フライングでメリークリスマス!
ラジオを聴いてくださった方、ありがとうございます!ヽ(*´∀`*)ノ
聴き逃してしまった方、スマホでラジオを聴ける無料アプリ「radiko ラジコ」のタイムフリー機能なら今から1週間以内なら聴くことができますよ~。
県外の方はラジコのプレミアム会員で聴けるので、ラジオ好きの方はこの機会にさぬき弁でもいかがでしょうか?笑
ちなみに明日12月24日のクリスマスイブはRNCラジオが開催する「チャリティーミュージックソン」があります!
目の不自由な方や、お年寄り、子供達がより安全安心に通行できる「音の出る信号機」を香川県に増やすための募金活動を行っています。
■募金期間:2017年11月1日~2018年1月31日
■募金場所:ゆめタウン高松、ゆめタウン丸亀、ゆめタウン三豊
西日本放送高松本社、協賛企業各社
香川県内の百十四銀行本店各支店
ゆめタウン高松ではチャリティーイベントも開催されます。友達に「一緒にどぶろっく見に行こうよ!」と言ったらなぜかめっちゃ笑われました。でも行きますw
RNCラジオの方では24日~25日は24時間の特別番組を放送、クリスマスイブの夜はオールナイトで生放送とのこと。うん、これで24日の夜に予定が無くても寂しくないYO!ヽ( ;∀;)ノ
というわけで、ブログはアフリカ編の途中ですが、今回はラジオの内容と連動させるために「廃墟ネタ」でいこうと思います。ラジオを聴いた後の方が楽しめると思うので、是非聴いた後に記事を読んで下さいね~♪イブイブに廃墟ネタて・・・。
この記事は予約投稿しているので、ラジオ中にネタとして出るかは分からないけど先に関連リンクを。
それではドイツの廃墟「フォーゲルザング村」の紹介を。写真をアホほど撮ってしまったので、ほとんど写真のみのUPになりますが;
ドイツの森に隠されたソ連軍の軍事訓練所
ドイツの首都ベルリンから電車で約1時間半の場所にある「フォーゲルザング村」には1946年頃に造られた軍事訓練所がある。
当然現在は使用されていないのだけど、その基地は商店に娯楽施設や病院・学校もあり、正に「村ごと」打ち捨てられた広大な規模の廃墟。当時は15,000人ほどがこの地に住んでいたそう。
↓地図ではここ。
この場所の情報を調べるとドイツなので当然「ドイツ軍の軍事基地」という説と「ソ連軍の軍事基地」という説が出てきた。
なぜこんな場所にソ連軍が?とも思うけれど、2ヶ国間に挟まれたポーランドの歴史を少し紐解くと、この基地ができる数年前にソ連とドイツが密約し、ポーランドに侵略、国土を奪っている。それだけソ連とナチス・ドイツは蜜な関係だったということ。
この場所はもともと私が知っていたのではなく、ドイツに住んでいる友達(香川県民)がここへ行きたいと言ったもので、つくづく私も変な友達を持っているなぁ~と実感。
ベルリンからフォーゲルザング村へ
ベルリンからフォーゲルザング行きの電車は1時間に1本。
ホームには日本と同じように次の電車が何番線に来るか表示する電光掲示板があるのだけど、これが間違っていたので、すごく慌てた;
電車が遅れていたから余計にだったけど、分からない場合はすぐさま人に聞いた方がいい。
ドイツの鉄道駅には改札が無い。
切符を買ってプラットホームまで来るとホームに小さな券売機のようなものがあるので、そこに切符を入れて自分で日付を刻印する。(写真の切符の一番下に印字される。)
車内での車掌さんのチェックがあり、印字がないと外国人であろうと容赦なく罰金(?60=約8千円)を取られるのでご注意を。
そして私達が乗った電車はよほど田舎へ行くせいなのか、「降りる駅の前で降車ボタンを押す」という、、、電車なのにバスと同じシステム!Σ(゚д゚;)
そんなものだから、目的地のフォーゲルザング駅で降りたのは私達2人だけ・・・。
ここへ行ったのは2017年2月。
計画性の無い私はいつも寒い時に寒い場所へ行くし、暑い時に暑い場所へ行ってしまう。冬ど真ん中のヨーロッパ、雪も残っててかなり寒い!友達がいて服やマフラーを借りれたから良かったものの;
フォーゲルザング村は駅周辺に民家がちらほらあるものの、私達はその中心部から反対方向へどんどん歩く。
どんどん、どんどん、森の中へ。
車の音も、人の声も聴こえない、静寂の森。
聴こえるのは木の葉を踏むしめる音だけで、正に私がイメージする「ドイツの森」という雰囲気だった。
この村の「Vogel sang(フォーゲルザング)」という名前は、「鳥の歌」という意味。この時は冬だからあまり聴こえなかったけれど、春夏はまたいいだろうなぁ~。
結構歩くから自転車持ってこようか迷ったけど、路面が凍ってたから持って来なくて良かった。
レーニンの壁画にひっそりと佇む美しい廃墟達
しばらく歩くとぽつぽつと廃屋が登場する。
建物に書かれているのはロシアで使われるキリル文字、、、とドイツ語。「Rauchen=喫煙」。
喫煙所!?にしては広すぎるけど、、、何なんだろう?
