リアルどうでしょう36時間列車の旅。

ということで。
スリランカに行くことにしました!!
最近身動き取れなかった分、私にしては珍しく観光意欲が湧いているのと、後1ヶ月でインド回るのは無理だと判断したため。スリランカでもう一度インドビザを取ることに。
スリランカはインドの南にある、北海道くらいの大きさの島国。
一般的に「セイロンティー」と呼ばれる紅茶で有名な国です。ちなみに「セイロン」と言うのはスリランカの昔の国名です。
インドから近いので船で行けないか調べたものの、情報があやふやだったので断念。
航空券は南インドの「マドゥライ空港」発着が一番安かったので、そこまで列車で行くことにしました。
・・・と、簡単に書きましたが。
この距離を移動するわけで。
マドゥライ
約2,100km。
日本で言うと北海道稚内から広島くらいの距離ですよ。
コルカタからマドゥライまでの直行便が毎週月曜日しか無かったので、チェンナイで乗り換えなんですが。
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こちらがコルカタからチェンナイのチケット。
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3月11日 23:45発。
3月13日 3:45着・・・。
まさかの列車で2泊。
宿代浮いてラッキー!・・・と思う歳ではもぅ無い( ;∀;)
え~と、、、私の計算が正しければ、28時間移動 ですね。
そんでもって、その日の昼出発のチェンナイからマドゥライ。
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13:20発、21:25着。
こちらは約8時間移動。
トータル・・・
しちゃいます?(・∀・)
トータルで、36時間、列車の旅です!!
\(^o^)/

