ネパールの朝は早い。
私が毛布にくるまっている間に、知らない所で朝が始まる。
大体どの国においても、信仰心が厚い国というのは同じだと思う。
仏教徒が多いラオスでは朝4時だか5時だかに僧侶が托鉢にまわるし、イスラム教徒が多いインドネシアでも夜明けに大音量のアザーン(お祈りの時間を知らせる呼びかけ)が鳴り響くし(バリ島を除く)、ヒンドゥー教徒が多いここネパールでも、早朝何時だかに目覚まし時計のような音が鳴ったり、外がにわかに騒がしくなる。
まぁその分田舎へ行くほど就寝時間も早いのだけど。
小さなお寺でも、朝は参拝に来る人で賑わっている。
それぞれティカを付けるための平たい金属のお皿や、入れ物を持ってお寺の周りを鐘を鳴らしながらまわる。
陶工広場
日光で乾燥させるために並べているところだった。
後日昼に行った時↓
古い町並みも残る。
何でもない場所でも、はっとするような木彫りの彫刻が施されている。バンディプルよりもリアル感があっていい。
地震対策か、太い木の棒で突っ張っている建物も沢山あった。
あわわわわ・・・
猫さんが店番してるぅ~♡
モモ屋さんも沢山あって、昨日に引き続きモモを食べる。
どのモモ屋さんも店先に大きな蒸し器があり、もくもくと湯気が立っているのですぐ見つけられる。
何となく地元のうどん屋さんを思い出して郷愁を誘う。
メニューはモモしかなく、注文しなくても席に座るとモモが一皿出てくる。
バフモモ 60ルピー
更にここバクタプルはヨーグルトの名産地。ここでは「ズーズーダウ(=ヨーグルトの王様)」と呼ばれ、専門店も多い。
ヨーグルト屋さんの看板。
大きいサイズと、一人用の小さいサイズで売られていて、プラスッチックのカップで出す所が多い中、昔ながらの陶器の器で出す所もあった。
ズーズーダウ 35ルピー(プラスチックの容器の店は30ルピーだった)
水牛のミルクで作られているらしく、日本のヨーグルトよりも酸味が少なくてまったりしている。結構色んな店で食べ比べたけど、私には味の違いは分からなかった;
トゥマディー広場
ニャタポラ寺院
ニャタポラって・・・名前が何かいいなぁ(*´∀`*)
地震から寺院を守るため、下は全て頑丈な石段で作られているとのこと。
確かにこの後行った寺院は損壊が激しかった。まぁ上の部分が木製かどうかも関係するのだと思うけど。
登った所からの景色。
隣りにあるバイラヴナート寺院。
昨日の夜見た寺院。
1934年の地震後に建て直されただけあって、今回の地震では被害は無かったよう。
この寺院の向かいにある「Cafe Nyatapola(カフェ・ニャタポラ)」。
テラス席から広場が見渡せるけど、3階に関わらず埃っぽい。
ツーリスト向けのレストランで、結構高い、とのことだったから、「ここなら一味違ったズーズー・ダウが食べれるかも!」と思って意を決して注文!
ズーズー・ダウ R217(サ税込み)
値段は普通の…7倍!?
結果。
私にはヨーグルトの味の違いなんて分からないということ。
・・・何かすごく損した気分になってしまった(;´∀`)
そもそもプリン好きだけど、デパ地下のとろとろプリンを食べ漁ったところで、結局はグリコのプッチンプリンに落ち着いてしまう私が分かるわけがない。
あ~食べたい~。
広場にある変なものばっか売ってるお土産屋さん。
え~と、石仮面石仮面は・・・無いか。
市場もある。
市場は野菜から家畜、服から雑貨まで何でもあるけど、アジア特有?なのがこれ。
テレビのリモコン?
そんなに壊れることあるのかと、リモコンだけどうやって手に入れたのか色々謎が深まる。
かつての沐浴場。
町は意外と広くて入り組んでいる。
久々に足が棒になるほど歩いた。(迷うから)
バックパッカーの中には入場料1,500ルピーを払うのが嫌で(←ネパールにしたら確かにめっちゃ高い)、チケット売り場が無い場所から入ったりする人もいるけど、私はそもそもそんな考えを持ちあわせて無かった。
なぜなら100%迷うから。
日帰りの観光ならまだしも、払うからには数日滞在しようと思っていた私は、案の定、チケット売り場を通るつもりは全くないのに、何度も通過していた。。。
東西南北、結構色んな場所に設置されていて、知らず知らずの間に通過している(´д`;)
う~ん、チケットと一緒に貰った地図が無かったらほんとにちんぷんかんぷんだっただろうな~。
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