カメルーンの海沿いの町・リンベから約2時間弱、首都の次に大きな都市「ドゥアラ(Douala)」に到着。
ロンプラを読んで来る前から分かっていたことだけど、ただ排気ガスと砂埃が凄いだけで特にこれといった魅力も無い町だった。
ドゥアラの町
ドゥアラは町の中心へ行っても何だか閑散としていて「え・・・ここが第2の都市?」という感じ。
ベナンからここだとまぁそれ程のギャップも無いけれど、ナイジェリアの大都市ラゴスや巨大なショッピングモールを経由した分、普通の田舎町にしか見えなかった。
ロンプラに載っていた安宿が値上がりしていたので、一応チェックしておいた別の宿へ行くも、バー併設の完全な連れ込み宿。店の窓ガラスにはセクシーな女性のポスター。
周辺も同じような連れ込み宿&バーが多く、ご飯を食べようと入ってみると、暗い照明の店内にくたびれたソファーのBOX席・・・完全に日本の場末のスナックと同じ雰囲気が出来上がっていた。ある意味で落ち着く。(夜は入らないように)
ドゥアラで食べたカメルーン料理
場末のスナックで食べたカメルーン料理↓
これは後で屋台で半額以下で食べられることが判明したカメルーンの定番料理。
恐らくイモを練って蒸した「クスクスマイス」と言われるものと、青菜を炒めたもの。まぁどちらもそんなに美味しいものでは無いが食べれなくはない。
これらはどの町に行っても屋台やレストランで見かける。
青菜と何かを混ぜたネバネバの「レギューム」もよく見かける(この「何か」は後に判明)。
緑な上にネバネバなので、食べるのを躊躇うけれど一度食べてしまえば結構慣れる。
何とパスタ屋台もある!久々の麺類が嬉しい!
ソースは野菜と牛の骨を煮込んだようなもの。これは辛くないけど、辛いものもある。
そして感動したのがジャガイモが出現したこと!そういや今までヤムイモはあったけど、ジャガイモはセネガルぶり。
ヤムイモって結構パサパサしてるので、ジャガイモのホクホク感がたまらん。
かつてフランスの植民地だったからか、パンはフランスパンが主流で「焼きそばパン」ならず、パスタを挟んだ「パスタパン」もある。
店によっては欲しい野菜(トマトやアボカド等)を注文して入れてもらえるところも。
インスタントのコーヒー屋台もあって、何も言わなければ練乳たっぷりの甘々で出されるものの、これが結構ハマる。
炭火焼き鳥屋さん。
鶏肉の方が値段が高いので、牛肉が一般的。ピリ辛の香辛料につけながら食べる。1本100フラン(20円)。
移動式紅茶屋さん。1杯100フラン(20円)。
高い位置から何度もコップにジャバージャバーと移しかえるのは、暑い国ならではなんだろうか。(冷めるから)それともこの人がムスリムなだけなのかな?
写真を撮るのを忘れたけど、宿近く(Hotel Akwa Palace近く)にあるセネガル料理屋さんが美味しかった!
地元の人でいつも賑わっているので、その辺で聞けば分かると思う。
ご飯ものしか食べてないけど量が多いので女性はタッパー必須。テイクアウトはプラス300フラン。
食べる機会を逃したけど他の人が食べていたビーフステーキも美味しそうだった。メニューはフランス語のみだけど比較的分かりやすい。
ドゥアラ観光
本来ドゥアラに来た目的は赤道ギニアのビザを取るためだったけど、結果を書くと取れなかった。
詳しくは後の記事でまとめて書くけれど、日本大使館のレターがあれば申請は受け付けてくれるので是非どなたかチャレンジして頂きたい。
大使館前にビザ代も明記されているので他の国のようにアホみたいな額を言われることも無い。(本来1万円くらいなのに、5万~8万円と言われる)
でもまぁせっかく来たので、美術館らしきものにも行ってみる。
「Espase Doual’art」
入場料:無料
美術館というよりも小さなギャラリー?
多分その時々によって展示されるものは違うのだと思う。
美術館の庭にあった・・・何か分からんけどちょっと可愛いやつ。
教会
イスラム色の強かったナイジェリアから、一気にキリスト教に。モスクは見かけなくなったといえど、たまに家の外でイスラム式のお祈りをしている人もいる。
リンベからドゥアラへの行き方
①宿~バスターミナル「Mile4」
シェアタクシー 約10分 250CFA
②リンベ(Limbe)9:55発~ドゥアラ(Douala)バスターミナル「Gare Routiere de Bonaberi」 10:55着
バス 約1時間 1,300CFA
※定員が集まるまで1時間弱待った。チケットは窓口で買う。
③バスターミナル~市内の宿(Helf Mile近く)
バイクタクシー 約30分 1,000CFA
※シェアタクシーでも行けるが乗り換えが必要らしく面倒臭そうだったのでバイタクで。結構渋滞もひどいので高くてもバイタクの方が無難かも。
ドゥアラの安宿
ドゥアラに安宿は少なく安くても10,000CFA(約2,000円)だがどこもエアコンが標準装備。ただナイジェリア同様昼も使えるかは要確認。
「Melrose Palace Motel」
Rue Castelnau (Rue College King Akwa), Akwa
シングル:10,000CFA→交渉で8,000CFAに。
設備:水シャワー、エアコン
行き方:住所で通じない場合、大通りの「HOTEL AKUWA PALACE」が通じやすい。そこから徒歩5分弱。
その他:周辺はバーが並び連れ込み宿が多いが、安くても10,000CFAから。この宿は事前にネットで見て10,000CFAが8,000CFAにディスカウントされていたので、それを言うとアッサリ下がった。
周辺の治安は昼は大丈夫だが、夜は酔っぱらいが多いので女性一人歩きは厳禁。
「HOTEL AKUWA PALACE」の南側の通りはケバブ屋や屋台がある。セネガル料理屋さんが美味しくておすすめ。
宿泊日:2017.7.8~2泊
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