ベナンからナイジェリアへ、「セメ」という町を経由して、陸路移動した際のレポートです。
私が訪れたのは2017年ですが、最新(2020年)の情報はこちらの方のブログが参考になります。
↓
ナイジェリアの治安って大丈夫?
いよいよこの日が来た。
今まで行った国の中で一番怯えているためなかなか踏ん切りがつかなかったものの、ベナンの滞在期間に迫られる形でナイジェリアに向けて出発。
怯えているのは治安のせいもあるけれど、理由は二つ。
逆ルートでナイジェリアから来たH田さんに、本当に気をつけてと散々口を酸っぱくして言われたこと。
私が行く国境ルートは※危険レベル1、2。だけどベナンの日本大使館の方に「とにかく陸路で行かないルートを考えて欲しい」と散々脅されたためだ。
ナイジェリアにある在日本大使館の職員は、外出の際に必ず防弾チョッキを着用することを義務付けられているとも;
※危険レベルとは外務省が発行している各国の危険度。レベル1~4まであり、数が大きいほど危険度も高い。
ナイジェリアでは北東部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」がいる。
数年前北東部の女子学校を襲撃し、200人以上の女生徒が拉致され、帰って来た女生徒の多くが妊娠してしまったという非道な事件は日本でも報道されたので知っている方もいるかもしれない。
他にも拉致した女性や子供を脅し、爆弾を持たせて自爆テロを起こすというとにかく極悪非道という言葉では言い切れない卑劣な事件も。ISILにも忠誠を誓っているのでISILがテロを呼びかければ実行に移す可能性も大。
更にボコ・ハラムは資金難から外国人をターゲットとした身代金誘拐事件も多数起こしている。(その他の事件は外務省海外安全ホームページを参照。)
調べれは調べるほど殺人、強盗、強姦、詐欺・・・とにかく危ないやん!と思うものの、これでもベナンからカメルーンに陸路で抜けるにはこの国を通るのが一番「マシ」なのである。
ナイジェリアを避ける場合に通らないといけないニジェールとチャドは危険度MAX、レベル4(退避勧告)の真っ赤か!!!
まぁ、、、そんなに怖いなら行くなという話なんだけど。
やっぱりそこは好奇心が勝ってしまうんですよ。
「悪いニュースでしか知らない国」が一体どんな場所なんだろうって。悪人しかいない国なんて無いと思うし・・・多分;
H田さんが会った日本人女性チャリダーが言うには「ナイジェリア人は女の子には優しい」らしいので、それを信じて行くことにしょう。もはや女の「子」ではないけれど。
というか、アフリカをチャリで横断している女性って!どんだけ変態!会ってみたい!笑
前置きが長くなったけれど、国境の話へ。
ナイジェリア在住Jさんの、セメ国境を越える際のアドバイス
「セメ(Seme)」という町にあるこの国境、以前のセネガル国境「ロッソ」同様、悪名が高い。
ネットで調べた数少ない情報によると、とにかく賄賂、賄賂!
難癖つけられて、入国できなかったという人もいた。
が、数年前に就任した新しいナイジェリア大統領が「賄賂撲滅運動」を励行しているため、多少和らいできたとの情報も。
国境を越えて一番始めに泊まる町は「ラゴス(Lagos)」という町なのだけど、これまた調べるとヤバそうな都市だったので私は宿をとることすら怖くなりカウチサーフィンを使うことに。カウチサーフィンの方がヤバいんじゃ?という気もあったけれど、結構信用出来そうなホストがいたので。
そんなホスト・Jさんは私がナイジェリアに向かう前にセメ国境の注意点をメールで沢山送ってくれた。
まぁどんなことが書いてあるかと言うと、
「イミグレ職員は入国スタンプを押すのにお金を要求する。1,000ナイラ(約300円)払うか、払わず言い合いで3時間拘束されるかだ。」
「ナイジェリアではただお金を払いさえすば開放される」
的なこと・・・。
しかし、「私はお金を時間で買う」みたいに書かれてるけど、賄賂に関しては私は極力時間をかけてでも払いたくない。確かに小額だけど、急ぐ予定も無いし暗くなる前にラゴスに着ければいいのだから。
ちなみにJさんは南アフリカ出身の南ア人で仕事でラゴスに住んでいるとのこと。
ラゴスまでは車で3時間の距離だけど、まずそんな時間で行けることが無いのは分かっているので、朝8時前に宿を出発。
ベナンからナイジェリアへ~悪名高きセメの国境~
ダントッパ市場のセメ行きシェアタクシー乗り場へバイタクで移動。
定員集まり次第出発のシェアタクシーは、メーターが全て壊れているボロいセダンで、助手席2人、後ろ4人+子供1人、その後ろに3人の計9人の乗客を乗せてぎゅうぎゅう詰めで出発。
早々にガス欠で停止というハプニングがあったものの、1時間ちょっとで無事セメに到着。
タクシーを降りた瞬間からバイタクの勧誘がすごい。
「イミグレまで遠いし、雨で道が悪いからバイタクを使った方がいいよ!」と言ってくるものの、歩ける距離ということは知っているので無視。
それにJさんはベナン側の方が両替商が多いから、ベナン側で両替を済ませた方がいいとも言っていたので、ここで両替をしないといけない。
ナイジェリアには闇両替レートがあり、公式為替レートより闇両替の方がかなり得になるので、ナイジェリアで使う分のセーファーを事前に用意していた。H田さん曰く町中よりも国境が一番レートが良かったとのことなので、出来ればここで全て両替しておきたい。
しかしここでの両替にかなり手こずってしまった。
海外での両替の鉄則は「両替したその場で金額を確認すること」。
当たり前だけど、もっと言えば「両替商が一度でもお金に触ったら数え直し」。
ここ最近どの国もATMで引き出すことが多いので久々の両替だったのだけど、まぁちょろまかすちょろまかす!!
