メスティアから南下し「バトゥミ」という黒海に面した港町へ。
ここも一応ジョージアから独立した「アジャリア自治共和国」という未承認国家なのだけど、独立を指揮していた議長が辞任したため、現在はジョージア政府の支配下にある。
まぁ今は「自治州」に近いのかな?バトゥミはアジャリア自治共和国の首都とされていたのだけど、バトゥミに入る前に免税店があったのが驚いた。
で、バトゥミに入った瞬間。
何て都会なんだ!(メスティアからなので尚更)
何か町中にケーブルカーあるし。
建物ヨーロッパ風やし。
絶賛建築中の建物達。
変な場所に観覧車みたいなんくっついとる。
町ぶらが止まらない。
何てきれいでオサレな町・・・。
ヨーロッパ風の古い建物が多いのにも理由がある。かつてギリシャの植民地だったことと、その後はロシアに合併、ロシア革命後はトルコ、イギリス軍に占領。イギリスの後押しで独立したのにイギリス軍政下におかれ、1921年にはソ連領に・・・と、調べるとこの町、結構数奇な運命を辿っているなぁ。。。
町がきれいなせいか、犬までお行儀よく見える。
猫さんまでもきっちり香箱座り(*´∀`*)
ナンバープレートはジョージアだけど、車はNISSAN!
ただお上品な町かと思いきやこの噴水。
え・・・?いいのこれ・・・?(;´Д`)
インフォで貰ったパンプレットによるとどっかの国(忘れた)の有名な噴水のパロディモノらしい。
閉館されたサーカスの建物にあった彫刻。かっこいい。
レストランの壁にあった絵。串焼き肉を食べる紳士2人。
と、お母さん。
妙な建物もたくさんある。
町はきれいで完全に観光地なんだけど、繁華街を少し離れただけで売物件や貸し物件が沢山あり、人が住んでないような建物も多く見た。かつてバブルが弾けるようなことがあったのかなぁ?
黒海ビーチ。
ロシア人っぽい観光客も多いけど、トルコの国境が近いこともあってトルコ人も結構見かけた。
ピンボケだけどこの楽しそうな乗り物は清掃車。
海辺にある公園の広場をこれでブ~ンと走っていた。
この仕事いいなぁ~。
ジョージアの名物グルメ「ハチャプリ」
バトゥミと言えば、「アジャルリ」というハチャプリ(パンの上に生卵、チーズ、バターを乗せて食べるもの)の発祥地でもある。
これは食べないと!と宿の人におすすめのレストランを聞いて行ってみた。
地下に入るから外から店内は見えないんだけど、いざ入ってみると大勢の人で賑わっていて、みんなアジャルリを食べていた。かなり有名店らしい。
その前にバトゥミの地ビールを。
もちろんレストランで飲むより、店で買う方が安いんだけど、アジャルリにはアルコールが無いとちょっとキツい。。。
アジャルリ&ビール 11.7ラリ(約515円)
宿の人が「すごく美味しい!」と言うだけあって美味しかった。私が分かるだけでもチーズが2種類入っていたのが今までのアジャルリと一味違う。
アジャルリは何箇所かで食べたけど、本当に店によって味が違うから正直ここが一番!というのは無い。どこも美味しくそしてどこも重い;(アラサーにとっては)
パンにチーズを乗せて焼いて、生卵とバターを乗せるだけだから日本でも作れそう、と思うのだけど、やっぱりチーズもバターも同じ味のものは日本には無い。作っても「やっぱ違う・・・」と思ってしまうんだろうなぁ~。
そしてバトゥミではずっと気になっていた「ジョージアンダンス」を見ることができた!写真が多くなってしまったので次の記事にまわしまーす。
バトゥミの安宿
「Batumi Surf Hostel」
住所:Melashvili st. 33/35
MIXドミトリー:18ラリ(Booking.comで予約)
WIFI:あり(部屋によって使えない)
設備:共同ホットシャワー、エアコン、キッチン
その他:私が泊まった部屋はWIFIが繋がらなかったので共同スペースで使うしかなかったけど、机が少ないのがちょっと難点。あとスタッフが起きるのが遅い(用があったのでクリーナーさんに10時に無理やり起こしてもらった)。
宿泊日:2016.9.10~2泊
行き方:ケーブルカー乗り場から徒歩約15分。上写真の看板を入った細道の奥にある。
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