3年に1度、瀬戸内海の島々で同時開催されるアートイベント、瀬戸内国際芸術祭、略して「瀬戸芸」。
2019年、秋会期がいよいよ始まりますよ~!
春、夏、秋、に分かれて開催されるのですが、冬会期は無いので秋で最後!
行こうかな~どうしようかな~と思っている方、これを逃すと次は3年後ですよー。
迷わず行けよ、行けば分かるさ!
秋は気候もいいですしね。
瀬戸内国際芸術祭2019年 秋会期詳細
公式ホームページ:https://setouchi-artfest.jp/
開催期間:9月28日(土)~11月4日(月)38日間
開催地:直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 本島 / 高見島 / 粟島 / 伊吹島 / 高松港周辺 / 宇野港周辺 / 広域・回遊
特に、本島、高見島、粟島、伊吹島は、秋会期のみの開催地です。
春と夏に行ったし、、、という方も、ぜひ今回だけの島にも行ってみましょ~。
瀬戸芸のボランティア・こえび隊in高見島
「こえび隊」とは、瀬戸内国際芸術祭のアート作品制作の手伝いや、会期中の受付をするボランティア団体です。
団体と言っても、誰でも参加できるし、1日だけとかでも全然OK!
もちろん初めての人もたくさんいるし、年齢も学生から定年退職した人まで、かなり幅広いです。
参加予約もネットでサクッとできるのでかなり簡単。
こえび隊ホームページの「募集中の活動」から、行きたい日と行きたい島を選んで、登録・申込みするだけです。
後は2、3日前にメールで送られてくる詳細(集合時間や場所)を待つだけ。
私は春会期の時は、こえび隊で大島、小豆島、豊島に行きましたが、ヘタレなので夏は暑いし、、、と夏は一度も行かず笑。
小豆島「国境を越えて・波」(記事なし)
大島・ジオラマ制作←アート作品には含まれていません。
そろそろ涼しくなってきたし、、、と、今回は秋会期しかやっていない高見島(たかみじま)へ行ってきました。
高見島港に着くなり、早速アート作品がお出迎え。
こちらもまだ制作中ですが、中も見れるようになっていてちょっと意外性があって面白い作品です。
こちらは島の生活には欠かせない・・・何ていうんでしょう?;何とかって呼んでいたけど忘れました。
島は車が通れない細い道や、坂道が多いので、荷物が沢山ある時はこれに乗せて運びます。
そして今回お手伝いするアート作品がこちら。
野村正人(のむらまさひと)さんの「海のテラス」です。
変わった形の青いテーブルは勾玉をイメージしているそう。
ここ、すごいステキ!(*´∀`*)
少し高台にあるので、瀬戸内海が一望できる最高のロケーション。
カメラを持っていっていなくてスマホ撮影なので、画像では分かりませんが、この日は天気も良く瀬戸大橋もしっかり見えました♪
会期中はここでドリンクやパスタも出すそう。
あ~絶対いいわ~!
でも混むかなぁ・・・?
お昼の休憩では野村さんと、そのご家族と一緒にここで昼食をとって、のんびりまったりした時間が流れました。
ご家族におかずのおすそ分けと、冷たいハーブティーも頂き、あ~会期前にここに来れて良かったな~としみじみ。
作業内容はというと、野村さん+こえび隊男性2人+私 の計4人で、テラスに手すりをつけるという作業。
まずは材料調達から始まり、そこから限られた材料でどのくらいの高さで、どうやって作るか、全てをみんなで相談しながら進めていきました。
しかし、このテラス、設計図も無しに作られているということにまず驚き。
なぜ図面無しでできるのって、後で調べたら野村さん、一級建築士でした。
そりゃ図面無しでも頭の中で描けるわー。納得。
高見島のキリン達
瀬戸芸の公式アート作品ではありませんが、高見島にはキリンさんが沢山います!
他の場所にもいるので、探してみて下さいね~。
近くで見ると目がすっごくきれいです♪
香川県民はこのキリン、見たことある!という方もいると思います。
オーダーもできるので、結構県内の色んな場所で見かけます。
このコ達は香川県善通寺市のアーティスト・岡本さんの作品。
まだ瀬戸芸の秋会期は始まってませんが、もう見れますよ~。
香川県高見島(たかみじま)への行き方
香川県多度津町にある高見島は、「多度津港」からフェリーで約25分の場所にあります。
フェリーの時刻表はこちら。
多度津~高見島・佐柳島時刻表(三洋汽船)
瀬戸芸会期中は1本増便されています。時刻表はこちら。
瀬戸内国際芸術祭2019公式ホームページ
車で多度津港に来る場合、駐車場は海沿い(21号線沿い)に駐車場があります。
島内は徒歩でじゅうぶん。車は必要ありません。
電車の場合、JR予讃線「多度津駅」下車、港までは徒歩20分ほどかかるので、駅前に停まっているタクシーを利用することをおすすめします。
★追記★
会期中のみ、JR多度津駅から多度津港まで、無料のシャトルバスが約30分間隔で運行されます。
始発8:30多度津駅発、最終便は最終フェリーの時刻に合わせて多度津港発です。
ちなみに多度津町には高見島の他「佐柳島(さなぎしま)」という小さな島もあり、こちらは猫島としても有名。
こういう「とびねこ」と呼ばれる写真を撮りたさにねこ好きさん達が集まります。
フェリーの便数は多くはないものの、高見島も佐柳島も小さな島なので、1日で両方巡ることも可能!
でもやっぱりどちらかの島で1泊して、ゆったりとした島時間を過ごすことをおすすめします。
両島とも宿泊施設が1つずつあり、高見島の「民宿森田屋」では島の伝統料理である茶粥を、佐柳島の「ネコノシマホステル」では、地元産の食材を使った美味しい晩ごはんを食べることもできます。
観光情報は以下ホームページも参考になります。
高見島へ行く際の注意点
高見島には公衆トイレはありますが、自動販売機がありません。
フェリー乗船前に、必ず飲み物は多めに購入しておきましょう。忘れた場合はフェリーの中に自販機があるので、必ず買いましょう。
また、瀬戸芸会期中は食事ができる場所もありますが、おそらく規模は小さいため、混雑することもじゅうぶんに考えられます。
スケジュールがタイトな方は、食事も用意しておいた方がいいかもしれません。
暑くなりそうなら、日焼け対策もお忘れなく!
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