ハマム・垢すりとジョージア料理(トビリシ)

ジョージアの首都・トビリシに戻って来た。トビリシ滞在中は宿が別のYさんとは少し別行動。荷物を預かってもらってたこともあって、前回と同じホステルジョージアにチェックイン。ここで一時管理人をしていた世界一周中のバックパッカー「女忍者さん」にも偶然会えた。
女忍者の世界一周
忍者の格好で世界一周!ピンクの衣装が萌え~(*´∀`*)なのですが、夜に会ったので着てるところを見ることは出来ず。
更にエレバンで会ったTさんとも再会し、Tさんはこの日の夜出発。丁度宿泊客が日本人だけだったということもありお別れパーティーみたいな感じでワインを飲みまくり、、、「絶対別れそうにないカップルがいる」という他の方の話に対し、「絶対なんてないよ・・・」と静かに反論する私と女忍者さん。酸いも甘いも噛み分けたアラサー2人だったのでした。
さて、ジョージアは全く観光していないので、とりあえずトビリシの旧市街へ行くことに。有名な教会なんかが沢山あるらしいけど、私の目当ては「ハマム」
ハマムとはトルコ式のお風呂で、中東全般あるようだけどここジョージアにも沢山ある。日本の銭湯や温泉と違うのは基本的に垢すりやマッサージをする場所で、サウナはあっても浴槽が無かったりで男性オンリーな場所が多い。が、情報ノートに女性も入れて浴槽もあって安いハマムが紹介されていたので行ってみることに。
旧市街にあるので、ホステルジョージアからはホテル前の道で150番のマルシュを捕まえる。ドライバーに「ハマム、ハマム」と言っておけば多分OK。
降ろされたところすぐにある「No.5 ハマム」。
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ここは男性のみなので、このハマムを正面に見て右側の道に入ったところ、右手にある。
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ここ。
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値段は忘れたけど2ラリか3ラリ(約130円)だったかな・・・。
オプションのマッサージ、垢すり(スクラブ)はそれぞれ10ラリ(約430円)。先にマッサージをした女性が今イチと言っていたので、垢すりだけやってもらうことに。
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タイル貼りの通路がオシャレ。
女性更衣室に入ると既にむあっとした湿気が。
太ったおばちゃんが沢山いて、「マッサージ?スクラブ?」と聞かれたので「スクラブ」と答える。服を全部脱いで荷物と一緒にロッカーへ入れ、カギはおばちゃんに預ける。
ガランとした浴室の壁にはシャワー・・・というか打たせ湯?高い位置にあるホースみたいな穴からお湯が出るようになっている。マッサージ用の台がいくつかあり、浴槽は人1人分くらいの小さなもので、入ると立って首くらいまでの深さがあった。一応階段があるので座ってつかれるが、入っている人は1人もいないのでつかる用じゃないのかも・・・?
浴室には太った裸のおばちゃんがみんなゴシゴシと体を洗っている。
私も一通り体を洗って、外のおばちゃんスタッフに「スクラブしたいんだけど」と言うと、中の人に言えと言われる。中の人ってみんな裸のおばちゃんやけど、この内の誰かが垢すり係なのか?とりあえずその内の1人に「スクラブしたいんだけど」と言うと「そこに寝なさい」と台を指さされた。この太った裸のおばちゃんが垢すり係だったのか・・・というか、やる人も裸なんや・・・笑。
打ち上げられたまぐろの如く台にごろんとなっていると、おもむろに太った裸のおばちゃんが布で私の腕をごっしごっしとこすり始めた。ちょっと痛いけど、ボロボロと大玉の垢がどんどん出てくる。
うわぁ~・・・と自分の垢に感心していると、
イタッ!!!Σ(゚д゚;)
ちょっ・・・!
待って・・・!