ナイジェリアの最大通貨が1,000ナイラ札(約300円)なもんだから数万円両替するとなると数センチの札束になる。
「一緒に数えるぞ」と両替商の手で数えた時は合ってたはずなのに、お金を受け取って自分で数え直すと10枚で仕切られている筈が5枚だったり4枚だったり・・・。
もぅその鮮やかさには「よっ!マジシャン!」と言いたくなるほどだっけど、これが人を変えて2回、3回続くとうんざりする。中には端数の8,000ナイラを800ナイラで渡してきたり。ベトナム通貨ほどゼロ多くないんだから誰でも気付くよそんなの!
何度か繰り返し分かったのが言い値の最大額を越えると「OK!OK!」と言いながら、ちょろまかしてくるということ。この時何軒か当たった最大額が1万CFA=6,150ナイラで、それを超えた6,200とかになると100%詐欺られる。
そうこうしている内に、ナイジェリアの方が別の国の通貨欲しがってるんだから、そっちで交換した方がレートがいいんじゃないかと思い、結局端数だけ両替して国境へ向かう。
1時間も費やして両替出来たのは持ち金の5分の1・・・何やってるんだろう私;
その辺の人に道を聞きながら未舗装のぬかるみ道を歩く。
連日の雨で出来た大きな水溜りを回避しながら歩くのは容易ではなく、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、国境へ向かっている人はみんなバイクタクシーに乗っていて歩いているのは地元民と私ぐらい。途中「何でバイク乗らないの?」と聞かれ、私も「何でだろう・・・」と返す。
まさかこんなぬかるみ道だとは思っていなかったので、ちゃんと信じて乗れば良かった;
体感的に20分くらい歩いたところでベナンのイミグレに到着。
木で作られた小さな小屋でパスポートチェック。問題無く通過。
ここからナイジェリア側のイミグレまでの道が更に酷かった。大きな水溜りは道の端から端まで広がり、迂回路は無く、地元の人は靴を脱いでズボンやスカートを捲り上げて歩いている。その深さ、膝の下・・・。
もぅここまで来ると私もそうするしか無いので、靴を脱いでズボンを膝の上まで捲り上げ、何とか浅瀬を探しながらザブザブと進む。
泥水で汚れた足を靴下で簡単に拭いてスニーカーからクロックスに履き替えながら思う・・・何やってるんだろう私;
巨大な水溜りの障害を越えた先に、ようやくナイジェリアのイミグレらしきものが。
ナイジェリアのイミグレ到着
しかし、、、何コレ???(゚д゚;)
簡易公衆トイレを2つ並べたくらいの大きさの掘っ建て小屋が、道の両脇にずらっと並んでいる。更にそこに入っている人達がみんな私を呼ぶ。
な、何なんコレ???
