地下都市ってトルネコのダンジョンみたい(カッパドキア)

カッパドキア2日目は「グリーンツアー」という1Dayツアーに参加することに。カッパドキアのツアーは何種類かあって、他にもレッドツアー、ブルーツアー等がありそれぞれ行き先も違う。昨日宿にチェックインした時にスタッフがツアーの説明をしてくれたのだけど。
スタッフ「グリーンツアーは通常130リラだけど120リラにするよ。宿泊客だし、僕は日本人好きだから日本人プライスだよ!それから気球ツアーも行くなら今100ユーロだけど90ユーロに値下げして310リラ、宿泊費3泊分も少し引いて全部込みで480リラでどう!?」
どう・・・って言われても!色々詰め込まれすぎて数字が苦手な私は何がどう安くなったのかサッパリ分からん!(;´Д`)
私「と、とにかく今よく分からんから後で考えるよ」
スタッフ「うんもちろん!他のツアー会社に聞いてもいいよ!ツアー会社によって内容も違ったりするから、もしそっちの方が安ければなぜ値段が違うのかまた説明するよ!」
とまぁ、自信満々にそんなことを言うものだから他のツアー会社数社に聞いたのだけど、どこも宿の人が言う値段より20リラ安く、私が行く予定の1Dayツアーはどの会社も一律100リラ。手数料と考えたらそんなものだろうけど、別にそれなら「日本人だから安くする」とか言わなければいいのに。よくもまぁあんなに堂々と言えたものだ・・・。
帰って宿のスタッフに報告。
私「ちょっと!1Dayツアー、120って言ってたけど、どのツアー会社も100リラだったよ!」
スタッフ「あぁ、それはね!昼食が違うんだよ。120リラのツアーの方が豪華なんだ。でも昼食が豪華でなくてもいいなら100リラのツアーもあるよ!」
「あぁ!そうなんだ!」と、納得するほど私はアホではない。よくもまぁ・・・しれっとそんな嘘が言えたものだ。
ちなみに宿の人が90ユーロにまけると言っていた気球ツアーも、数軒聞いて70~75ユーロだった。まぁ実際気球ツアーは高い会社だとその会社専用の「飛ばす場所」があったり熟練の操縦士だったりするらしいので、これは一概に嘘とも言い切れないけれど、この人の紹介する所がそんないい会社だとも思えない;(※ちなみにテロ等で観光客が激減する前は150ユーロ前後だったらしい!)
結局100リラのツアーでいい、と宿でツアーを予約。(本当はツアー会社をあたっている時に聞いた日本人の人がいるところで予約したかったのだけど、宿のWIFIが調子悪く連絡出来なかった;)
※ここまで書くと宿のスタッフが完全に悪人だけど、私は根本的にはこの人達が嫌いではない。毎晩ひまわりの種をつまみにチャイを飲みながら動画を見ていた。(彼等のひまわりの種を食べるスピードは今まで見た人達の中で一番早い)スタッフの友達の趣味が「狩り」ということでそういう動画ばかり見ているのだけど、全然面白く無い。
当日、宿の人に連れられてツアー会社まで行く。(徒歩1分だったからいいんだけど迎えに来るって言ってたのに;)バスではなくミニバン。私は一番最初の乗客で、その後他のツアー客が泊まっているホテルに行って拾って行くのだけど、客が乗る度に毎回ツアー料金を回収していく。それはなぜか。
一番始めに乗った私は宿の人に直接支払って100リラ。
次に乗って来た人達は120リラ。
最後に乗って来た人達は150リラ。
・・・ウケる(゚∀゚)
文句言われないように値段が安い順に乗せてるの!?まぁたまたまそうなっただけかもしれないけど、この値段と泊まってるホテルの値段は完全に比例していると思う。しかも私以外は全員「博物館共通券」を持っているにも関わらず、私よりも高かった・・・。(※今日行く所は共通券を使える場所もあるので、本来ならこの券を持っていれば100リラよりも安くなる。)
まぁこんなみみっちいことを書いても、私より格段いいホテルに泊まっている人達はそんなこと気にしないだろうけどw
前置きが長くなったけどツアー開始。
●ギョレメビュー
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残念ながら天気が今イチ;
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何だろこの覇気の無い感じ・・・。いや、これでも結構テンションは上がってるんだけど(;´∀`)
この写真を撮ってくれたのは日本に留学中で日本語ペラペラのタイ人「ビック君」。彼は今大学の夏休み中で、日本~トルコ・往復3万円という超格安航空券を見つけた瞬間に何も考えずに買ってしまったらしいw買った後にやっぱり周りに散々言われたみたいだけど。
ビック君「3万円でトルコに行けるなんてびっくりしたよ~
仙台の大学に通っているけど、授業は全て英語、日本人より外国人の方が多いらしく久々に日本語が話せて嬉しいとのこと。
ビック君「日本人観光客少ないけどこんな所で会うなんてびっくりしたよ~
日本製のいいカメラを持っている彼は同じく日本製のいいカメラを持っているオーストラリア人と終始カメラの話で盛り上がっていた。彼はゴープロも持っててネットで格安で買ったらしい。
ビック君「この値段でゴープロが買えるなんてびっくりしたよ~
・・・特に体格も大きくない彼のアダ名が「ビック君」というわけがようやく分かった気がする。そういうビックだったのか。恐らくこのアダ名は日本人がつけたんだろうな~。
●デリンクユの地下都市


