アンダルシアの白い村「フリヒリアナ」

グラナダからバスで2時間弱、スペインアンダルシア州・地中海沿岸にある「ネルハ」という町へ。宿はここでとっているけど、目的地は「白い村」として有名な「フリヒリアナ」。フリヒリアナにも宿はあるものの高かったので、ネルハから日帰りで行くことにした。(ちなみにこの町はポルトガルで会った日本人旅行者が教えてくれた)
ネルハのバスターミナル(というか、バス停)。
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宿は既にここから見えている(緑の看板)ので、私のような高レベルの方向音痴でも迷わない。しかも名前が「AZAHARA(アサハラ)」、一度聞いたら忘れない。
マラガからもグラナダからも同じバス停に着き、フリヒリアナ行きバスもここから出ている。(細かい行き方は記事最後に)
荷物を宿に預けた後、フリヒリアナ行きバスに乗る。ちゃんとバスに行き先が書かれているので分かりやすい。(ホテルアサハラの前辺りに停車した)
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フリヒリアナ到着。
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インフォメーションという小屋の中にはおじいさんおばあさんの人形がいて、1ユーロ入れると仕掛けが動くようになっていた。
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ほんまのインフォメーションセンターはどこや!
人に聞きつつ、本当のインフォメーションセンターへ。フリヒリアナはバス停を境にして2つの丘があり、それぞれ旧市街と新市街と分かれていて案内所は新市街の方にあった。
インフォメーションセンターの屋上から見た旧市街。う~ん、白い!
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雰囲気のいい図書館。
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新市街の建物も全て白い。
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新市街は玄関がポルトガルのアズレージョのような装飾タイルで飾られている家が多かった。ポルトガルに近いから影響を受けているのかな?
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観光のメインは旧市街。
何があるという訳ではなく、ただただ白い町をそぞろ歩き。
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建物は全て真っ白。
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陶器が有名なようでお土産屋さんにはきれいな模様の花瓶や植木鉢、食器類が沢山売られていた。
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民家の玄関などにも植木鉢や花瓶が吊るされて飾られていて非常にかわいい。
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うんうん、女子旅っぽいぞ笑
こういう↓タニシの貝がらをひっくり返したような先細りの植木鉢が多かった。
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まだ時期が早かったけど、5月くらいだと花も咲き乱れていてきれいだろうなぁ。
何か気になるデザインの植木鉢。↓
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猫さんもの~んびり。
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ややっ!アレは何だ!?
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そんな狭い所に入らんでも・・・(;´∀`)
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玄関の扉は青色が多い。
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白い町に白いベスパ。オサレ。。。
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えっなぜトゥクトゥク!?
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※トゥクトゥク・・・タイでタクシーとして使われるオート三輪。
絵になる場所だらけ。ただ日光が強すぎて私の写真技術じゃどうにもならん。
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ただこの村、ただきれいなだけでは無く歴史ある村。
旧市街を歩いていると、家の壁にタイルに描かれた絵を沢山見る。
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フリヒリアナはレコンキスタ(イスラム教徒に対して行った国土回復運動)でグラナダを追い出されたムーア人(イスラム教徒)が反乱を起こした地。タイルの絵にはそのときの抵抗が描かれている。
下の文章は読めないけれど、絵を見ると奴隷として使われていたり虐殺されたり悲しい歴史を垣間見れる。
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旧市街の丘の上からの景色がいいらしいけど、面倒なので帰ろう。
この辺りは甘いワインが有名だそう。
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小さなカップ1杯1ユーロ(約120円)。
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あま~い!
美味しい♪
というか私は甘いお酒なら何でも美味しいと思ってしまう。
甘けりゃいいってもんじゃないけど甘けりゃいい時もある。暑いとビールだけど。
写真好きな人にはうってつけのかわいい村。ただ「あまり観光地化されていない」と聞いていたけど、観光客はかなりいたし観光客用レストランも沢山あって、普通に観光地だった笑。村というより町だけど、山の中にあるのは確かなので1泊して町外れまで歩けばまた違った雰囲気が味わえたかも。
15:15のバスでネルハに戻り、ナルハの町も散策。
ネルハの観光案内所内にあったリアルな人形に思わず「うわっびっくりした~!」と口走る。
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ビーチ近くは完全にリゾート地。
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↓「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれる場所。
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誰だろう。
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透明度が高くきれいな海。5月くらいなら泳げたかな~。
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宿にキッチンが無いのでスーパーで晩ごはんを購入。
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キッチンが無い時よくお世話になったスパニッシュオムレツ。
穴を開けてレンジで4分。お手軽で安くて量も多い。1個2ユーロ(240円)前後。

グラナダからフリヒリアナへの行き方

フリヒリアナへはグラナダからもマラガ(セビーリャ方面)からも、必ず「ネルハ」で乗り換える。フリヒリアナ行きバスはALSA社とは別会社なので接続はしていないが、バス停は同じなのでタイミングが良ければそのまま飛び乗れる。
①グラナダ(Granada)9:00発~ネルハ(Nerja)11:00着
バス「ALSA」 2時間 10.76ユーロ
時刻表→ALSAホームページ
※ネルハでは何ヶ所かに停まるので、分からなければドライバーか近くの人に「フリヒリアナ」と訴えておくこと。
ネルハのバス停の場所↓

Hotel Azaharaのすぐ前。
②ネルハ~フリヒリアナ(Frigiliana)
バス 約15分 1ユーロ
バスターミナル(バス停)は降りたのと同じ場所から(Hotel Azaharaの前)、方向はマラガ方面へ向かうので、グラナダから来た場合はバスを降りて同じ方向へ向かうバス。チケットは車内で購入。
バス時刻表↓
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※日曜は運休なので移動手段はタクシー。
【補足】
ネルハのバス停にALSA社のチケットオフィスがあるので、次の予定が決まっている人はここで先にチケットを購入しておいた方がいい。特にマラガ行きは時期によってまぁまぁ混むのでマラガから日帰りの人は先に購入するのが無難。
グラナダからでも一応日帰りは可能。ネルハに11:00着のバスだと降りてすぐフリヒリアナ行きバスを探せば運が良ければ飛び乗れる。(私は11時に着いたけど宿に荷物を置いて12時のバスに乗った。15時過ぎのバスで帰って来たので現地滞在時間は約3時間。)

ネルハの安宿

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「Hostal Azahara (ホスタル アサハラ)」
Avenida de Pescia, 1
+34 952 52 04 26
N 036° 45.069, W 03° 52.675(上地図参照)
ドミトリー朝食付:14ユーロ(Booking.comで予約)
WIFI:部屋可(ネット会社の問題?らしく全館使えなかった)
設備:エアコン
その他:朝食はまぁまぁ充実している。
行き方:バス停から徒歩数秒、近くにスーパーあり。海までは少し歩く。キッチンは無いけど電気ポットと電子レンジはある。ドミと言うよりもツインルームにベッドを押し込んだ感じ(シングルベッド1台に2段ベッド1台)だけど部屋はきれい。
宿泊日:2017.4.5~1泊

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