パプアニューギニア・カスカス島、そしてウエストニューブリテン島・キンベの町を後にして、イーストニューブリテン島・ココポへとやって来ました。
かつて第二次世界大戦時に、日本軍が占領していた「ラバウル」の近くです。
以前はイーストニューブリテン島の経済中心地はラバウルだったのですが、度重なるタブルブル山の噴火により、現在はココポへと移動しています。
以前ラバウル観光した時の記事はこちらから↓
そして、いよいよ今回の旅の最終目的であるパプアニューギニアの奇祭「マスクフェスティバル」に参戦です!
「奇祭」と勝手に言っているのは私だけですが。
確実に何記事かに渡りますが、読んで頂ければ、その理由はお分かりになるであろうかと。
このお祭り関連は、是非記事に挿入している動画で見て頂けると、より楽しめると思います!
海を渡ってくる精霊「トゥブアン」をお迎えしよう!
マスクフェスティバルは、1年に一度、パプアニューギニア各地の部族が集まって、伝統的な踊り(「シンシン」と言う)を披露するお祭りです。
毎年7月に1週間程度開催されるのですが、私は最も盛り上がると言われる最初の4日間に訪れました。
まず初日に行ったイベントは、
海から来る精霊を迎える
というものです。
その精霊は「トゥブアン」と呼ばれています。
時間は、「夜が明けるくらいの早朝」という、なんともパプアらしいあやふやな情報だったので、見逃したくない※私達は、朝5時に海辺へと向かいました。
※ココポでは、前回お世話になった現地在住の日本人ボランティアの方々に、今回もまたお世話になりました。本当に助かりました!
夜明け前の朝5時は真っ暗にも関わらず、海辺は地元民でいっぱい。
これは明るくなってから撮った写真ですが、浜辺一帯、人、人、人!
ただし、大きな祭りと言えど、ここはパプニューギニア、外国人観光客はぱっと見でも20人程度なのです。
その20人は団体なので、ツアー客なのでしょうが、パプアニューギニアではボランティア以外の外国人に会っていないので、むしろ「観光客おるんや・・・」と驚きました。
夜明けからだいぶ経ち、早朝7時半。
海面に何やら蠢くものが見えました。
おっちゃんが威勢良く、
「トゥブアーン!トゥブトゥブアーン!
ハーリアッ!ハーリアッ!(Hurry up!)」
と、なぜか精霊を急かします。
おっちゃん。
朝5時半に来て、待つこと2時間、ようやく精霊上陸!
ん?
せい・・・
れい・・・?
とても「精霊」って感じじゃないんですけどー!
「精霊」のイメージ ↓ まぁこれは妖精だけど。
到着直後、若干お疲れの精霊。
踊る精霊。
いやいやいや・・・
さすがパプアニューギニア。
「精霊」すら、想像範囲内を、かる~く越えてくる!
次回からしばらく奇祭編続きます。
コメント
待ってました!
この精霊様、最高ですね~♪なんて人間らしいのでしょう。
[太字]旅女いや、Tabijyo、素敵すぎます~![/太字]
※「じぃ~じの日記」の“あの記事”とカテゴリー欄、修正しました。
でしょ。
このコミカルな動きにかなりハマりましたw
ブログ、リンクさせて頂きました~(∩´∀`)∩
精霊様うける(笑)めっちゃ疲れてたし、そんな激しい登場やないよね?
ぜひとも一度生でみてみたい(>_<)
でしょ!?
この祭りは聞きしに及ぶこのトゥブアン様を目当てに行ったようなモンやからね。
本気で行くなら案内します笑