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1963年、トルコのネヴシェヒルに住むある男性が自宅の壁を壊したところ、その後ろに謎めいた部屋を発見した。男性が掘り続けると、さらに洞窟のような部屋がいくつも連なる込み入ったトンネルが現われた。こうして発見されたのが、中央アナトリアのカッパドキア地域の一部にあるデリンクユの地下都市だ。現在、カッパドキアにはいくつかの地下都市が発見されていて、デリンクユはその1つ。
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いつ頃、誰によって造られたかはっきり解明されていないらしく、未だ多くの謎に包まれているのがまた魅力的♪ ヒッタイト人、フリギア人、ペルシャ人などいろいろな説があるけれど、何千年も昔であることは確か。
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この地下都市は紀元330~1461年のビザンティン時代に拡張したと考えられ、初期のキリスト教徒がイスラム教徒の迫害から逃れるためにシェルターとして利用していた。
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デリンクユは発見されている地下都市の中ではもっとも深い85メートルまで広がっていて、8階構造になっている。一般公開されているのはその一部。発掘は未だ続いていて、考古学者たちは18ほどの層に分かれていると推定している。
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写真:カラパイヤ 不思議と謎の大冒険
アリの巣みたい!
はい!
以上のデリンクユの説明はほぼこちらの方のブログのコピペです!(゚∀゚)さーせん;

カラパイヤ 不思議と謎の大冒険
上の写真通り、中はごちゃごちゃと入り組んでいて、ガイドさんがいないと何が何やら・・・って感じだったかもしれない。ガイドさん曰く、「トンネルの一部しか一般公開できないのは昔迷って出てこれなくなった人がいるからよ!Hahaha!」って・・・どこまで本当なのそれ?;見学できたのは4階までだった。
中には人一人、頭を下げなければ通れない通路もあり、そこは対向「人」が来るとどうにもこうにもならなくなるので、向こうにいる人に「今から行くからちょっと待って~!」と声をかけて、ダッシュで行かなければならない。これが意外と長く、坂になっている場所もあるので結構しんどい。けど面白い。
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全体的に外敵から守るために迷路のようになっている。この細い通路も侵入者を一列にさせるためのものらしい。
地下「都市」なので、当然居住空間が沢山ある。ワインセラーやゲストルーム、食料庫の他に学校、教会、会議室、家畜小屋、お墓などもある。火を使う料理は週1回程度まとめて夜に調理される。なぜなら煙で敵に見つかるといけないから。
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「はい先生!トイレはあるのですか!?」
「トイレは1階の入り口近くに1つだけあります!」
入り口近くに1つだけ!?それもゲスト用で通常はみんな外でするとのこと。換気の問題や病気の蔓延を恐れてトイレは造られたなかったらしい。え~地下5階で急にもよおしたら地上までダッシュ?みんなちゃんと間に合ってたんかなぁ・・・(;´Д`)
何にせよ、トルネコのダンジョンみたいで面白かった。
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いや、全然違うけどリアルなダンジョン想像するとこんな感じなのかなって・・・。
●アクサライ(セリメ洞窟修道院)


