旅する本|世界一周コミックエッセイ「旅のオチが見つからない」を勝手に紹介したい

旅のオチが見つからないライフスタイル

お盆休みです。
どこへも行けないのに無駄に9連休・・・。

もちろん行こうと思えば行けるけれど、個人的に県外に行くのが怖いので、専ら家で ①マンガ→②アニメor映画→③本→④ネット→①に戻る の無限ルーティーン。

そんな中、昔読んでいたバックパッカーの旅ブログを何気なく開いてみると、何と書籍を出版されているではないですか!

旅のオチが見つからない

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低橋(ひくはし)さんの「旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周!」です。

タイトル通り、一人で世界一周するバックパッカーのコミックエッセイ。

著者である低橋さんの旅ブログはこちら。

「わたりどりたまに飛ぶ」

今年・2020年3月に発売されていたのを知った時、「えっ今年!?」と若干驚きました。

なぜなら、低橋さんのブログは私が一番初めに海外に出た時期、つまり10年くらい前に読んでいたブログなので、実際本が出たのはもっと前だと思っていたのです。

今見ると2012年から今に至るまで、ずっとブログ書かれていますねー。

何より、同時期に旅に出ていた人が、まだ旅をしている安心感笑。

こういった旅ブログって、大体世界一周が終わったらそこで止まっているか、ブログ自体が無くなっているということが多いので、それを見る度に寂しくなるんですよね。

低橋さんは3年ほど前から旅の記録を漫画にし、それがtwitterで反響を呼び、書籍化することになったそう。

今回の本は一体どの旅なんだろうと読んでみると、旅の初め・日本を出国するところからでした。

出国は飛行機ではなく、鳥取県から韓国経由でロシアに入るフェリー。
そこからシベリア鉄道でロシアを縦断し、ヨーロッパへ。

読んでいるだけで、「あー旅したい!」となるのですが、面白かったのが南米のチャリダー旅。

※自転車乗りや、自転車で旅をしている人のことを「チャリダー」と呼びます。

旅のオチが見つからない

確か私はこの辺のブログをリアルタイムで読んでいて、「うわぁ~大変そう。私は絶対無理。」と思ったような気がします。お一人様ウユニの回は絶対読んでいる笑。

海外でもよくチャリダーに会います。

海外は日本と違って悪路が多いし、恐らく修理用の部品自体も粗悪そうなので、私はチャリダーに出会う度に「チャリダーは変態かドMだ」と思うのですが、自転車でしか行けない場所も多いので、羨ましくもあります。

苦しい経験をしたからこそ見ることができる景色というのは、一生心に残るもの。

人間ってどうしても忘れていくものですが、そういった「絶対に忘れない出来事」が良い事でも悪い事でも、沢山あるほど人としての深みが増すように思います。

旅のオチが見つからない

「なんで一人で旅しているの?楽しいの?」

本の中にもこういったやり取りが行われていて、答えに納得してくれない人にうんざりしていた低橋さんですが、これはすごく共感。

多分この質問って、男性よりも女性の方がもっと聞かれます;

何なんでしょうね、あの納得してくれない人達って。価値観や文化の違いというものを素直に受け止めてほしい。

旅のオチが見つからない

私が治安上諦めた、パプアニューギニアのゴロカにも行かれていました。

マッドマンのあのスタイルはやっぱり本場のゴロカでも一緒なんだ!と感心。

とにかく、漫画なので読みやすくて面白い!絵もかわいい。

初心者バックパッカーならではの失敗談もあり、海外に行ったことない人・行きたいと思っている人にもおすすめです。

メモ魔というところは私と非常に通ずるものが笑。いつかお会いしたい。

旅本で触発され、記憶を残しておくことは大切だと実感しました。

途中で止まっていた私の旅ブログも、時差ありすぎながらも続きを書いていこうと思います。

関係無いけれど、昨晩はペルセウス座流星群が観測できました。(写真には映っていませんが)

少し曇っていたから肉眼でも見られるのか心配でしたが、私は20分くらいぼけ~っとして、2つ見れました♪

久しぶりに流星を見てスリーライツを思い出す辺り、ロマンチストとはかけ離れている気がします。

~旅する本~
タイトル:旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周!
著者:低橋(ひくはし)
出版:㈱KADOKAWA
ジャンル:コミックエッセイ
主な旅エリア:ロシア(シベリア鉄道)・南米・パプアニューギニア・モンゴル他
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