奇祭・マスクフェスティバル～脅威の泥人間マッドマン現る!～

パプアニューギニア・ニューブリテン島で開催されるこの「マスクフェスティバル」は、国内の色々な部族が集まるのですが、
中でも海を渡り遠方からはるばる来る部族が「ゴロカ」という地方から来た「マッドマン」。

※マスクフェスティバルは、ニューブリテン島で行われるので、主にそこにいる部族「トーライ族」、「バイニン族」が中心になる。ゴロカはニューギニア島中部。ゴロカでも毎年大きなお祭りが行われる。

マッドマンとはその名の通り「泥人間」です。

事前情報で、体全体に泥を塗っているというのは聞いていたのですが、さてさてどんな部族なのか。

全身に泥を纏った「マッドマン」の驚きのダンス

こでがマッドマンだ！

観光客に向かって、

弓を放･･･！

･･･たない。

というか、何かカワイイ顔のやつがおるんやけど。

この後ろの。

顔が全く怖くない。

怖いどころかマヌケ面。

一応、昔敵対していた部族を追い払うために、こういう恰好をしたとか何とか聞いた気がするんやけど。

そして、このマッドマンが他の部族と大きく違うのが、

何もしない。

ということ。

これまでのような踊りや音楽は一切無く、

そろ～り、そろ～り。

と、歩いているだけなのです。

よって、全く面白くない動画　↓

音楽も無いので、もちろん無音です。

マイクでマッドマンの説明のアナウンスがあったものの、その後は、会場全体し～ん･････････としています。

最初こそ、観光客のカメラのシャッター音が響いてたものの、10分もすりゃみんな飽きますとも。

･･･完全に出オチやん。

そんなマッドマンは、遠い所から来たからか、気前が良く、

ダンス？が終わった後も、カメラを向けるとポーズをとってくれるのでした。

「じゃ、俺ら帰るけんね！」てな軽いノリで、陽気に去っていくマッドマン。

次のパフォーマンス部隊が入場して来てるのに、まだポーズをとり続けるサービス精神旺盛なマッドマン。

ちなみにこの仮面？は、パフォーマンス終了後に、200K(約8千円)で売っていました。

高いのか安いのか分からん。

お疲れっしたー。