アブハジア1Dayツアーに参加

いざ行ってみると意外と見所の多いアブハジア。スフミのビーチ沿いにはツアー会社が沢山オフィス(と言ってもビーチパラソルに机1つ)を構えていて、空きがあればすぐ予約出来る。
ツアーの種類も沢山あるけれど、メインとなるものは2種類あって、1つは国立公園に行く自然満喫コース、もう1つは昨日行ったニューアトス(ノービーアフォン)観光コースだった。ニューアトスのツアーは400ルーブル(約640円)とそれ程高くないけれど、マルシュで行っても往復100ルーブル(約160円)で観光名所も普通に歩いて行ける範囲内なので、ツアーを使うほどでも無いと思う。
私達は「アブハジアの写真、廃墟ばっかりだしね」ということで自然満喫コースを予約した。こちらは900ルーブル(1440円)と少し高めだけど、日本の1Day1ツアーなんかと比べるとまだまだ安い。料金や行く場所はどこの会社も同じだったけど、私達は朝食付きで、「スターリンの別荘」にも寄るというツアー会社で予約した。朝9時出発だけど、空きがあれば当日でも予約出来そう。ただ、曜日によっては敢行しているものとしていないものがある。各ツアーの日程表はロシア語のみなのでかなり分かりにくいけど・・・。
連絡が取れるスマホやホテルの電話番号等あればホテルまでバスが迎えに来てくれるけど、私達は無いので9時に予約したツアー会社(パラソルの下)に行った。30分後に来たのはバスでは無く普通の小汚いマルシュルートカだった笑。
ツアーにはガイドのお姉さんもいたけど、まぁ喋る喋る。
私達以外の観光客は全員ロシア人でロシア語オンリーのため何を言ってるのかはサッパリだけど、とにかくマシンガントーク。ツアーガイドなので、当然何かの説明をしているんだけど、最初の場所に着くまでの数十分ひたすら喋っていた。その間ツアー客に何かを聞くわけでもなく、客も客で特に反応も無いまま大人しくじっと聞いている。
思えばアブハジアに入ってマシンガントークの人によく会った。
宿のオーナーもそうだし、路上で会った「え!?日本人なの!?ワァ~オ!!」と喜んでくれたおじさんも、宿の近くの商店のお姉さん、更にこのツアーの予約係のお姉さんもそうだった。とにかくみんな、こちらが口を挟む余裕も無いほどにワーッと自分の言いたいことを主張してくる。そんな状況だとイラついてもおかしくないのだけど、イラつくヒマも無いくらいの勢いで圧倒されるので、むしろ「うわ~・・・すっごい喋ってるなぁ~・・・」と心の中で冷静になってしまうのだから面白い。
客の無反応をもろともせず喋り続けるガイドさんの声がだんだんBGMと化してくる。
Yさん「何かラジオ聞いてるみたい・・・」
本当に、ガイドさんの耳の後ろ辺りに操作ボタンでもあるんじゃないだろうかと思うくらい彼女の話は延々と続いた。。。
最初にバスが停まったのはハチミツ工場(?)だった。(写真紛失)
何箇所にも分かれて、ずらっと並べた種類の違うハチミツの前で観光客を相手にスタッフが何やら説明をしている。私達もブースの1つに連れて行かれ説明を受けるも、ここでもガイドさん同様おじさんのマシンガントーク。観光客も相槌1つうたず、黙ってじぃ~っと聞いている光景は何だか不思議で、ロシア語の分からない私達は早々に退屈していた。
ただ試食させてくれたハチミツはどれも凄く美味しかった。
次のポイント。
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崖の前にヒモが張ってあって、それにカラフルなリボンが沢山括られている。
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ガイドさんは英語が出来ないので、後で英語が出来るツアー客に聞くと「願いごとが叶いますように」という意味らしい。どこの国でもやることは同じなんだな~(*´∀`*)
この前にちょろっとお土産屋さんがあって、そこで私はアブハジアの国旗デザインのキーホルダーを記念に1つ購入した。
1個150ルーブル、約250円。結構しっかりしたつくりの割に安い。
が、この150ルーブルが後々面倒くさいことになろうとは;
次の場所。何か大きな崖のあるところ。
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更にここから大きな湖が見えるポイントに行き、ガイドさんが「この湖をもっと上から見るところまで車で行けますが、そこへ行くには1人300ルーブルです」というようなことを言う。翌日ジョージアに戻る予定なので私はそこまでのルーブルは計算してなかったし、天気も悪いし別に行きたくなかった。行きたくない人は手前で残ることが出来るようで、同じく行く気が無い人も数人いたので、その人達が降りる時に一緒に降りようと思っていた。
が。
いつの間にかその300ルーブル必要なポイントに着いてしまっていた!
おばちゃん、行かんって言ってたのにいつの間に変えたん!?私達はロシア語が分からないせいで、それに気づかなかった泣。結局Yさんにお金を借りて泣く泣く支払う。Yさんもこの300ルーブルは計算に入れていなかったので、明日の国境までの移動費を考えるとカツカツらしく、私に至っては足りない。
