2日目:Chumoa チュモア(2,760m)8:30~Namche ナムチェ(3,440m)14:00
歩行時間:5時間半(休憩込)
↑※地図に載ってる目安時間はチュモアの次の村・モンジョからナムチェで2時間と書いていた。…休憩時間を含んでいないのかもしれないが、そんな時間表記はここからは何の役にも立たないと思う。。。(まぁ私はかなり休憩しながらゆっくり行ったので、トレッキングに慣れている人は4時間もあれば充分かもしれない。)
朝カトマンズで買ったオレオを食べて出発。
オレオはどこの国でもよく見かける。カトマンズでは1袋(150g)で70円前後だったと思う。見ると製造社はインドのようだった。
昨日は疲れてあまり外に出なかったので、宿のすぐ隣りにチェックポイントがあったのにすら気づかなかった。まぁここのチェックポイントは人がいない時もあったりで、さほど重要じゃなさそう。メインのチェックポイントはナムチェ入り口にある。
ロバも朝の支度中。
天気も良く、遠くの山がくっきりと見えた。
長い吊り橋をいくつか渡り、モンジョとジョルサレの村を通過する。
モンジョとジョルサレには宿もレストランも多い。
ジョルサレを抜けるとナムチェまで食事出来るような場所は無かった。
そしてこの後のナムチェまでの写真はほぼ無い。
ジョルサレ以降の上り坂はめちゃくちゃキツかった。
チュモアとナムチェの高度差は680m。地図上では短い距離を、680m高い位置まで登るのだから、ひたすら上り坂が続き、場所によっては傾斜もかなりある。加えて高度も高くなるので、すぐ息が上がり、頻繁に休憩をとる。
1日目はまだ余裕があったため、後から1日目にジョルサレまで行っておくべきだったと後悔。
途中の「エベレスト・ビュー・ポイント」にて木々の間から遠くにエベレストを望む。
ようやくナムチェの入り口のチェックポイントに到着。
ここでTIMS(許可証)を提示し、更に「サガルマータ国立公園」への入域料を払う。3,390ルピー。
やけに日本人贔屓の担当者(警察官?)で、ニコニコしながら「頑張ってね!」と送り出してくれた。
チェックポイント横にナムチェの地図があり、ほとんどのホテル・宿はここに載っているようなので、宿が決まって場所が分からない人はここでチェックしておくと楽。
ちなみに「エベレスト」というのは、イギリス人の測量局長官「ジョージ・エベレスト」からきている。ネパール名では「宇宙の頭」という意味の「サガルマータ」、地元のシェルパ(山岳民族)は「大地の母」という意味の「チョモルンマ」を使う。…とガイドブックには書いてあったが、外国人に対してはみんな「エベレスト」と言っていた。
ゲストハウスやレストランが並ぶ中心部までは、このゲートから更に坂を上る。
ようやくナムチェの村へ。
共同の水場。水は本当に冷たい。
中心部に到着。
観光客向けのホテルやレストラン、カフェ、土産物屋、トレッッキング用品など、様々な店がひしめき合っている。
カトマンズで買い忘れた物があっても、大体ここで揃う。
フリースジャケットやアウターは意外とカトマンズと変わらない値段(R1,000~R3,000)だが、トイレットペーパーや水等の消耗品は倍以上する。
カトマンズで1ロールR75前後のトイレットペーパーが、ここではR150~R180する。1LでR20だったミネラルウォーターは、R100。下手すると宿代よりトイレットペーペーの方が高いのである。
私が泊まったロッジは、ルクラのナマステロッジのおじさんに紹介された所…だと思っていたが、似たような名前が多いので、今思うと違うロッジだったのかもしれない。
本日の宿「HIMALAYAN LODGE(ヒマラヤンロッジ)」
窓からの眺め。
こうして見ると、とてもここが標高3,400mの山間の村だとは思えない。ほとんどが観光客用のホテルだけど、ここまで見た村に比べると、発展してるな~と思う。
到着したのが2時くらいだったけど、もぅ霧が出ていた。
ナムチェの午前中は大体晴れているので、翌朝の窓からの眺めはこんな感じ。
山小屋の宿泊費はどこも大体一泊一人R100~R200(100円~200円)と安いが、それはその宿併設のレストランで食事をするという暗黙の了解がある。
が、まぁ1食くらい食べておけば特に文句を言われることも無いと思うので、私は夕食を宿で取ることにし、他の安めのレストランで遅めの昼食を取った。
観光客向けの繁華街から少し離れた所にあるネパーリレストラン。
上と下は違う店。
何となく安そうな下の店に入ってみる。
フライドライス(炒飯)とガーリックスープを注文。
トレッキング中はとにかくガーリックスープを飲めと、カトマンズの宿の人にアドバイスされていた。ガーリックスープは美味しかったけど、何せこのフライドライスが油っこい。そして量が多い。(ネパールでは米と麺を頼むと大体かなり多めの量が出される)
何となくもたれたな~と思っていたら、夕方くらいから本格的に気分が悪くなり、晩御飯も食べずに吐いた。
この時は高山病だと思っていたけど(ナムチェでなる人が多い)、今思えば完全に食あたりである。高山病は大体頭痛や寒気が先にくるので、いきなり吐き気というのはどうも高山病では無いと思う。
その証拠に、夜の間に全部吐ききったら翌朝ケロッと治っていた( ̄ー ̄;)
恐らく古い油にあたったんだと思う…。
高山病対策のために、ナムチェでは2泊する。
【チュモアからナムチェ】
とにかくひたすら上り坂。かなりキツいので、こまめの休憩&水分補給。ジョルサレを過ぎてしばらく行くとトイレと水道がある所が「エベレスト・ビュー・ポイント」。遠くにエベレストが見える。ナムチェ手前のチェックポイントで入域料を払う。
【ナムチェの宿】
「HIMALAYAN LODGE(ヒマラヤンロッジ)」
宿泊費:R200(ホットシャワーR400、Wifi1時間R400)
レストランは高いが、人気宿。ディナー時にはダイニングは人でいっぱいになる。
シャワーのお湯はかなり熱い。この先しばらく浴びれないので、とりあえず浴びておいた。もちろんドライヤーは無いので浴びるなら日中の方が無難。風邪をひく可能性もあるので浴びない人も多いよう。
ここで2泊したが、1日目食あたりで吐いていたため、レストランで何も食べなかったが、特に何も言われなかった。
【本日使ったお金】
フライドライス R200
ガーリックスープ R100
ホットシャワー R400
宿泊費 R200
合計:R900
コメント
自然満喫してますねいいですね 旅しててホームシックとかにならないんですか? でもホームシックになってたら旅はできないですよね
お久しぶりです♪
確かに自然満喫してますが、実際は埃まみれの汗まみれでそんなにキレイなもんじゃないですけどね(;´∀`)
ホームシックは人によるでしょうが、私は結構なりますよ~;ホームシックというか、日本シックというか…今ならコタツにみかんが恋しくなったり、飼い猫をもふもふしたくなったり、友達に会いたくなったり。
長旅してても、そういうことは誰しもあるんじゃないかと思います。長旅をしてる人は仕事を辞めて出て来ている分、ホームシックになってもやりたいことをやりきってから帰る、というのが先に立つんじゃないでしょうかね~。
長い人は3年や5年、日本に帰ってない人もいましたが、私は1年に1回の頻度で帰っているので笑。
しほ