とりあえず全部無視しよう!と早足で突っ切ると「カムバック!」と私を呼ぶ一際大きな声が。後ろを振り向くと一番始めの掘っ建て小屋の上に赤い看板で「IMMIGRATION OFFICE」と書かれていた。
無視しすぎて危うく密入国するところだった。
①パスポートチェック(台帳記入)の小屋
小屋の一つでまずはパスポートチェック。パスポート番号やら何やらを2人の男が台帳に書き写す。入国カードのようなものも男性が記入。
とりあえず賄賂要求をされる前にこちらから仕掛けなければと事前に調べておいたハウサ語を連発。
ウケはバッチリで男達は「ビザ1ヶ月?足りない足りない!ナイジェリアはいい所だから君は入国してからビザを延長するべきだよ!」と上機嫌。
そうこう話している内に別の男性が来て、今からナイジェリアのラゴスに帰るところと言う。これは付いて行きたい!と思ったものの、その男はパスポートにお金を挟んで係員に渡した。
あー地元の人もこんな当然のように賄賂払うのか!と思って見ていると、その男性は
「お釣りをくれ」 と一言。
えっ賄賂ってお釣りがくるもんなの!?( ̄ー ̄;)
しかも更に驚いたのが、お金を受け取った係員も「ちょっと待て」と隣りの小屋に行った後、さも普通であるかのようにお釣りを渡していた・・・。(多分1,000ナイラ渡して500ナイラのお釣り)
現地の人が払ってるならこれは払うしかないかもな~と思っていると、結局ここでは賄賂要求はされずに普通に開放された!ラッキー!でも賄賂を払った人の方が先に通過。
②入国審査(入国スタンプ)の小屋
そして隣りのブースの入国審査へ。
開口一番ハウサ語で「イナクワナ!?(元気ですか)」と言うと爆笑する女性職員。これはここも大丈夫かもしれない。
職員「ナイジェリアにはどのくらい滞在する予定なの?」
私「2、3週間くらいだと思います」
職員「どこから来たの?」
私「コトヌーです」
職員「何か私に渡すものは無い?」
・・・完全な賄賂要求。が、ここはアホのふりをする。
私「え?渡すもの?」
職員「何か私にお土産は無いの?」
お土産!その言葉頂いた!
私「ごめんなさい!お土産何も用意してなかったよ!こんなものしか無いけど・・・」
申し訳なさそうにコトヌーで買ったスナック(小)を手渡す私。
手渡されたスナックを一瞬見つめ、爆笑する女性職員。
職員「いいでしょう。あなたに1ヶ月の滞在期間を与えます」
そう言って女性職員はパスポートに入国スタンプをバン!と押し、その下に手描きで1ヶ月先の日付を記入した。
ビザの期間は1ヶ月。1ヶ月で当然だろ!と思うものの、ここは「入国審査」。恐らくここでこの女性の機嫌を損ねると期間が短くなるのかもしれない。
しかし今まで入国審査なんてただパスポートにスタンプを押す場所だと思っていたけれど、ここでは初めて「審査されてる感」があった。
よし!入国スタンプも押されたしもぅOKだ!と足早に去ろうとするものの、ずらりと並んだ小屋からチュッッチュ、チュッッチュとひたすら呼ばれる。(この辺りでは口を鳴らして人を呼ぶ)
一体どれがほんまモンなん!;
絶対偽物紛れてそうやし!
また無視して通りすぎようとすると、黄色い紙をかざして呼ぶ小屋が。あ、ここはヘルスチェックか、とその小屋に行くと、まずその隣の小屋へ行けと言われる。
③よく分からない紙を書かされる小屋
その小屋には男2人がいて、パスポート番号やら何やらを書かされたのだけど、それがまた印刷も薄いしょぼい用紙だったので、もしかしたらここは寄らなくても良かった場所なのではと思う。
男の内1人はボスの補佐というかスネオ的な存在で、私の連打ハウサ語でもぅ彼のハートは私のものと言わんばかりにゲラゲラと笑ってくれたのだけど、もぅ1人の男はいかにもボスですと言わんばかりに全く笑わない。
これは手強い相手だ!どうやってこいつを崩そうと半ばお笑い芸人のような心境に陥る。
いくつかの質問をされた後、
ボス「ギブミーマネー」
その巨体から発せられたとは思えないほど蚊の鳴くような声で言うので、「え?何て?」とシラを切るも、今度はハエが飛ぶくらいの声で
ボス「ギブミーサムシング」
あぁ、サムシング(何か)ね!それ頂き!
私「ごめんなさい・・・こんなものしか無いのだけれど」
と、さっき女性職員に渡したのと同じスナック(小)を男性2人に1個ずつ渡す。
スネオはお前は箸が転んでも笑う年頃かと言わんばかりにまたゲラゲラ笑っていたのだけど、肝心のボスは未だクスリともしない。
やばい、すべったか!?
ボス「・・・何だこれは?」
私「え、スナック。これすっごい美味しいんだよ!」
ここでようやくボスがニヤリと笑う。
頂きました!!
無事パスポートも返され、次のイエローカードチェックへ。
しかし一体いくつの賄賂ポイントがあるのか。
H田さんは「女性は賄賂要求されないらしい」とか言ってたけどガッツリされてるし!何なん!?もう女の「子」じゃないから!?それともビジュアルの問題!?