Yさん「何か身ぐるみ全部剥がされたって感じですね・・・」
何度持ち金を計算しても明日の移動費が足りない。
足りない金額たったの80ルーブル。
こうなるとあのキーホルダーを買ってしまったことが悔やまれて仕方無い。
お金が余ることを想定して買った問題のキーホルダー↓
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まぁ私のクレカは引き出し手数料は無料なのでさほど痛手でも無いんだけど、出国前は足りなくならないよう且つなるべく全て使い切るかように考えているのでここでATMを使うというのが悔しい。(アブハジアの銀行ATM手数料も無料だった)
Yさん「あ!ポイ出来るんですよね!?バスキングすれば!?」
と言うので真剣に考えてしまったけれど、こんなワケ分からん場所でやるのもちょっと怖いと思って断念。
しかも300ルーブルも払って撮れた写真がコレ↓
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もぅ完全に損した気にしかならない( ;∀;)
天気が悪いのもあるけれど、大して景色がいいワケでもないので、もしこのツアーに参加する人がいたら絶対このオプションはお勧めしません!晴れたことを考慮してもさほど景色いいとは思えないけど、もしかしたらもっと湖が綺麗に見えるのかも。
ここにも沢山リボンが結ばれていた。
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戻って来て、湖の近くを観光。
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この周辺にはいい感じの廃墟が沢山あって、私は湖よりもそっちの写真をかなり撮っていたのでけど、そのデータも紛失(´;ω;`)
ツアー会社の写真でよく使われていた孔雀と池。
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野生の孔雀ではなく、観光客が孔雀と一緒に写真を撮る用に繋がれている。
(写真を撮るのにはお金がいる。)
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海外では動物園でなくてもこういう「動物と写真を撮らせる」という商売をしている人がいるのだけど、孔雀は初めて見た。
しかも、孔雀はまだしもこの近く(始めに行った崖の所とか)では「ふくろう」と一緒に写真を撮るというのもあってちょっと驚いた。いくらだったんだろう・・・撮っても良かったなぁwしかしふくろうも夜行性なのにちょっとかわいそう。
写真はここまでしか無いけど、この後ワイン工場にも行った。
またしてもマシンガントークな説明をぐっと堪えながら、待ってました!試飲タイム!ヽ(*´∀`*)ノ しかし話もマシンガンなら、試飲も忙しい!短い説明をした後、カップにワインが少量注がれてみんな一気にそれを飲む。(味わっている人いるの!?)そしてまた短い説明があり、ワインが注がれ一気に飲む、、、の繰り返し。まるでわんこそばならずわんこワイン。私がカップをテーブルに置くのを既にスタッフが待ち構えている;う~んこの国、せっかちな人が多いのだろうか。
そして最後のシメワインはチャチャだった。
(※チャチャ・・・ジョージアでぶどうから作られる蒸留酒。かなり度数が高い。)
忙しくてどれが美味しかったなんて分からんけど、ほとんど甘口だった。コーカサス入って出されるワインって甘口が多い。この辺りの人はみんな甘口が好きなのかな?私もそうだから嬉しいんだけど。
最後にツアーに組み込まれているとは知らなかったワイン工場に行けたのがちょっと得した気分♪
・・・って。え?これで最後?
スターリンの別荘は!?
バスは確実に市内へと戻って行っている。
時間的にも、アルコールが出た時点で最後っぽく、気になってガイドさん(の横にいる英語が分かるツアー客)に聞いてみると、ツアー客で行きたい人がいる時だけ行くとのこと。そんなん聞いてない!(TдT ) 結局時間も無いとのことで行けなかった・・・くそぅ~!!
※私達はツアーの予約係のお姉さんには行きたいと言っていたけど、ガイドさんには言っていなかった。もし行く人がいるなら予約係にも、ガイドさんにも最初にしっかりアピールしておけばいいと思う。
写真以外にも行った場所はある。が、とにかくこのツアーは川・滝・湖ばかりなので写真もそれほど面白味が無い・・・。後で湖まで行けるマルシュも発見してしまったので、ツアーじゃなくても良かったのかもしれない;
【国立公園ツアー詳細】
・スフミビーチのツアー会社で前日予約
・9時~18時 1Dayツアー
・1人900ルーブル(国立公園入場料300ルーブルを含む)
・景色のいい場所へ行くオプション+300ルーブル
※どの旅行会社も大体朝食付だったけど要確認。しかし朝食と言ってもパン1つとチャイのみ。昼食は別料金でレストランで自分で支払い。(私達はハチャプリとスープを1つずつ頼んで2人で195ルーブルだった。高いけどここのハチャプリは美味しかった)朝食も昼食も時間帯が遅くなる可能性があるので、何か食べるものを持って行っておいた方がいいと思う。
