南東ヨーロッパ、ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産は全部で3つ(2020年現在)。
・モスタル旧市街の古橋地区
・ヴィシェグラードのソコルル・メフメト・パシャ橋
・中世墓碑ステチュツィの残る墓所群(ほか3か国と共有)
モスタルに行った時の記事はこちら。
今回はボスニア・ヘルツェゴビナ東部、スルプスカ共和国の町・ヴィシェグラード(ビシェグラード)にある「ソコルル・メフメト・パシャ橋」に訪れた時のレポートです。
ボスニアの首都・サラエボからヴィシェグラードからバスで約3時間、ヴィシェグラードに到着。
11月という冬の時期で、気温は0℃と寒かったです。
ヴィシェグラードの世界遺産|ソコルル・メフメト・パシャ橋
ソコルル・メフメト・パシャ橋は、ヴィシェグラード市内を流れるドリナ川に架かっている。
オスマン帝国の宮廷建築家だったミマール・スィナンが16世紀末に手がけた橋で、当時のオスマン帝国の建築水準の高さを例証する産業遺産として、2007年にユネスコの世界遺産に登録された。
全長は179.5 m で、11の石組みのアーチから成っている。これらのアーチは、20世紀の二度の世界大戦で壊滅的な被害を受けたが、その後再建されて今に至る。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中のヴィシェグラードの虐殺(Višegrad massacre、1992年)では、惨劇の現場にもなった。
高台から。
あっ猫様。
行かないで~。
また別の猫様。
よしよし。
よーしよしよしよし。
ハッ何ニャお主!
仲良くしなさいよ~。
ボスニアの映画村「Andricgrad(アンドリッチタウン)」
かつてこの地に住んでいたノーベル賞作家・イヴォアンドリッチの名前が付けられた「アンドリッチタウン」。
カンヌ国際映画祭の受賞作品をもつサラエボ出身の映画監督、エミール・クストリッツァがアンドリッチの業績を称えてつくった町です。
作られた町なので、通称「映画村」と呼ばれることも。
中世の町並みを再現したアンドリッチタウンは、やはり「つくりもの感」が拭えないので、映画村という例えはしっくりくる。
しかし人がいないな~。
ユーゴスラビアのノーベル賞作家イヴォ・アンドリッチの家
ただ普通の家だった。
次回はヴィシェグラードから国境を越えてお隣の国、セルビアへ。
サラエボからヴィシェグラードへの行き方
①サラエボ市内~ルカヴィツァバスターミナル
トロリーバス103番 約40分 1.8(1.6)マルカ
※始発は5:45だった。
②サラエボ~ヴィシェグラード
バス 約3時間 15.8マルカ+荷物代1マルカ
15:00発~18:00着
※その他の時間 8:40(偶数日のみ)・6:30・15:00
ヴィシェグラードのゲストハウス
「Apartment Lotika」
Druge podrinjske brigade br.56
+387 65 998 798
シングル:20マルカ(約1,180円)
WIFI:あり(部屋可)
その他:ホットシャワー、ヒーターあり、キッチンなし
(2016年11月)
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