さて、ワイロを渡す(前回の日記)ということで、インドネシアを出国出来た私。
何とかパプアニューギニアイミグレーションに辿り着きました。
↓ パプアニューギニアイミグレーションオフィス
あぁ、2度目のパプアニューギニア!!!
周りにさんざん「何で前回あんなに苦労したのにまた行くの!?」と言われましたが・・・;
ほんと、何でやろ;
2回来るという自分に驚きやわ(;´∀`)
前回、Rp800,000ものワイロを「ぽ~ん」と払ってくれた人は、中国系のマレーシア人で「エンカット」という名前。プランティングの会社で働いていて、パプアニューギニア・ヴァニモ支社のボスとのこと。
数人の従業員を引き連れていて、その人達と一緒に、私の入国審査も一緒に手続きしてくれた。
更にヴァニモの町まで、車で乗せて行ってもらう。
町までの道は、周り一帯は密林なものの、道はきれいに舗装されている。
が、
パプアニューギニアには「ラスカル」という武装強盗集団がいる。
国境付近も狙われやすい、という情報を事前に聞いていた私は、
終始ビクビク・・・((((;゚Д゚))))
だって、こんな民家も無いとこ、襲われても助けも呼べんよ;
これは大袈裟なことでは無く、前回私は「比較的安全な町」という所で強盗にあったし、内陸だけど実際銃で襲われた日本人もいるし、現地人談ではカナダ人観光客がこの国境の道で殺されたことがあるらしいし。
なぜそういうことを知りつつも、陸路での国境越えを選んだのか。
まず、インドネシアからパプアニューギニアは隣国にも関わらず、飛行機が運航していない。
一番安い乗り継ぎはオーストラリア経由だけど、陸路越え後+ポートモレスビーまでのエア代とほぼコストは同じ。
コストが同じなら・・・
「何があるのか分からない」陸路の方が、断然面白そう!!!
なぜなら、ここの国境は私が今まで旅した東南アジアとは違って、情報が少ないし、行ったという人に会ったことが無いから。
それでもやっぱりパプアニューギニアはお世辞にも「治安がいい」とは言えません。
まぁパプアニューギニア政府観光局のHPでは、「治安の面で過度の心配は不要」などどびっくりするようなことが書かれていますが、恐らくそれはパッケージツアー観光客のみに対するものであって、バックパッカー等の個人旅行者は、過度の心配をしてなんぼです!
外務省の海外安全HPでは、ブーゲンビル島だけ「渡航の是非を検討してください」だけど、(それ以外は「十分注意して下さい」)私的にはポートモレスビーも引き上げてもいいと思う。
現地人談でも、未だに首都での強盗・性犯罪は頻発しているそうです。
私は今回の旅ではポートモレスビーは空港のみの経由だけにしました。
前回ポートモレスビーに着いた時の日記参照。
パプアニューギニアに行きたいと思う方はその辺を十分理解した上で。
話はズレましたが、何とか襲撃もなく、ヴァニモに到着。
ホテルもビーチも空港も徒歩圏内にある、本当に小さい町です。
事前に調べていた、一番安いホテルに値段を聞くと、、、、
1泊330K(キナ)・・・。
日本円で13,200円・・・。
・・・。
「俺達の会社の寮に泊まればいいよ。」
という、エンカットの言葉に喜んで甘えることにしました(・∀・)
「ブッシュキャンプだけど」と言うので、どんな所かと思ってたら、密林の中にあるものの、案外普通のちゃんとした建物でした。
寮の食堂
もちろんタダメシw
左奥が今回の恩人、エンカットです。
寮の中
本日の寝床
なぜか部屋の中にブルネイのカレンダーが。
インドネシア付近のカレンダーは縦書き。
そんなこんなで、無事翌日ヴァニモ~ポートモレスビー~キンベの飛行機に乗ることが出来ました。
ほんとに何から何まで助けてもらった( ;∀;)
これもまた一人旅の醍醐味?ですw;
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