イタッ!!!Σ(゚Д゚;)
太った裸のおばちゃんは私の腕をごっしごしとこするそのままの勢いで「ち◯び」もズリッといったのである・・・。痛いし、、、まじで!;
その後はガードしてので難は逃れたものの、ものの5分くらいで垢すり終了。
う~ん、このクオリティなら430円でもちょっと損した気になるな;まぁ太った裸のおばちゃんの気分にもよるのかもしれないけど。
とりあえずサッパリしたところで旧市街を軽く散策。(後でハマムを最後にすれば良かったと後悔;)
ハマムNo.5前はこういう丸いドームがぼこぼことある。
これは室内の天井が円形だから、そのままそれが外に出ているのだと思う。
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ハマム近くにはほとんど水の無い川が流れていた。
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まっすぐ進んで行くと崖があった。
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けど、この先のゴールはしょぼい小さな滝で行き止まり。
よくこんな所に家を建てたなぁ~。
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ホテルも沢山あって、色とりどり。おもちゃみたい。
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う~ん、あの丘の上の教会?砦?はきっと観光名所なんだろなぁー。どうしようかなー。でもお風呂入ったから汗かきたくないしなー。
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都会なものの、周りを見渡せば教会だらけ。丘の上の教会まではロープーウェイでも行ける。でもなーそっから歩くんだろなー。
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その辺にあった近場の教会の聖画が素晴らしかったので、これでよしとしよう。
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ヨーロッパテイストなオシャレカフェも沢山ある。
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アイスコーヒー飲みたい!と入ったカフェ。
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WIFIも普通に使えたし、エアコンも効いてたんだけど「砂糖ミルク無し」と言ったのに、しっかり両方とも入ってきた(゚∀゚) まぁ・・・別にいいけど;
コレ、人数いれば絶対やりたかった~!1人でやってもなぁ。
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うちなら馬か鹿に顔入れたいなぁ。あ、←馬鹿完成?
あっねこさま!(*´Д`)
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にゃーす。
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そしてジョージアといえば!
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ハチャプリ!!
とりあえず名前がかわいい。ハチャハチャプリプリしてそうな感じ。
ハチャプリというのはジョージア料理の1つで、チーズ入りのパンのこと。地域によっていろんな種類のハチャプリがあり、これはバトゥミ等アジャラ地方で食べられる「アジャルリ」という種類のハチャプリ。ハチャプリの中でも一番見た目にインパクトがあるけど、実際その辺で売っているのはパイにチーズを練り込んだ惣菜パンのようなものが多い。
アジャルリはチーズの上にバター、卵が乗っているのがスタンダードなので、結構重い。店によって大きさが選べる場合もあるので(メニューには無いけど)注文前に要確認。ぐちゃぐちゃに混ぜてダムを内側からくずしつつ、両端のツノをちぎってディップしたりしつつ食べる。
これはジョージア滞在時に結構いろんな場所で食べたけど、店によって本当に味が違う。ここで食べたものはアッサリめのフレッシュチーズのようなものだったけど、こってりしたチーズを使っている店もあれば、2種類のチーズを混ぜて使っている店もあったりで面白い。まぁカロリーは考えないようにしつつも、結構重いから最後は押しこむようにして食べるものの、また見かけたら注文したくなってしまうのだから不思議。
旧市街で食べたこの店はアジャルリ専門店で、他にもいろんなタイプのアジャルリがあった。
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観光地ど真ん中という場所にしてはまぁ頑張っている値段?税込7.7ラリ(約330円)。お客さんはほぼジョージア人だった。
家へのポストカードも旧市街で買って出したのだけど、切手が今までの国で一番カラフルでオシャレ。
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ただよく見ると私の嫌いな蝶がデザインされているのであまり見ないようにしよう・・・。
ハマム前の道は結構ビュンビュン車を飛ばしているから、これはバス停じゃないとマルシュ停まってくれないかも・・・と思い、バス停を探しているとガラス張りの変な橋のところまできた。(マルシュ=ミニバスは大体手を挙げるとバス停が無くても停まってくれる。)
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全くバス停が見つからず、反対側にあるのかな?と元来た場所に戻って、ヒマそうな警察官に聞くとその場でマルシュを停めてくれた。なんだここで停めれたのか。。。
トビリシではイランを少し一緒に旅したJさんとも再会できたため、一緒に御飯へ。
日本人の間では有名店。
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「シュクメルリ」というジョージア料理。
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しょうきさんと女忍者さんは「美味しいけど作れそう」だったみたいだけど、私は
うまい!!!(*´∀`*)
えーもっと食べたい!
シュクメルリとは、鶏肉をにんにく・ヨーグルト・塩・油で煮た料理。
特ににんにくがたっぷり入っていて、にんにく好きにとっては最高。むしろもっと入れてくれてもいいくらい。このスープにパンを浸して食べるのがまた美味しい。
これ一人分とかあったら毎日でも通えるなぁ~ビールにも合うし。
3人でワリカンして1人7ラリ。ハチャプリよりも安い300円。ちなみに生ビールは1ラリ=約43円!安い美味しい嬉しい。
太ったレディーのこのデザイン、好き。日本直帰なら何とかしてビールジョッキ手に入れただろうなぁ。
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