旅の写真が本で使われました!
とは言っても、もちろん「写真がきれいだから」という理由ではありません。
だって、本のタイトルが
「珍国巡礼」ですもの。
な、なんて私らしいタイトル汗。
「恋する台湾?」 とか、
「女子旅シンガポール?」 とかじゃないわけで。
何とも「男臭むんむ~ん!!」な本なのです。
タイトル通り、珍国・奇祭・秘境等を特集したMOOK本。
私が提供した写真の国(?)はその内の1ページで写真は5枚程度と、大きくは取り上げられてないものの、自分が行った所で撮った写真がこうして本に使われるというのは、非常に嬉しいですね!
5月28日発売ということで、早速出来上がった本が先日送られてきました♪
どじゃぁぁ~~~っん!!!
私のブログを熟読してる人(=母)は、「え!?表紙に使われてるの!?」と思うかもしれませんが、この写真は私のものではありません。
というか、この表紙を見た瞬間、どこの国の、どこの地方の、どの部族が何故こういう格好をしているかまで分かってしまう自分が…ちょっと好きです。
この表紙が気になる方はこちらの記事をどうぞ。
表紙の写真のマッドマンは本場のもので、私が見たのは祭りのために出張してきた笑マッドマンです。本場の地域は治安的にアレなので、さすがに女一人ではやめておきました。
さてさて。3年で14カ国しか行っていない私の、どの国の写真が使われたかといいますと
ハットリバー公国です!
「???」ってなる人が大半だと思いますが、オーストラリアにある「自称」独立国。
国の政策に反対した農場主のおっちゃんが、「じゃあワシ、独立するもんね!」 と、勝手に独立した所謂「未承認国家」。
オーストラリア政府からもその他どの国からも「国」としては認められていませんが、「非居住者」ということは認めているので税金も払っていません。
実際にハットリバー公国に行った時の記事はこちら。
本にはブログURLも記載してくれました。(現在は変わっています)
ハットリバー公国のページ。
う~ん。懐かしい。ちなみに後ろ姿は一緒に行った友達。
最後のページの「写真協力」にも。
ここで後悔したことが、「え!高野秀行氏の名前があるんなら、名出ししておけば良かった!」ということです。
バックパッカーの聖書と言えば「深夜特急」。(私は「奥のほそ道」ですが)
その後は高橋歩氏や、「ガンジス河でバタフライ」のたかのてるこさん、
近年ではさくら剛氏、「恋する咲ログ」の咲子さん、、、とまぁ色々本を読んできましたが、今まで読んできたノンフィクション旅行記で一番衝撃を受けたのが高野秀行氏の本。かなり昔のものですが。
まぁ衝撃も何も、読んだ本のタイトルがまたアヘン王国潜入記 (集英社文庫)だからね。
この方、「辺境ライター」として活躍してて、その他も「よく生きてるな…」と思うぶっ飛んだ本ばっか出してます。
角幡氏との対談本として出た「地図のない場所で眠りたい」。もぅ、タイトルがいい。立ち読みしかしてないけど(コラ!)
話が大きく反れましたが、面白い方と名を並べたかった、という話。
次回こういう話が来れば、名出ししておこうと決意しました。
一緒に掲載されてる「daiki」さんもブログ読んだことあるし、「地球のらくがき」の人もそういや今どうしてるんだろうと思ってブログ見たらまだ旅してるみたいだった。
裏表紙にも写真使われてた!
この国王の銅像、よっぽどインパクトあったんかな。まぁ「顔だけ」の銅像ってあんま無いから面白いけど。
というか、この本自体、個人的にツボで面白い。
私の前のページにある「シーランド公国」。
何これ?行ってみたすぎる笑。イギリス東海にあるらしい。
しかも面白いのが、
お金を払えば貴族の称号が買える!