タイ鉄道が16時間だったので、チェンマイまででも今まで一番長い列車移動。
乗り換えの待ち時間まで入れてしまうと45時間以上になってしまう・・・。
しかも夜マドゥライに着いた翌日の昼には、飛行機でスリランカへ!
移動、移動、ひたすら移動!!!
4日がかりの大移動なのでぇす(`・ω・´)
つーことで、夜コルカタの宿を後にし、列車で就寝。
運が悪いことに3段ベッドの一番下だったのですが、この日は出発時間も遅かったのでみんな早々に自分のベッドで寝てくれました。
※インドの寝台列車(SL:スリーパー)は、BOX席が3段ベッドになっていて、2段目は折りたたみ式になっている。2段目の人がベッドを設置しないと自分も寝れないし、逆に朝起きてこないと席に座るには頭と腰を屈めないと座れない。
翌朝。
ここからは長旅の末復活した私の愛機・オリンパス PENちゃんなので~す( ;∀;)
ミラーレス一眼が出だした当初に買ったもので今回で2回目の修理。買い換えようか迷ったものの、戻ってきた今更に愛着が湧きました。もぅ少し頑張ってね~!
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早速いい写真が撮れた~♪
隠し撮りしちゃったので、後で見せるとめっちゃ笑ってました。
向かいのこの夫婦、すごくラブラブで交互に膝枕して寝てました。
私の席は外国人用シートだったので、周りもみんな外国人。インド人に見えるこの人達はバングラデシュ人でした。
しかしバングラデッシュと言えば・・・痴漢大国!!!;
早々に手を打たなければ!と、若者達にも接触しておきました。
トランプをしているバングラデッシュ人の青年達。
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「写真撮ってもいい?」と聞く私の本音は「何かあったら警察にこの写真突き出すからね♡」といったところです(`・ω・´)クロいw
一日中列車なんてヒマだろな~と思っていたのですが、編み物したり、ぼ~っと車窓の風景を見ている内にあっと言う間に夜がきて、案外楽勝でしたw
ちなみにご飯は車内販売のを買って食べました。
値段忘れたけど、ビリヤーニとかスナック類とか、そんなに高くなかったし、水やチャイも頻繁に売り歩いています。
車窓からの景色はほとんど田舎な景色だけど、ジャングルや湖になったり意外と楽しめます。
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夕陽がすっごくきれいに見えました。
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こういうのを列車で見ると「あぁ~旅してるなぁ~」とゾックゾクするちょっと変態な私。
その日の夜も爆睡。
到着時刻にバングラ人夫婦が起こしてくれました; 英語が出来なくてほとんど話してないのに優しい♪
チェンナイ・セントラル駅に到着。
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暗い内は出歩きたくないので、朝7時くらいに駅を出ました。
ここからマドゥライ行きの駅は「チェンナイ・エグモア」駅。
リキシャを無視してバスで移動。
セントラル駅正面の交差点を渡ったところがバス停。(現地人が沢山集まっています)
そこから左方向へ行くバス、番号は「17Eと28番」と教えてくれました。
バスで約10分、9ルピー、そこから徒歩数分のところにエグモア駅があります。
チェンナイ・エグモア駅
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セントラル駅よりも小さくてホームも少ないですが、駅周辺は食堂も沢山あります。
出発時間は昼で、まだまだ時間があるのでその辺をぶらぶら。
お昼ごはんにドーサ(ソースを付けて食べるクレープ的なもの)を食べた後、目に入ったこれ。
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「おっちゃん!コレもコレも!!(;゚∀゚)=3」
値段忘れたけど100ルピー(約180円)くらいだったかな?
コルカタから一気に南に来たからか、とにかくチェンナイは暑く感じて。高かろうがこのサッパリしてそうなパフェ的なものがすごく食べたくなりまして。
で、出てきたのがこれ。
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どんだけ「写真はイメージです」なのさ~。゚(゚´Д`゚)゚。
いやサッパリ感は無いものの、別に美味しそうなんだけど、問題は何この一番下の黄色と緑のやつ・・・。
何かすっごい気持ち悪い・・・;
バラナシで似たようなの食べたけど、まだそっちの方が食欲を邪魔しない色彩やったよ・・・。
まぁ食べるけどね。
もちろん残さず食べるけどね。
下のうにょうにょしたやつはゼリーだったけど、まぁ美味しいとは言いがたい。ただ疲れてたから、フルーツがいっぱい入っていたのが嬉しかったかな~。
駅に戻り、出発時刻までPCで動画を見たりしながら時間を潰す。
13:20出発。
21:25到着。
写真一切無し(;´∀`)
しかし何と定時発の定時着!チェンナイまでも20分程度の遅れだったし、霧が無い南の方はあんまり電車遅れないんだろうか?
マドゥライに着いたのは夜だけど、安宿街は駅から徒歩圏内に点在しているので、写真も撮らずに一目散に駅を離れる。
目当ての宿がどこも満室で、空いているのは500ルピー以上の宿ばかりだったので、適当な宿で折り合いをつけました。
朝撮った写真↓
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この傾いた看板がなんとも・・・
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HOTEL Subham
127/61 West Perumal Maisty st.
0452-2342022
シングル:400ルピー(約720円)水シャワー、トイレ付、Wifi無し
シーツは汚く、トイレでデカいゴキブリを発見したけど、1泊だし見なかったことにする。
駅から徒歩10分くらい。
部屋はまぁまぁ広い。
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ロビーに色の薄い金魚がいる。
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この宿付近にはなぜかバーが沢山あったので、非常にそこで飲みたかったけど判断能力を失ってそうだったので、1人部屋で乾杯w
ともかく、48時間の移動が終了。
シーツは汚くてもとりあえずベッドでゆっくり爆睡~。
そしてこの翌日にはスリランカなのでぇす!!!
というか、ブログにかなりタイムラグがあるので、現在これを書いているのはスリランカなのでぇす!!!\(^o^)/

~移動メモ~
コルカタからチェンナイ
列車 23:45発 翌々日3:45着(到着20分遅れ) 28時間
SL 665ルピー(約1200円)
チェンナイからマドゥライ
列車 13:20発 21:25着(遅れ無し) 8時間5分
WS(エアコン無し指定席) 180ルピー(約320円)
こうして見ると28時間で1,200円ってめっちゃ安い;日本やと東京駅から成田空港までしか行けんよ笑。

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