④ヘルスチェックの小屋
ここは女性2人に男性1人、明らかにそんなに必要無いだろうという人数体制。
イエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)を提示して、体温を測って終了、、、なはずだけど、女性職員は私のイエローカードをさも珍しいものでも見るかのようにしげしげと眺めて返さない。
もちろん黄熱病のワクチンさえあれば入国可能なのだけど、過去ここで髄膜炎ワクチンを打っていない等と難癖をつけられたというブログも読んだので、怯える私。(そのためにベナンで髄膜炎ワクチンも打とうと思ったのだけど予想以上に高かったため断念したのだ。)
しかし先ほどの隣りの小屋で楽しく釈放されたからか、危うい雰囲気はあったものの賄賂要求無く通過できた。ちなみにこの小屋のテーブルには没収されたものなのか、賄賂要求の見本なのか、イエローカードが無数に散乱していた;
まだ両替が終わっていない!
こうしてようやく国境を通過出来たものの、私にはまだ「両替」という試練が残されている。
が、イミグレを越えて舗装道路に出たものの、両替商が1人もいない・・・え?何で?(;゚Д゚)
思えばベナン側でも両替商はイミグレから離れたタクシー乗り場にあったから、もしかするとちょっと離れた場所にあるのかも、と先に進むも一向に見当たらない。
結局不本意ながらバイタクに聞いて乗せて行ってもらうことにしたのだけど、
えっ!?
さっきのイミグレに戻ってるやん!!
ようやく切り抜けた掘っ建て小屋を逆戻りする私・・・。さっきお菓子を配った職員達がなぜかバイクに乗って戻って来た私を見て再び爆笑。
結局両替商はナイジェリアのイミグレの手前に並んでいた。
完全無視を決め込んでたから全然気づかなかった;
もっとちゃんと呼んでよ!←八つ当たり
ここの両替商もまたベナンと同じ金額を越えるとぼってくる。
ベナン側よりちょっとだけいい値段になったところで全額両替した。と言っても微々たる違いなのでベナン側でも同じくらいの額にはなったかも。
国境よりも両替の方がはるかに時間がかかって疲れた。
セメ国境通過。ようやくラゴスへと向かう。
しかしここで終わりでは無く、ここから更にラゴスまで移動しないといけない。
時間は12時。既にコトヌーを出て4時間近く経過している。その半分くらいの時間は両替に使っている。・・・何やってるんだろう私;
シェアタクシーに乗り込みラゴスへ向かう。
国境を越えてすぐ警察官が車両チェックするポイントがいくつかあるのだけど、車が来るとガラガラ・・・と長い台車のようなもので道を塞ぐ。台車には強行突破を防ぐためかそのまま上を通ると絶対パンクするような大きな「トゲトゲ」が付いていた。
前を走っていた民間っぽい乗用車は明らかにお金を渡していたけれど、私達の乗ったタクシーは既にシャバ代を払っているのか、顔が効くのか挨拶をしてそのまま通過していた。
途中2箇所ほどパスポートチェックをされたものの、賄賂要求は無し。
ラゴスまでの道は舗装こそされているものの、陥没箇所が多く、それを車はスピードも落とさず右に左に避けながらビュンビュンと飛ばす。道の両脇は畑だったり草むらだったりヤシの木が茂るジャングルだったり、ベナンとそれ程の違いは無いのだけど一番の違いは私の心境。「どうかその茂みからボコ・ハラムが出てきませんように」とひたすら祈る。
しばらく走った後なぜか降車させられ、そこに停まっているミニバスに乗り換えろと言われる。お金は?と聞くと既にバスの運転手に払っていると言うのでもぅ着くなら何でもいいやとバスに乗り込んだものの、当然タクシーで行くよりもかなり時間がかかった。
一応「ラゴス」と呼ばれるところに着いたものの、ここは一体ラゴスのどこなのか。(スマホは強奪される可能性があるので容易に出せない)しかしバスの隣の席に座っていた男性が私の行きたい場所までのバスを一緒に探してくれたのですぐに乗り込むことが出来た。
そんなこんなでようやくホストとの待ち合わせに到着したのが16時・・・。
8時に宿を出て実に8時間。
3時間で着く場所を3倍近くかかっている。逆にどうやったらこれだけ時間がかかるのか謎。
・・・何やってんだろう私;
※リアルタイムではここからかなり南下してジンバブエです。
ベナン(コトヌー)からナイジェリア(ラゴス)への行き方
①宿~ダントッパ市場セメ行きシェアタクシー乗り場
バイタク 250CFA
②8:00 コトヌーからセメ国境
シェアタクシー 約1時間10分 700CFA