「君も今日から貴族になれる!」って…面白すぎやろ。しかもインターネット通販。怪しい海外の通販番組みたい。
無駄になりたいけど、1万円か。
西川きよしや折笠愛も貴族らしい笑。
え?折笠愛って?カトルですよカトル。もしくはロミオですよ。←それしか知らん。
「世界の奇祭」特集では、有名なトマティーナと共に「遊牧民の美男子コンテスト」!
で、この写真!?
とまぁ、、、とにかくかなりマニアックな本ですが、辺境好きの旅人にはドツボかもしれません。
私は現在熟読中です。
出版社は「イカロス出版」で、電車や飛行機等これまたマニア向けな本ばっか出してます。
今回声をかけて頂いたのは「風来堂」という編集社さんで、旅系のものも多いのですが、それ以上にマニアックなものを沢山手がけています。
ちなみに全然別会社ですが、数年前にも本にブログを紹介して頂いたことがあって。
「最初のペンギン」という本で、紹介と言っても脚注にちょろっとなのですが。
パプアニューギニアの日常風景なんて書いたかな;変な島と変な祭りに行ったことくらいですが、何かいいように書いてくれてます笑
しかし「とてもユーモラスで面白い」ってどんだけハードル上げるん笑!関西人やったら怒るで!
私も多分欧米とか行けば、
「恋してパリジェンヌ?」とか、
「キラキラ☆女子旅」とか、
何かそーいう本から声がかかると思う!!!
土臭いとこばっか行ってるからこうなってるワケで!うん!そうだ!
ともあれ、私には一銭も入りませんが、マニアックなもの好きな方は一見の価値アリ!なので宣伝しておきます。
6月8日現在、amazonでは在庫切れ中です;楽天にてお探し下さい。マニアックな本なので、書店ではあまり並ばないっぽいことを言ってました。お探しの方は書店注文かネット注文でお願い致します。
コメント
すごいやないですかぁ カラーで1ページも! また雑誌を送ってくれるのも嬉しいですよね。 それにしてもマニアックそうな表紙ですね インパクト大ですね 旅行関係のコーナーに並ぶのですか?
>のりさん
ありがとございます♪嬉しいですね~(*´∀`*)
マニアックなため、書店にはほとんど並ばないって言ってました笑。しかも「珍国巡礼」の他、「珍島巡礼」「珍駅巡礼」など、「巡礼シリーズ」になってるみたいです。他にも「空港をゆく」「廃道をゆく」「廃城をゆく」の「ゆくシリーズ」。この編集社って一体…。
しほ
すごーい(^_^)。これからは、職業聞かれたら、フォトグラファーと言えますね(^_^)(^_^;)
このエントリがアップされた時には、しほさんのブログ記事を読破!してたので、表紙を見たとき、「おお。あの祭りの写真! 表紙か、スゴイ!」と思いました(^_^;)
冬からずっと引きこもっていたwのですが、旅人モードにシフトし、今、稚内にいます(^_^)。ブログも再開したので、お暇な時にチラ見でもしてください。食物の写真が中心になると思いますがw
そうそう。高野さんの本、ひょんなことから読み始め、先月だけで5、6冊読んだのですw 頑張れば自分でもできそうなwゆるい冒険/文章なのが好感がもてますw
その流れで、角幡さんの本も2冊。彼のは本格的な冒険/文章ですね(^_^)
>えでぃさん
フォトグラファー!言えません言えませんって!(;´∀`)
高野さんの本、1ヶ月で5冊は凄いですね!
私も久々に読みたくなりました~。
角幡さんの本は読んだこと無いんですが、本格的な感じなんですね。読んでみようかな~。
稚内!ブログ覗きに行きまーす♪
しほ
角幡さんの「空白の5マイル」、オススメです(^_^)。「雪男は向こうからやってきた」も面白かった。
>えでぃさん
角幡さんの本も面白そうですね!
「雪男は向こうからやってきた」…ってもうタイトルからヤバいw
しほ