のどかなティオ村の朝
ティオ村滞在2日目。
この日は朝から村のマラソン大会があった。
ロジェさんが「朝迎えに来るから!」と言い、朝7時に来たロジェさんとマラソン大会を見に行ったのはY君1人だけだった。。。
Y君「みんな興味無いかと思って」
うん、、、その通り。
私はロジェさんが来たことすら気づかずグーグー寝ていたのである。
後でどうだったか聞くと、「ただ子供がサンダルを持って裸足で走っている」と言っていた。
そもそもサンダルで走れると思ったのが面白い。
朝1人で村をぶらぶらと散歩。
村の子供達は元気で、私を見るなり
「ヨボ~!ボンジュール!(外国人こんにちは!)」
と大きな声で挨拶してくれる。
昨日のお祭り会場周辺。
手作りの素焼きの壺。何か縄文土器みたい。
小さい村ながらも朝食屋台も出ていた。これは笹に包まれた「アカサ」。
「アタ」と呼ばれる揚げ物。
見ていると食べている人が数個くれて、揚げたてはなかなか美味しい。魚のすり身が入ってるのかな?
人だかりができている場所があったので付いて行ってみた。なぜかロジェさんも途中で合流して2人で付いて行く。
どうやら有名なクロケットチームが来て、村に植林をしようという企画のよう。
こんだけ木があるのに植林・・・?
道路沿いにあった謎の銅像。
何か聞いたけどフランス語が分からず;
美容院の看板がちょっと面白い。
壁に絵のかかれた家。ライオンがかっこいい。
民家によくある水タンク。
ヤシの木しか無い1本道。
村の病院。
診察室。
教会。
この後私だけ朝食を食べる流れになってしまったのだけど、結局その後みんなとも一緒に食べた笑
定番のアカサ↓
ダンコリ村にブードゥー教の祭壇を見に行く
この日はお祭り中日で神様は登場しないので、「Dankoli ダンコリ」という村にブゥードゥー教の祭壇を見に行くことに。
(というか、着いてから分かったのだけど)
な、何なんだろうこれ、、、。そこはかとなく漂う禍々しさ。
今から何か行われるようで、生け贄の羊が繋がれている。
え~コレ明らかに呪い系じゃ?;
・・・と思ったら、これは子宝に恵まれるためのお祈りらしい。
どうも「ブードゥー教=呪い」的な私の勝手なイメージが強すぎるよう;
だってバイク盗んだら市場で丸焼きだしね。
前記事参照
儀式が行われるところもちょっと見てみたかったなー。
ベナンの主食・インニャムピレを食べよう!
お昼ご飯は「Savalow サヴァロウ」という村のレストランへ。
「まずはビール!」
なぜここに来たのかというと、ここはヤムイモの名産地で、そのヤムイモを原材料とした「インニャムピレ」が食べられるからだ。
(ということも後で知った。基本的に現地に着くまで何をするのか分からない)
サヴァロウでは毎年8月15日にヤムイモの収穫祭が行われるとのことなので、気になる方は是非。
インニャムピレも、ブイやアカサ同様、ベナンを代表する主食の1つ。
ここでは注文してから作られるので出来立てアツアツ。
もっちりしていて、イモの甘さがほんのりして美味しい!
主食がずっとブイとアカサの繰り返しだったので、これは私達にとってかなり嬉しかった。
ブイもアカサもベナンでは日本人の米のような存在なので現地の人が「飽きる」ということは無い。
しかし手で食べるので、インニャムピレの場合結構ベタベタするw
付け合せはフロマージュ(チーズ)とマトンのソース。
緑のソースはモロヘイヤか何かぬるっとしたもの。
マトンはほぼ食べる場所が無かったけれど、チーズは美味しかった。燻製されたカッテージチーズのような感じ。
ここで始め「アグチ」もあると言われたけれど、聞くと「ネズミ」だった。。。
食用だろうけど、ちょっと怖い。(あると言いつつ結局無かった)
食べ終わってお会計の際に1人いくらと計算したのだけど、
Y君「えーっと、ちょっと面倒くさいことに。ドライバーとロジェさんの弟が払いたくないと言ってます。」
ちなみにこの車はロジェさんの家(ウェボ)からティオ村まで、4日間のチャーター&ドライバー代は私達が払っている。
ドライバーはまぁよく働いてくれているのでヨシとしても、途中からタダで乗ってきて、更にこの交流も何もしてこない弟が増えたことによってかなり車内はキツキツになっていたので私達はまぁまぁ不満だったのだけど、「ロジェさんの弟」ということで大目に見て支払うことに。
この後、この仕立屋の弟のあだ名は「タダ食い男」と命名される。
ちなみに医者の弟の方は声がやたら高くか細いことから「クロちゃん」と命名されている。
ティオ村でサッカー観戦
この日最後のイベントはティオ村で行われるサッカーの試合観戦。
私達が泊まっているお宅から近いというので、「サッカー場なんてあったかな?」と思ったけれど、ほぼ「ただの空き地」だった。芝生ではなく雑草。何なら道も通っている。
ハッキリしたコートの境界線は無く、周りを取り囲む観客が境界線となっている。
審判もいて、一応中に入り込みすぎた観客には注意していた。
しかし途中で合流したY君の友達、ベナンの別の村で働いているKさんは、選手達が靴を履いていることに驚いていた。
そこなんや・・・。
この試合はサッカーに詳しくない素人の私から見てもまぁアレでして、どうせなら乱闘騒ぎでも起こってくれないかと思ったのだけど。
試合の途中で急にゾロゾロと観客がコートに入って行く。
「おっ乱闘か!?」
と思いきや、どうやらハーフタイムのよう。
ハーフタイムに入り、休んでいる選手の周りを取り囲む村人達。
ゆるいハーフタイムだなぁ・・・。
そんな感じで早々に試合に飽きる私。
観戦していた子供達。
左のコの髪型がかわいい!
毛先をビニールテープでまとめるという斬新さ!
でもかわいい。
明日はティオ村最終日。
どんな神様が見られるのやら。
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