トルコのカモメは夜も飛ぶ。

トルコ

イスタンブール2日目。観光!観光!します。

宿を出ると隣りのお店の入口に猫さんが2匹いました。

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食堂ではないのですが、この後お店の人が出てきて猫さん達にご飯をあげていました。飼い猫ではないけれど、イスタンブールにいるそれぞれの猫さんには「ここ」という場所があるんだろうなぁ~。

●グランドバザール

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アーケードのようになっている巨大な屋内マーケットです。お土産品から日用品まで何でもあり、とにかく広い!ここへ入る前にセキュリティーチェックがあった。イスタンブールは観光場所では大体厳重警備がされています。

そういや、長距離バスに乗っている時にも、たまに途中のセキュリティーポイントでパスポートチェックがあったなー。トルコ人曰くテロ等が起こる前まではこういったことはしていなかったらしいです。「だから今は大丈夫だよ!」って・・・数日前にもテロやられてるやーん。

グランドバザールにずら~っと並ぶお土産屋さん。

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中でもやっぱり目に入るのはランプ。きれ~。

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でも宿の人もテジュンも口を揃えて「ここでは見るだけにしなさい」と。かなり観光客向けの値段設定(=ぼったくり)らしく、何か買うならまだ「スパイスバザールの方がまし」とのこと。後で行きま~す。

●スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)

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入場料:無料
※お祈りの時間は入れない。アザーンが鳴り始めて大体40分くらいでお祈りは終わるので、大体その後は入れる。

外観は写真に撮っても微妙だったので(大きすぎて収まらない)内観を。
むちゃくちゃ広い。天井からぶら下がったランプも雰囲気ある。

「ゾウの足」と呼ばれる大きな柱。

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青を基調とした装飾が施されていることから「ブルーモスク」とも呼ばれるけど、実際そんな青~っていう感じでもなく結構カラフル。

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昨日コーヒー占いをしてもらったトルコ人は「ステンドグラスから漏れる光の青がきれいだからブルーモスクっていうんだよ」と言っていた。確かにステンドグラスもきれい。

外に出ると、、、あっ猫さん。

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猫マッサージをしましょうね~。

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さ、観光でもするか。。。

ブルーモスクと次の観光「アヤソフィア博物館」は向かい合っていて、その間が広場になっている。正面に見えるのがアヤソフィア。

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●アヤ・ソフィア博物館

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入場料:40リラ
ここもとにかく大きい。

↓横から見たところ。

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そんな・・・
中にも猫さんがいるなんて・・・

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ちょっと横に座ってみたら・・・

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ヒザの上に乗せているリュックを気にもしないで、のしのしとお座りになられた(*´∀`*)
はわわわわわ。。。

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ぬくぬく。

まだアヤソフィアの中にも入っていないのに早くも足止めをくらってしまっている。。。
ちょうどこの日は雨もパラパラしていたので、猫さんも寒いんだろうなぁ~。暫くして別の猫好きさんが現れたのでバトンタッチ。

中に入ると、おぉ~・・・おぉ???

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半分修復中・・・・・・

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壁に飾られた大きな円盤には歴代のイスラム教指導者の名前が書かれている。

アヤ・ソフィアは東ローマ帝国時代(6世紀)にキリスト教の大聖堂として建てられ、その後ローマ・カトリック教会、更にその後イスラムモスクとして改修された歴史を持ちます。

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イスラム教の礼拝堂であるモスク内にはメッカの方向に「ミラフープ」というくぼまった部分があり、それを正面にしてお祈りをします。
ここはミフラープの上に、キリスト教である聖母マリアのモザイク画があるので、何とも不思議な感じ。

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花型の照明がオシャレ。

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入口近くに「マリアの手形」と呼ばれる柱があります。

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柱にくぼみがあり、そこに親指を入れ残り4本の指先を柱から離すことなく円を描けたら願いが叶うと言われているらしく、みんなこぞってチャレンジしています。

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が、円を描ける人がいず。
そりゃあ腕の関節の構造上無理だろ~と思いながらも、トルコ人に続いて私もやってみると・・・

あれっ・・・普通に回せたんやけど・・・!
見ていたトルコ人ギャラリーもびっくり。
私もびっくり。

体は固い方なんだけど、腕の関節だけおかしいのだろうか。というか、腕を回すことに意識しすぎて願い事何も考えて無かった~。後付けでもいいかなぁー。

2階から。半分修復中だから半分だけの写真・・・。

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でも2階はきれいなモザイク画が残っている。

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●トルコ名物・のび~る(はずの)トルコアイスの実態

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あ、そうだ!
トルコアイスは何度か食べたけど、よくTVとかで見る「びよ~ん」てのびるやつ、まだ食べてない!
イスタンブールには出店みたいな感じで、トルコアイス屋さんが沢山あります。

お兄さん!トルコアイス!びよ~んてのびるやつやってね!とジェスチャーで伝えたんだけど。

ぺたぺた。

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はいよ!

