世界遺産のウシュグリ村と十字架の丘

世界遺産ウシュグリ村

メスティアから南東に約45km、「ウシュグリ」という村がある。この村もメスティア同様復讐の塔が立つ村で、村全体が世界遺産として登録されている。(復讐の塔については前回の記事参照)ネットで行き方を検索していると「秘境」という言葉がよく目にしたのだけど、メスティアから普通にマルシュルートカ(乗合ミニバン)で行けることが発覚。バスで行ける秘境って笑。思うけど、秘境って「秘境」と言われた時点で秘境では無いよな~。まぁもちろん以前は交通手段はほぼ無かったんだろうけど。

前日ナジさん経由でウシュグリ行きのマルシュルートカ(ミニバス)を予約。私達が行ったのはオフシーズンにさしかかる前で観光客もそれなりにいたせいか、ウシュグリ行きマルシュは結構あって一律料金だったけど、オフシーズンは1台料金÷人数となるらしい。

マルシュは私達を含む7人くらいの観光客を乗せ、10時に出発。「途中写真を撮りたいポイントがあれば、言ってくれれば停まるから」と言われたものの、停めてもらったのは1回だけだった(小心者;)。しかも停めてもらったにも関わらず天気が悪くていい写真は撮れず、とにかく約2時間半山道を走ったところでウシュグリ村に到着。
標高2,400m。天気が悪いせいも相まって寒い。

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メスティアを出た時は晴れていたのに、ウシュグリに着いた途端この天気の悪さ泣;
その上ここで撮った写真データも半分紛失。もういい!

Yさんとは別行動して、てくてくと村を歩く。山の中に取り残された村、といった感じでのどかで静か。小さなホテルやレストランもあるけれど、メスティアに比べてごく僅かであまり観光地化されていない。ここでのんびり1泊しても良かったかな~と少し思う。

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塔も家も石造りだけど、メスティアより古そうな感じがある。家の壁をレンガのように同じ大きさに削った石を積むのではなく、右写真のように石を削らずそのまま積み重ねているような家もあった。石と石の間に出来た隙間には木片が詰め込まれていたり・・・これでよく建ってるなぁ~と思う。

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丘の上に見える小さな教会。(写真手前)

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私としてはこの教会が非常に良かった。教会は小さく、古く、派手さも無い。けれど狭く暗い通路と聖堂、剥がれ落ちた部分があるも美しく残るフレスコ画が「昔から人々と共にここにある」という圧倒的な存在感を示していた。
※内部はフラッシュ禁止だけで撮影OK。(もちろん撮ったけど例によってデータ紛失;)ただこの教会、始め私が行った時は閉まっていたので、閉まっていることがあるのかも。しばらく周辺でウロウロしているとツアーらしき観光客が集まりだし、ガイドがどこかに連絡してカギを持った神父さん?が開けてくれた。

教会の屋根は遠目だと石を薄く削ったもののように見えたけど、近くに行くと木を削ったものだった。風で飛ばされないのだろうか・・・。

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この教会の丘からは村が一望できるのでお勧め。私が行った時は曇ってよく見えなかったけど、晴れていると遠くに雪の残る山脈も見えると思う。
マルシュルートカは往復で予約したため、帰りの時間までにまだ余裕があるものの、ここで本格的に雨が降ってきた。

何ならひょうも降ってきた!(゚∀゚)

「滞在時間は3時間」と言われ、短いな~と思ったけれど、この  ひょうの中では歩く気にもなれず、その上寒い!結局帰りのバスまで残った時間1時間弱は「チャイ・コーヒー」と書いたその辺の宿に入って温かいコーヒーを飲んでやり過ごした。コーヒーはインスタントのくせに2ラリと普通より高かったけど手作りのケーキもつけてくれてラッキー♪普通に美味しく、ついでに宿の値段を聞くとシングルで40ラリ。部屋もきれいだったし高いけど払えないほどでも無いな~。

まったりぼ~っとしている内に時間が過ぎる。あっ!もうこんな時間!と気付いたところでマルシュに戻る。相変わらず私はぼ~っとすることに関しては上手だと思う。
メスティアに戻ったところで、この後航路でヨーロッパへ行くYさんとはここでお別れ。・・・するも、この後行くバトゥミであっさり再会(まぁよくあることw)。

 

~メスティアの十字架の丘~
メスティアはトレッキングポイントが沢山ある。が、基本的にはそういったことが面倒臭い私はインフォメーションセンターに行って「すぐ帰って来れる簡単な場所ある?」と聞く。インフォの女性に「大きな十字架のある丘」を勧められ、地図をもらい行き方を聞いたものの、このインフォの地図がジョージア語だしざっくばらんだしで、サッパリ役立たずでスマホの無い私は不安を抱えながら歩くことになった。

インフォの人はこういう看板↓を目印にしろと言ったが、この看板は最初と最後にしか見なかった。

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インフォの人はこういう赤と白のフラッグのようなマーク↓も目印にしろと言ったが、普通の直線でこのマークがあるくせに肝心な分かれ道で全く無く、全然意味が無い!

