同時期に旅したバックパッカーの本に触発され、私もちゃんと旅の記録を残そう!ということでの久々の海外旅行記です。
(前回の記事)
なので、旅した時期は2016年。
いつの間に4年もの歳月が経ったのでしょうか・・・汗。
今更感が半端なくて、昔のはもう書くのをやめてもいいかなぁと思っていたのですが、その本を出された低橋さんも2012年~2017年の旅行記だったこともあり、うん!まだ遅くない!と変な自信を頂いたのです
そんな訳で、旅行記再開なのですが、前の記事が「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で止まっていたため、いきなり廃墟ネタ。
ボスニア・ヘルツェゴビナは、南東ヨーロッパのバルカン半島に位置する国。
まぁ今回はほとんど写真のみで終わらせることにしますが、板橋さんと同じく、私もそこそこのメモ魔なので、こうして昔のことでも記事にできるんですよね。自分に感謝。
ボスニア・ヘルツェゴビナは近年まで紛争があった国で、その歴史を知るとより旅が深いものになります。
気になる方は前回までの記事をご参照ください。
サラエボオリンピック会場に行ってみよう!
まずは1984年に開催された、サラエボオリンピック会場に行ってみました。
当時は「ボスニア・ヘルツェゴビナ」ではなく「ユーゴスラビア社会主義連邦共和国」時代です。
泊まっていたゲストハウスからはそう遠くないので、歩いて行きました。
ここは現在でも使用されているので、廃墟ではありません。
人がいたので、入ってもいいか聞くと快く承諾してくれました。
中も綺麗に整備されています。
ところどころにオリンピックの名残が。
サラエボオリンピックのマスコットキャラクターは狼。
高い塔の上に、オリンピックのシンボルである五輪マークも発見しました。
山奥の廃墟・ボブスレー競技場へ行こう
サラエボ市内のツアー会社では、廃墟巡りツアーなるものもありました。
その写真の一つにあった、サラエボオリンピックで使用したボブスレー・リュージュ競技場。
これは行かなければ!
ボブスレー競技場はサラエヴォ近郊のトレベヴィチ山という山にあり、市内からはそれほど遠くなかったので、ツアーは使わずにタクシーで行くことに。
タクシーで降ろされた場所から、少し歩きます。
私が訪れたのは11月。市内で雪は積もっていませんでしたが、山では少し積もっていて寒かったです。
一人で来たものの、この辺りはハイキングに来る地元の人も多少いたので安心。誰もいなかったらちょっと怖かったかも。
突如現れるボブスレー競技場。
興奮した私はこの後ひたすらレーンの上を歩いて行っただけなので、写真だけUPします。
本当、興味が無い人には一体何が楽しいのって感じでしょうね;
ボスニア紛争時代にはここも戦場となり、写真では分かりませんが弾痕の残る場所もありました。
(絶賛カメラ故障中;)
ここはシャワールームっぽいなぁ~。
レーン内で犬を散歩させている人なんかもいて、ちょっとおもしろかったです。
結構歩いて体が冷えたので、帰宅前に近くにあった綺麗なホテルのカフェでちょっと贅沢。
アイスっぽいけどホットショコラータ。
帰りはこのホテルでタクシーを呼ぶ予定だったのですが、ここに来ている地元の人がほとんど家族連れだったので、結局ヒッチハイクで帰りました。
乗せてくれたのは優しい老夫婦で、言葉が通じないのにすごい話しかけてくれました;
サラエボオリンピックの廃墟・ボブスレー競技場への行き方
「Sarajevo Abandoned Bobsled Track」
ラテン橋からメータータクシーで約15分・10マルク(当時約590円)。
地元のハイキングスポットでホテルもあるので、9月まではバスが出ている。(98番バス)
(2016年11月)
ボスニアローカルフードと紙幣
ボスニアでよく食べた「ブレク」というボスニア料理です。
これはボスニアだけではなく、形を変えてこの辺りバルカン周辺国で食べられるものの油っこかったりであまり好きではなかったのですが、ボスニアのは美味しかったです。
ひき肉や野菜を包んだパイ生地を、棒状に丸めて焼いたもの。
日本って大概の国の料理が食べられると思っていましたが、まだまだ知らないものが沢山あるなぁ~。
こちらはボスニア・ヘルツェゴビナで使われる少額紙幣・10マルク札です。
どちらも同じ10マルク札なのですが、肖像画が違うのがお分かり頂けるでしょうか。
これは紙幣が新しくなったというわけではなく、国内で2つのデザインの紙幣が流通しているのです。
(10マルク札だけではなく、全ての紙幣のデザインが2種類ある)
こちらはGoogle mapのスクリーンショット。
ボスニア・ヘルツェゴビナは連邦国家なので、見ての通り「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」と「スルプスカ共和国」と、2つの国が存在しているのです。
ヘルツェゴビナ連邦の方はボスニア人、スルプスカ共和国はセルビア人によって作られた国で、それぞれで違うデザインの紙幣を発行しています。
写真の上が連邦紙幣、下が共和国紙幣。
どちらもボスニア・ヘルツェゴビナ国内で使用できますが、1つの国家で2つのデザインの紙幣がある国って初めてなので、少し驚きました。
次は、お隣の国・セルビアへ向かうため、「ビシェグラード(ヴィシェグラード)」という町に移動します。
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