市内に戻り、ホテル内のATMでお金を降ろしたけどかなり少額でも降ろせたので良かった。
アブハジアの3泊4日の観光終了!
個人的にはニューアトスが楽しかったかな。スフミでスリ未遂に遭ったりしたけれど、日本人と知ると子供のように喜んでくれる人も多くて結構面白かった。ポストカードも出せなかったし(ポストカード自体20枚セットしか無く1枚で買えなかった;)また行ってもいいなぁ~。次回はロシア側から?w
~最終日。ジョージア国境に向けて~
朝9時前にオーナーにカギを返却。オーナーは銀行員だと言っていたものの、あんまり信用していなかった私。宿から離れた場所に住んでいるオーナーは、この日は出勤前に宿に来たせいでスーツ姿だった。ほんまに銀行員だったんや。。。←失礼。
居心地の良かった「別荘」を後に、前もって調べておいた国境近くの町「ガル(ガリ)」行きマルシュがあった場所に行くも、1台もマルシュが停まっていない。前来た時はあったのになぜ!?ガル行きのマルシュは便が少なそうだからちょうど逃してしまったのかも・・・(この時点で9時くらい)
結局その辺の人に聞くと、スフミ駅前から出ているということだったので駅まで歩く。駅にはちゃんとスフミ行き、ガル行きの時刻表もあったので一安心。
スフミ行きはまだ時間が先だったので、10時発のガル行きマルシュに乗ることにした。
が、10時と書いておきながら出発したのは10時55分だった。
時刻表にカッコ(目標)とでも書いておくべきだとYさんと文句を垂れながらも何とかガリに到着。そこから国境行きのマルシュもあったけど、シェアタクシーも同じ値段で行くとのことだったのでシェアタクシーで。人もすぐ集まった。(大きめの車で7,8人集まると出発)
ここでアブハジアのビザ問題。
アブハジアのビザはパスポートに貼ると、その独立を認めていないジョージア入国時にもめるとのことなので、当然私達も張っていない。情報では ”ジョージア側でビザを回収されるが、アブハジア側で回収された、と言えばそのままビザは持ち帰れる” とのことだった。
が、普通にアブアジア側で回収されたしまった。
アブアジアではこのビザが滞在証明になるので、ここでは必ず見せないといけない。イミグレの男性は英語が通じないけどゴネていると他の兵士さん?が来て、頼んでくれるも無理。更にゴネているとまた別の兵士さんが来て頼んでくれるも無理だった。焦った私達は「写真だけ撮らせて!」とその場で写真だけ撮らせてもらった。これもよく許してくれたもんだけど、この写真も紛失泣;
む~・・・どうやったら持ち帰れるのか。無くした、って言うか。むしろパスポートに貼ってしまったらどうなるんだろう。ジョージア入国出来ないのかな?
あっロシア側からだと持ち帰れそう。
もし2016年9月以降、持ち帰れたという人がいればご一報頂ければ嬉しいです!
------追記------
ブログにコメントをして下さった女性が、私が行く前2016年6月の時点では持ち帰れたとのこと。その方もアブハジア側で回収されたけど、ゴネたら同じように兵士さんが来てOKだったそう。イミグレオフィスの人は女性。受付側が男性か女性にもよるのかな・・・?
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そんなこんなでアブハジアを出国し、3日前に通った国境にかかる橋を再び歩いて渡る。この橋は紛争があった時からずっとこのままなんだろうという感じで、柵は黒ずんでいてかなり老朽化が激しい。初めここを通った時、この場所はアブハジアとジョージアの間にある所謂「無国境地帯」のようなものなのでどっちも修理しないからこんな状態なんだろうねと、Yさんと話していたのだけれど、帰りに通った時には今から正に修理しますという工事の人達がいた。
何だか分からないけど嬉しかった。

アブハジア(スフミ)からジョージア(ズグディディ)への行き方

①スフミ駅前 10:55発~ガリ(ガル)12:40着
バス 約1時間45分 200ルーブル
※時刻表には10時発と書いていた。国境(イングリ)行きもあり。時刻表も写真撮ったのに紛失;10時よりも早い便もあったと思います。
私達は乗れなかったけどマルシュルートカ乗り場は市内にもある。時間は不明。
一応マルシュ乗り場地図(緑マーク)↓

スフミのマルシュ乗り場は路上にあるので、乗り場が今イチはっきりしていない。大体「この辺」といった感じなのであしからず・・・(;´Д`)
②ガル 12:50発~国境(イングリ) 13:00着
シェアタクシー 約10分 1人50ルーブル
③国境
アブハジア側のチェックポイントでビザが回収される。ジョージア側で必ずポリスステーションに立ち寄ること。
~ここからジョージア時間。時計を1時間進める。~
④ジョージア側国境 14:45発~ズグディディ 14:55着
マルシュルートカ 約10分 1ラリ ※本数多い
アブハジア編終了。
この後はジョージア観光を再開し、「メスティア」へ!

カテゴリーアブハジア共和国