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・・・どうやら冬の寒い時期は「のびない」らしい。

が、トルコアイスの定番である「受け取ろうとすると落とすフリとかしてなかなか渡してくれない」というパフォーマンスはやってくれた。でもね、、、これ、一人で買って一対一でやってると何かすごく恥ずかしい!
お兄さんにうまいこと操られて一人で「あっ」「ちょっと!」などアセアセしている姿を想像して頂くと分かるでしょう・・・・・・。

●エジプシャンバザール(スパイスバザール)

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その名の通りスパイスがいっぱい!お土産屋さんも沢山ある。

イスタンブールの食品お土産屋さんでよく見かけた、カラフルなきのこ型のチョコレート。

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チョコレート屋さんに「何できのこの形なの?」と聞くと「分からない」と。
単純にかわいいからかなぁ?欲しかったけど意外と高い。お土産にはいいと思います。

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●イスタンブール名物「サバサンド」

イスタンブール名物と言えば鯖を挟んだサンドイッチ・サバサンド!
市内にある港の周辺にはサバサンドの屋台やレストランが沢山あります。港では地元のおじさん達がずらっと並んで釣りをしているんだけど、釣れているのはサバじゃありませんでした。魚に詳しくないから聞いても分からず。
イスタンブールのサバサンドのほとんどは、国産ではなくノルウェー産だと友達がFBで綴っていました。

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橋の下にあるサバサンドレストラン。

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サバサンドくださいな~。

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サバサンド 8リラ(約280円)

あっ評判通り意外とイケる!結構油がのってて、美味しかったです。

トルコの安飯と言えばケバブで、宿にキッチンが無いトルコでは本当にケバブばかり食べていました。トルコを出国するにあたって、ようやくケバブともおさらばだ!と思っていたのですが、この後のヨーロッパでもほぼ似た食生活になることをこの時の私はまだ知りませんでした・・・・・・泣。

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~トルコ最終日~

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猫さん達さようなら・・・( ;∀;)

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「行かないで~!」

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はわわわわあわ( ;∀;)
まぁ、爪とがれてるだけなんですけどね。痛い痛い。

イスタンブールはまだまだ見所はあるけれど、もぅやりきった感が出てしまったのでただ町をぶらぶらして夜行バスまでの時間を潰しまし。

昼ごはん。

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パプリカのチーズ肉詰め。美味しかったな~。

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大学前の広場。大学の門立派すぎ。

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残金6リラ(約210円)かぁ~・・・。
イスタンブールじゃカフェでお茶飲めるかどうか・・・。

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あぁ、クレジットカードって怖い!

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甘いだろうな~と思いながらも注文してしまったチョコムース的なものは、予想を裏切らない甘さでした。もう鼻血でるわ。
コーヒーは普通に美味しかったので、結構ここのカフェおすすめ。

WIFIあるし電源もあるからここでまったりしよ~と思ったら。
日本人女性二人組に遭遇!!

何を隠そう、トルコにいた3週間、日本人観光客には一人も会わなかったのです。いるにはいるんだろうけど、まぁ私のタイミングが悪かったのか、これまで会った日本人は現地で働いているカッパドキアの旅行会社の人と、パムッカレのラム子の食堂の人だけでした。

しかし話を聞くと彼女達はトルコ旅行に来たわけではなくて、本来日本からイスタンブール経由でギリシャに行く予定がギリシャ行き飛行機がストライキを起こして立ち往生したため、仕方なく1日だけここに降り立ったのだと言う。。。
まぁ何にせよ久々に日本人旅行者に会えてすごく嬉しくて話しこんでしまいました。思えば日本人以外でも宿でほとんど旅行者に会ってなかったなぁ~。

思いの外長くなってしまったトルコ旅行もこれで最後。
タイトルと記事が全然関係なくてごめんなさい。

「トルコのカモメは夜も飛ぶ。」

この今回のタイトルはですね、前回の記事で登場したコーヒー占いをやってくれたトルコ人の言葉です。

一緒にいた時、既に陽も沈んでいたのにカモメが沢山飛んでいたんですよね。私が何気なく「カモメ沢山いるねー」と言うと、彼が「イスタンブールのカモメは夜も飛ぶんだよ」と一言。

ん?カモメって普通夜は飛ばないの?と思ったけど、何となくその言葉の響きが印象的で。

語呂がいいので「トルコ」に変えてトルコ記事の最後にこのタイトルをつけたいと思っていました。なので、事実かどうかは置いといて、ということで。

分類的にはイスタンブールから西がヨーロッパ。
しかし、私が想像する「ヨーロッパ」はまだまだ遠いようです・・・。
乞うご期待。

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