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道も道というものは無いけどとにかく上を目指す。

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途中の景色。

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その後同じく十字架のある丘へと向かうカップルに会って、その人達に着いて行き、何とか到着。途中木をかき分けながら進んだりしたけど、アレも本当にトレッキッングルートだったのだろうか・・・(その2人もスマホを持っていなく、3人で相談しながら行った;)

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意外と大きい十字架だった。大きさ比較↓

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上から見るとおもちゃみたいな町。

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ここまで一緒に歩いたカップルの男性と。(十字架の近くに2階建てのこういう休憩所がある)

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彼等はこの先の湖まで行くけど一緒に行く?と聞かれたものの、「いや、もういいかな・・・」と即答。ここまで距離は短いのにかなり高い場所に登ってきた。=ずっと急な上り坂でそこそこ疲れた。でも湖もきれいらしいよ!

十字架の丘からの景色はかなりいい。ここで持って来たナンとジャムでしばらく休憩。一番左の山だけなぜ丸いんだろう・・・↓

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近くにはきれいな薄紫の花が沢山咲いていた。

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それをもしゃもしゃと食べる牛さん。

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疲れたけど、景色はいいのでおすすめ。私は休み休みで2時間くらいかかったけど、普通ならもっと早いかも。

 

~メスティアで食べたもの~
ナジの家からもう少し坂を登ったところにある「Old House Cafe」。

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始め行った時、メニューを見てたら「10%オフ&フリーワイン」チケットをくれたので、翌日食べに行った。

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「ミッチーズ」というマッシュルームをチーズとバターで煮込んだ?もの。お腹には溜まらないものの、普通に美味しい。ナンは無料食べ放題で10ラリ(約450円)。サービス券を出すとワインは普通にくれたけど、10%割引は10ラリ以上の注文、と言われた。そんなのどこにも書いていないけど、まぁワインがタダだから別にいい。WIFIもあるけど私のPCとは相性が悪かったのか繋がらなかった。

インフォメーションのすぐ近くにある外国人で賑わっているレストランにも行ってみた。

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ウシュグリ名物?らしい「クブダーリ(KUBDARI)」といわれるもの。
中は香草なんかと炒めた牛肉ミンチがたっぷりなので、どっしり重い。上にこの量で当然1人では食べきれなかった;6ラリ(270円)と結構安めだったからこんな大きなものがくるとは・・・。重いけど美味しい。

さぁ、名残惜しいけど次の国「トルコ」へと向かうため、次の町「バトゥミ」へと移動する。

 

メスティアからウシュグリへの行き方(オンシーズン:夏の場合)

インフォメーション近くマルシュ乗り場で予約。ナジさんの商店他色んな場所で予約出来る。前日予約が望ましいけど空きがあれば当日でも可能。ウシュグリまではマルシュルートカで片道2時間~2時間半。

メスティア 10:00発~ウシュグリ 12:30着(滞在3時間)
ウシュグリ 16:00発~メスティア 18:00着
ナジさんの所で予約、往復1人30ラリ

※片道だと料金は高い。メスティアへの出発時間は予約する場所によって9時のところもある。滞在時間は到着する時にドライバーが「2時間?3時間?」と聞いてきたので、みんなで3時間ということで決定。2時間でも足りなくないけど、3時間あった方がちょっと遠くまで行ったりできるのでゆっくり観光出来ると思う。
※オフシーズンの場合、車1台料金÷人数。インフォメーションセンター前で9時~10時くらいに観光客が集まるらしい。

 

メスティアからバトゥミへの行き方

メスティア 8:15発~バトゥミ 15:20着
マルシュルートカ 約7時間 30ラリ
※15分遅れで出発。前日にナジさんの店で予約。実際私が乗ったのはトビリシ行きで途中で乗換があったので、他のマルシュ会社の方が良かったかも。先にバトゥミに行ったYさんは乗換が2回あったらしい;

バトゥミの中心部、ロープーウェイ乗り場周辺で降ろされた。すぐ近くにインフォメーションセンターがあり、地図も貰える。
ナジさんの店にあるマルシュ料金表↓金額は他の場所も同じだった。

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ナジさんの商店はインフォメーション向かって左手にある。店番は大体ナジさん自身だけど、娘さんがしている時もある。ナジさんの商店↓

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カテゴリージョージア