時代を感じる壊れたテレビ。
キリル文字の看板。
こちらもキリル文字。後で同行した友達がロシア人に聞いてみたところ、
「兵士たちへ。食堂の外へ食器を持ち出すことを禁ず」
という意味だった。
内容が分かるとまた当時の背景がリアルに感じられる。
ベッド、、、めっちゃ幅狭い。寝返りうったら落ちそう;
出たー!!!(;゚∀゚)=3
ロシアの革命家・レーニンの壁画。これが見たかった!
レーニンの壁画や銅像は現在ほとんど取り壊されているため、ロシア国外で見れるのは非常に貴重なのです。
背景が共産カラーの赤なのがまたいい♪
やっぱソ連軍の軍事基地だったんだなぁー。
兵士の絵と共に、共産党の鎌と槌(つち)と、赤い星のシンボルマーク。
カフェ。屋根の形がかわいい。
どの建物も中はズタボロ。
丸窓があるとソビエト建築っぽくていい。
劇場跡。
廃墟って結構落書きが多いんだけど、友達と2人で「この落書きめっちゃセンスある~!!」と盛り上がったのがこちら。
羊さん。か、かわいい(*´∀`*)
壁に絵が描かれているここは学校だったのかな?
教室っぽいけど、どこもボロボロ。
この苔むした感じもいい。
体育館。
戦車やらロケットやら、戦争を感じる写真がたくさんある。
あ、またレーニン出てきた。
なぜか真っ赤に塗られた部屋。朽ち果てるとちょっと怖い。
プライバシーゼロのトイレ。
中国の田舎でお馴染みだけど、実はまだヨーロッパ(東欧)でもあるところにはある。
屋根裏にも行けた。
崩れた屋根から差し込む光がすごく綺麗だった。
森の中にはたくさん建物が点在している。
ここからとにかくお気に入り写真をUP(;´∀`)
村を散策した後、ネットで見つけた地図にあった「ロケット発射台」という場所に行ったのだけど、結局何も無かった。(見つけられなかっただけかも)
帰りの電車は手を挙げてとめる!
帰り道。地面が完全にカッチカチに凍ってて滑らないようにヨロヨロと歩きながら駅へ向かう。
ようやく森脱出。
出てすぐあったレンガ造りのレトロな建物。
多分昔は普通に人が住んでいたんだろうけど、現在は家畜小屋になっていた。
フォーゲルザング駅到着。
駅員はおろか人っ子一人いない。
さて、帰りの電車は事前に調べた情報によると
1.行きで乗った電車の車掌さんに◯時の電車に乗るから停まってほしい」 と伝えておくか、
2.手を挙げて停める。
私達は行きの電車で帰りの電車を車掌さんに伝え忘れてしまったので、「2」の手を挙げて停めるしか方法は無い。
しかし時間も16時前と除々に暗くなってきているのに、手を挙げて見えるのだろうか、、、と不安に感じていると、ベルリン方面からちょうど電車が到着した。グッドタイミング!
この電車はフォーゲルザングよりも先の町に行くのだけど、とりあえずベルリン行きの電車に乗りたい旨を伝えると「OK!OK!」と気さくに答えてくれた。良かった~。
帰りの電車に乗れたのは17時前だったけど、外は既に真っ暗になっていた。これ、絶対手を挙げたところで気づかれんかったやろなぁ~・・・(;´∀`)
フォーゲルザング軍事訓練所(Vogelsang Military Training Area)への行き方
電車 約1時間20分 片道6.9ユーロ(ベルリンから)
フォーゲルザング駅から軍事基地までは徒歩45分前後。
※市内中心部からTemplin行き「Vogelsang(Gransee)」駅下車。往復共に1時間に1本で、帰りも同じホームで待てばOK。駅には券売機が無いので帰りの車内で買うか、あらかじめ往復買っておく。車内購入は普通に買うより割高だったかも。
行き 毎47分
帰り 毎46分(2017年2月)
ちなみに私は9:47出発、16:46の電車で帰ってきた。
↓ドイツ鉄道の時刻表・運賃
DB(Deutsche Bahn ドイチェ・バーン)HP
※「Sバーン」→普通の電車、「Uバーン」→メトロ。チケットは1回券の他1日券、1週間券、4回券などある。
★その他注意事項★
・電車ではフォーゲンザングの手前で必ず車内入口付近にある降車ボタンを押すこと!駅に人がいなければ通過する可能性大。帰りは電車が来たら手を降って止まってアピール。なので一応暗くなる前に帰路についた方がいい。
・村なので駅周辺も民家以外は何も無い。水、食べ物を買える場所は一切無いので行く前に買って行った方がいい。
・森の中で一応道はあるものの、意外に分かれ道が多く人もいないのでmaps.me、GPSはあった方がいい。背の高い木が多くGPSの反応が悪いこともあるのでコンパスもあると安心。
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