」と一言。
えー、、、何も無いんやけど・・・と辺りを見渡すと、
「あっ!!!アレ!!!」


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何ということでしょう・・・!!!
いとも簡単に見つかってしまった!あのドライバー、ちゃんと知ってたんやね~。
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それにしてもレーニンさん、廃墟がお似合いでいらっしゃる。茂った草の上にはゴミだらけ。
私「後ろの廃墟は工場ですかねー?」
Yさん「旧ソ連時代は会社や工場にも、気を引き締める意味合いみたいなものでレーニン像が建てられたんですよ。公共の場や目立つ場所にある像は撤去されやすいけど、工場とかにある場合は結構そのまま残ってる場合が多いんです。」
と、冷静に私に説明するYさんだが、ココイチの笑顔で写真をバシャバシャ撮りまくっている。後にも先にもこの時のYさんが一番テンションが高かった。
まぁそういう私も結構写真は撮ったけど。
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迅速なミッションクリアに満足しつつ、どこかでご飯を食べようと町の中心っぽい方へ歩く。
変なももの発見。バス停も無いけど休憩所?
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ざ、斬新なデザインだなぁ~。
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結局1軒しかないレストランで昼食。
この後「ニューアトス」というスフミに次ぐ第2の観光地へ行くため、そこだと高いかも・・・と、ここで食べたけど結局ここも高かった;アブハジアではスフミのバザール奥の食堂でも食事をしたけど、大体ロシア料理とジージア料理で、特にこれといった特別なものは見なかった。が、地ビールはある。2種類飲んだけど写真が無いから銘柄は忘れたけ;2番目に安いやつはなかなか美味しかった。
ビティプタを歩いていると、メイド服のようなフリフリの白いエプロンを着た女の子と沢山すれ違った。どうやら新学期らしく、Yさんによるとロシア圏は入学式に女の子はみんなこういう格好をするらしい。すれ違う子は男女とも白黒のモノトーンで正装していた。この女の子達のフリフリの制服がかわいくて写真を撮らせてもらったのに、それも無い( ;∀;)
ここからまた来た道を戻るマルシュを拾い、ニューアトスへ。ニューアトスは「ノービーアフォン(Novy Afon)」と言わないと通じない。全然違うやん。
そしてニューアトスにもまた変な休憩所が・・・。
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う~ん、このデザイン好きだなぁ。
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ニューアトスもスフミ同様ビーチがあり、ロシア人観光客が沢山泳いでいる。
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遠目で見ると「黒海って普通に青いな~」と思うけど、近くまで行くとそれ程透明度は無かった。(まぁきれいな所もあるだろうけど)
教会。(後ろは廃墟)
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この周辺にお土産屋さんやレストランも多く、観光客で賑わっていた。
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また廃墟。
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かなり大きいけど、何の建物だったんだろう。
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その向かいにあるマンションらしき建物も廃墟だった。
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アブハジアは観光客は多いけど、確かに住んでいる人は少ないように感じる。
そしてアブハジアには「洞窟内を走る鉄道」があるというので行ってみた。
↓チケット売り場&鉄道駅
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●ニューアトス洞窟(New Athos Cave)
入場料:500ルーブル(列車代含む)
カメラ:50ルーブル
Yさんは例によって興味無しということで私だけ入場。しかしこの洞窟内の写真も無い泣。
列車の運行時間は決まっているので、次いつ出発するかチケット購入時に確認。しかし洞窟内を走ると言っても普通の地下鉄構内とさほど変わりは無かった。ただ車両の幅が異常に狭い。日本の地下鉄の車両と同じように車内の壁両サイドに長椅子が設置されているんだけど、座ると前の人との間に人1人立てるかくらいの間しかなかった。
洞窟の入り口に到着して車両を出ると、途端に寒くなりみんな一斉に上着を羽織る。私はすっかり洞窟=寒いというのを忘れていたので(その上クロックス;)寒さを我慢しながらみんなについていく。
クタイシの洞窟と同じく、ここもまたガイドさんが付いてみんなで一斉に移動するツアーのようなもの。まぁ点呼を取るわけでもないし、説明はロシア語のみなので遅れたところでどうこう無い。
そして写真が無いのでどんな感じだったかサッパリ覚えていない。まぁとにかく広かったのと、ガイドがよく笑いをとってたな~ということくらい。帰りもまた列車に乗って戻る。
チケット売り場前にあったよく分からない銅像。
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↓次はここへ行く。
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写真が悪いけど、実際遠くから見ると丸い金色の屋根が太陽に当ってキラキラしていて凄くきれい。
●ニューアトス修道院(New Athos Monastery/Novy Afon Monastery
入場料:無料
1874年に建てられたロシアの修道院。屋根が丸いからモスクかと思ったけど教会。
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横から見たところ。
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この建物をくぐると、だだっ広い広場のようになっていて、その中心に真っ白で金色の屋根の教会がある。
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内部は写真撮影禁止。壁一面に聖画が描かれているんだけど、私は今まで見た教会の中で一番ここの聖画が好きかもしれない。くすんだブルーを基調とし、金色のアクセント。かなり好みの色彩だった。
ネットで拾ってきた画像↓
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写真:http://abkhazia.travel/en/new_afon_places/99.html
実際この写真より青かったように思う。
思わぬところでいい観光が出来たなぁ~。
再びスフミに戻り、海沿いを歩く。
それ程廃墟は目立たないけど、私達は廃墟を探しているので廃墟の写真しかない。
↓廃ビルの周りのガードに、昔のこのビルの姿を写した写真が使われていた。
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この海の上のレルトラン?は廃墟と思いきや人がいたのでもしかしたら現役かも。もはや廃墟にしか見えないけど・・・。
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これも人影は無いけど、旗はあるから現役なのかなぁー。
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「あっ!Yさん、これは・・・?」
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Yさん「おー!レーニンさんですね!!」
「ハゲてるけどレーニンさんなんですか?よく分かりますねー。」
Yさん「もぅ長い付き合いですから・・・」
そんな年金暮らしの夫婦みたいなwww
他にもソ連時代に使われてたと思われる放置された廃車なんかもあった(けど写真紛失;)。町の中心部・バザール周辺は戦争があったなんて言われないと分からないくらい普通で観光客も多い。廃墟もほとんど見当たらなくちゃんと復興している。
観光案内所は見当たらなかったけど、スフミのビーチに行けばツアー会社が沢山店を出しているので、見所はそこで確認できるし、もちろんツアーにも参加できる。3日目は私は黒海でのんびり泳ごうかな~と思っていたけど、結局Yさんとこのツアーに参加してみた。
果たしてアブハジアのツアーとはいかがなものか♪
【スフミからビティプタ(ビジル)への行き方】
ガグラ行マルシュルートカ・約1時間10分・200ルーブル
【ビティプタからニューアトスへの行き方】
スフミ方面行きのマルシュを拾う。ニューアトスはロシア語で「ノービーアフォン」。約40分・150ルーブル
【ニューアトスからスフミへの行き方】
マルシュルートカ・約30分・50ルーブル
※もちろんスフミからニューアトス行きのマルシュもある。
↓スフミのマルシュ乗り場。緑、黄緑マーク辺りに大体マルシュが溜まっているので、そこで聞けばOK。※MAPS.MEにあるバスターミナルは現在は使われていない。マルシュはバザール周辺、バスは鉄道駅から出ている。

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