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岩(洞窟)の中に修道院がある場所だけど、地下ではなく結構高い場所に位置していて、ここからの景色もいい。
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小さい穴は全てピジョンハウス(鳩の家)。
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カッパドキアは土地がやせていることから、鳩のフンを肥料にするために沢山鳩の家を造ったらしい。伝書鳩もいたとのこと。
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ここはキッチンと言っていたけど、ここにもピジョンハウスがずらっとある。
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セリメ洞窟修道院(メインのところ?)
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よく見ると壁画も少し残っている。
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●昼食
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メニューは何種類かあって選ぶことが出来た。
左はトルコで「ブルグル」と呼ばれるひき割り麦。右はチキンと野菜の炒め物?じゅうじゅういう鉄板で出されて普通に美味しかった。これにスープ、サラダ、パン、デザートのスイカもついている(ドリンクのみ別料金)。宿の人は「100リラのツアーは昼食がしょぼい」と言っていたけど全然充分だった。多分ツアー料金関係無いだろうな~。
●ウフララ渓谷
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なかなかの断崖絶壁。
この絶壁の下の谷底のような場所を4km程度トレッキングする。バスはトレッキングの最終ポイントで待機するとのことで、「一度降りたら戻るのが大変なので、歩きたくない人はバスで待機できます。」と言うものの、もちろんそんな人はいなかった。
途中にある教会。まぁまぁ壁画が残っている。
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岩にはところどころ住居のような穴もある。谷底にはきれいな川も流れていてなかなかいいトレッキングコースだと思う。
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●ピジョンバレー(鳩の谷)
ここは伝書鳩を沢山飼っていたことからこの名がついたらしい。が、この時全体的に影になっていて今イチだったので写真も無い。
↓ピジョンバレーからのウチヒサル。
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●天然石ジュエリーショップ
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きょ、興味な~い・・・と思っていたけど、いざ見てみるとなかなか面白かった。
これは「ターコイズ」。
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「ターコイズ」とは別名「トルコ石」。
だけど、トルコで採れるものもあればもちろん他の場所で採れるのもあり、写真を撮り忘れたけど、それぞれ全く色(青み)が違う。上のは全部トルコ産だったと思う。
そんなこんなでツアー終了。まぁまぁ良かったけど、後でレンタルバイクが意外と安いことがあ判明し、バイクで行けば良かった!と少し後悔;(私が聞いたところは1時間10リラ、1日60リラだった。)
夜ご飯。
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牛肉の何か+カッパドキアワイン 35リラ(約1,225円)
高い。ギョレメは観光客用レストランしかないため、どこも高い。ファーストフード(ケバブサンドみたいなの)は安いけど、さすがにそればかりはしんどい。
ワインが無駄に高く10リラ以上したので試しに「安くしてよ」と言うと安くなった笑。言ってみるもんだ。その上ここのレストランのオーナーとやらがもぅ1杯タダでくれた。うむ、女性の特権笑。その後バーに誘われたけど丁重にお断り。
というかこの料理、「ローカルフード(地元の料理)」と言うから頼んだけど、昼のと一緒やん(;´Д`) どうやら鉄板で肉を焼くこういうのがカッパドキア特有?らしい。まぁ美味しかったけど。

カッパドキアの1Dayツアーについて

ツアーはレッド・ブルー・グリーンの3種類あり、それぞれ行き先も違う。私が参加したのは「グリーンツアー」。ちなみに気球ツアーは早朝5時~8時くらいなので、時間が無い人は1日で両方参加することも可能。
Green Tour
ツアー料金:100リラ(約3,500円)
●ホテル送迎、昼食、入場料込み、英語ガイド
●博物館共通券を持っている人はここから少し安くなる。
時間:9時半くらい~18時
行った場所:
Goreme panoroma (ギョレメパノラマ)
Derinkuyu underground city (デュユリンク地下都市)
Selime monasty (セリメ洞窟修道院)
Lunch (ランチ)
Ihlara valley  (ウフラフ渓谷トレッキング)
Pigoin valley (鳩の谷)
天然石ジュエリーショップ
私が使ったツアー会社「Woop Woop Travel」。
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まぁ特にこれといった不満も無い。
日本語が通じる旅行会社「VOYAGER AGENCY」。
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注意:実際のツアー料金はHPの料金よりも安い。
現在日本人女性が働いているので、親切にいろいろ教えてくれるのでお勧め。
トルコに入ってようやく第一日本人発見!頂いたかわいい猫のカッパドキア案内本も見応えがあって、タダで貰ったのが申し訳なく思うくらい。
場所はバスターミナルの北側。

コメント

  1. デデン より:

    初めましてこんにちは。
    突然ですがブログを始めたのでご挨拶させて頂きました。
    今年の9月からyoutuber『デデン』として動画をアップしながらアジアを中心に旅をしてます。
    ブログサイト→http://dededen.blog.jp/
    youtube→https://www.youtube.com/channel/UCp-UnYfy1mepym8iOKlIfMQ
    アホな動画ばっかですが、もしお時間がありましたら1度ブログ、動画をご覧なってください。
    よろしくお願い致します( ´∀`)

  2. >デデンさん より:

    ブログ、動画見させて頂きました。笑いました!w
    今後も頑張って下さい(*´∀`*)
    しほ

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