タウンビョン精霊祭に行くため、とりあえず宿をチェックアウト。
マンダレーの宿、1泊$12は高い・・・。
ミャンマーの宿はMAXでも$10と考えてる私。結構他も調べたけど結局この時はマンダレーでは$12が最安だった。
マンダレーからタウンビョン村へバスで移動
昼ご飯を食べて、道に迷いながらラインカー(乗り合いバス)停留所に着く。
マンダレーからタウンビョン村へ向かう道は、市内を抜けるとどんどん田舎っぷりが増してきた。
と、突然道路脇に、銀色のお釜のようなものを持った子供や女性がずらっと出現。
一見、僧侶の托鉢みたい。
子供達はその銀色のお釜を上下にシャンシャン鳴らしながら(多分中に石か何か入っている)、車に向かって何か叫んでいる。
そこへ車に乗ってた現地人が、お金をぽい~っとほおり投げる。
それに群がる子供達。
・・・な、何???
タウンビョン祭りって一体どういう祭り!?
何かちょっと俗っぽいんですけど。。。(・∀・;)
私が事前にこの祭りを調べた情報によると、
・「ナッ神」信仰、所謂「ナッ神教」のお祭り
・オカマが多い。(霊媒師がオカマさんが多いから)
ということだったんだけど、祭りについての情報はほぼ皆無だった。
一応ツアーとかもあるみたいだけど。
祭り会場に行くまでの道がずっとこんな感じで、ところどころで爆音で音楽がかかっていて、現地人が踊ったりしている。
うん、うん、こういうのはお祭りっぽくていい。
そうこうしている内に車が増え、一気に大渋滞。
こんな周りに田んぼしかない田舎の1本道がこんなに混雑するなんて・・・;
結局「渋滞無しなら1時間弱」と言ってたところが、2時間経っても着かず、途中で現地人と一緒にバスを降り、会場まで歩くことに。
ちなみにこの日の私のミッションは、「何とかしてタウンビョン村に泊まる」ということにも関わらず、
この2時間、無言・・・・・・。
現地人に対して、見事なまでの人見知り大発揮!!!( ;∀;)ウワーン
泊まること、できるんだろうか……?
タウンビョン村到着。宿泊場所は……
とにかくまぁ、そこから会場までは歩いてすぐ着いた。
よーし!ばっちこーい!!
タウンビョン祭り!!
って・・・ちょっと待って。
もんっのすごい人の数!!!!!
ゆーーーっくりとしか進めない。
出店も道の両脇にずら~っと並んでる。
遠くに仏塔が見えたから、とりあえずそこまで行ってみようとするものの、人も出店も凄くて、一体それがどこなのか、全く全体図が掴めない。砂埃もすごくてカメラも出せない。
ようやく着いた仏塔近くのお堂。
ん・・・?
これは・・・?
入った瞬時に気付いた違和感。
お堂の中で、現地人がたくさん寝ている。
今までそんな寺院は見たことが無い光景。何やらみんな荷物も多く、本格的にゴザを敷いて寝ている。
これはひょっとして・・・?
みんなここで寝泊りしてるんじゃあ・・・?
これは・・・
イケるっっっ!!!
この日の宿泊場所、ここに決定!
そうと決まれば、活動するのはもぅちょっと日が落ちてからにしようと、お堂の脇で現地人に混じって昼寝をする。
いざ!タウンビョン精霊祭、お祭り会場へ
夕方、少し人減ったかな、というところで散策開始したものの、それでも人はまだ全然多い。
昼寝したところを出てすぐ右に同じような境内があり、そこでも人が沢山寝てた。
そこから続く廊下を進むと、また境内があり、仏像に金箔を貼り付けていた。
ミャンマーによくある、「喜捨したお金で仏像に金箔を貼ろう計画」がここでも大人気。
モニターもあって何かハイテク。
だけど、貼ったそばから結構剥がれ落ちている。。。
金箔の仏像を横目でちらりと見て更に進むと、どんちゃん騒ぎの中心が見えた。
どうやらここがメイン境内?らしい。
部屋の中央にフェンスが張られ、中に人、外にも人がいて、外にいる人はお供えの花を持ってやんややんや踊っている。
フェンスによじ上っている若者もいて、一体何があるんだろうと見てみると。
派手な化粧をして、派手な衣装を着た霊媒師(ナッカドー)←オカマさん が札束を持って歩いてる。
・・・と思ったその瞬間。
霊媒師は「そらよっ」とばかりに
札束をバラ撒いた!!!Σ(゚Д゚;)
一斉にそれに群がる人々・・・。
お金祭りだワッショーイ!!!
そりゃテンション上がるわな;
しかし。
タ・・・タウンビョン祭りってこういう祭り!!??
ぞ、俗っぽ~い(;´∀`) お札って何か生々しいなぁ;
ミャンマーは硬貨が無くて、紙幣だけだから仕方無いんだけど。
※後で知ったけど、霊媒師から受け取った紙幣は縁起があるとのこと。
(余談:外国の紙幣を集めてるミャンマー人に、日本の最小額紙幣は1万チャットだからあげれない、と言うとすごく驚いていた。※1万チャットはミャンマーの最高額紙幣。)
なかなかカオスな光景なので、動画でどうぞ。
霊媒師はどんどん入れ替わるけれど、延々とお札をバラ撒き続ける。
やっぱりメインが「お金祭り」……。
しかも、フェンスの中に入った現地人はその人にお金を渡してバラ巻いてもらったり、自らバラ撒いたり。
基本50~200チャット(5円~20円)の小額紙幣なんだけど、たまにフェンスの中にいる成金現地人が千チャットや5千チャット(100円~500円)の札束を出して来た時には、フェンスの上にこれでもかという人だかりが出来る。
しばらくその「お札バラ巻き祭り」を見ていたけど、一向に終わる気配は無いので夜8時くらいに切り上げてぶらぶらする。
観覧車とかもあって、夜もずっと賑わっていた。
しかしこの観覧車、やたら回るスピードが速い;
うちの苦手な船のやつ・・・
シャワーは期待していなかったものの、ちゃんと水場があったから良かった。外に設置された小さめのプールに、雨水を溜めただけの簡素なもの。
男女共同でもちろん脱衣所も無いので、女性は胸から下をロンジー(腰巻)で撒き、ロンジーごと体を洗う。私はロンジーを持っていないので、足・腕・頭だけ洗ったのだけど、埃まみれの体だったから、それでもずいぶんスッキリした。
扉付きのトイレもあったけど、100~200チャットいるので、明るい時間帯に「ゆっくりう○こしたい」という時以外は青空トイレ(=野ション)で。
お堂に戻って寝床を探す。女性僧侶集団がいて、その隣で寝ることに。
ジェスチャーで「ここに寝ていい?」と聞くと、それを見ていた隣の家族が「ここで寝なさい」と、ビニールシートを敷いてくれた。家族とちょっと話して、10時くらいに横になる。
しかし。
ここで私はある重大な事実に気付いてしまったのである・・・。
まさか・・・。
そんな・・・!?
つづく。
コメント
何があったの~( ; ゜Д゜)気になる
>晴美
久々~!近日、日本に帰国するよw
しほ