※8時前に着き、8:10に定員が集まり出発。ボロいセダンに助手席2人、後ろ4人、3人の計9人+子供1人。9:20セメ着。
③11:00 ベナン側イミグレ
タクシー到着場所に両替商多数。イミグレまでは徒歩15分ほどだが雨季はバイクタクシーが無難。ベナン側イミグレは特に問題無し。
④ナイジェリア側イミグレで立ち寄る小屋
・パスポートの番号を台帳に書き写す小屋
・入国審査(スタンプを押す)小屋
・イエローカードをチェックする小屋
※イミグレ手前に両替商あり。ベナンよりちょっとだけレートがいい。
⑤12:30 セメからラゴス
シェアタクシー 1000ナイラ
※途中バンに乗り換え。
国境を越えて2ヶ所ほどパスポートチェック。賄賂要求は無し。
⑥14:50 ラゴスのどこかからヴィクトリアアイランドのLekkiまで
バン 約1時間20分 700ナイラ
※ラゴスで下車した所がMile2かどうかは分からなかった。到着場所で現地の人にLekki行きのバンを聞いて乗車。値段はボラれているかも。
【両替レート(2017年6月18日)】
公式 10,000CFA=5,545ナイラ
ベナン側 10,000CFA=6,150ナイラ
ナイジェリア側 10,000CFA=6,165ナイラ
※最初の言い値は悪くてもどの両替商も最終的に打ち出すレートは同じ。上記は最終的に打ち出されたレートで、これよりいいレート(6,200とか)で言うとOKと言いつつお札をちょろまかすので注意。1ヶ月前に行った人は6,300だったようだけど、レートはその時によって頻繁に変動するよう。
コメント
面白い事を真面目にするにっちょめが好きです。
もう止めてもきかないだろうから、とにかく気をつけて絶対無事に帰ってきて!!としか言えない。笑
いや、ほんまに必死やきん笑
ありがと~無事帰ります!!(´∀`)
しほ
はじめまして。旅行系ライターをしているSatoruと申します。
まだコロナ騒動が始まる前の今年1月、ベナン〜ナイジェリア国境を渡りまして、そのときにTabijoさんの身体を張った素晴らしいブログを参考にさせていただきました…という内容の記事を、拙ブログにて紹介させていただきました。
https://wienandme.blogspot.com/2020/06/blog-post_30.html
事後となり恐縮ですが、上記ご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いします。今後もTabijoさんがエキサイティングな(しかし安全に)旅行をされることを祈っております。
>Satoruさん
コメントありがとうございます。お役に立てて大変嬉しく思います。
私のセメの記事でも、最新情報としてSatoru様のブログを紹介させて頂きました!
あの殺伐としたセメの国境がそこまで変わっているとは驚きですが、やっぱり賄賂は要求されるんですね。
他の記事も大変興味深く、また改めて読ませて頂こうと思います。
私がウィーンに訪れた時は、ちょうどクリスマス前で非常に楽しかったのを覚えています。
コロナが落ち着いたらまた旅に出られるのでしょうか。Satoruの今後の旅のご武運を祈っています。
SHIHO
ご返信ありがとうございます。
西アフリカの旅については、Lonely Planetなどの定番ガイドブックと同じくらい貴ブログを頼みにさせていただきました。のみならず、波乱に満ちたご旅行を貫徹されていらっしゃるShihoさんを、一読者としてつねづね尊敬しておりました。
国境所以外の混沌はほとんど不変のようでしたが、ナイジェリア側の検問所だけはずいぶん様子が変わったようです。賄賂要求は、私がe-Visaを無くさなければ要求されなかったはずです(苦笑)。ベナン人らしいというべきか、なんとなく物腰柔らかな要求でした。
Satoru
>Satoruさん
ロンプラと同じ程読んで頂けるとは大変恐縮です。
私が訪れたアフリカはあまり需要の無い場所なのですが、ビザ取りで動けない上に観光する場所もないので、時間潰しにやたら記事は書いているんですよね。
後で見返すとダラダラと読みづらいのでお恥ずかしいです。
ブログのデザイン変更に伴い、読めなくなったいる記事がいくつかあり放置していたのですが、そう言って頂けるとちゃんと直そうかなという気になってきました。ありがとうございます。
正直波乱に満ちた旅は懲り懲りなのですが、どうしても田舎だったりマニアックな場所が好きなので、そうなるんでしょうね。
セメの現状も知れて嬉しいです。
あの国境が変わるとは・・・という感じです。
情報提供ありがとうございました!
SHIHO