2015年10月31日~11月12日(13泊14日)
※アンナプルナ方面や時期によっても金額・寒さ等違うので、あくまで上記の時期・エベレスト方面での目安と思って下さい。
※同年4月にネパール大地震、9月からの燃料不足、という少し特殊な時期で観光客も少なめでした。通常のシーズンとはまた違う部分があるかもしれません。
使った金額
トータル:69,670ルピー(約80,470円)
【トレッキング中に使ったお金】
食費 R7,940(R611)
宿泊費 R2,000(R154)
その他 R1,880(R146)
合計:R11,820(R909)
食費…最終日の14日は早朝カトマンズに戻ったため、食費等の金額は含まない。使った費用は実質13日分。(カッコ)内の金額は13日で割った1日分の平均。バフステーキ(R690)やケーキ、ミルクティー等の間食も含む。
その他…トイレットペーパー、薬、ミネラルウォーター(2本分)も含む。バッテリーチャージ、シャワー代も。
※途中の寺院での寄付金やティハールで子供にあげたお捻りは含まない。
【カトマンズからルクラの航空券】
R32,200(往復)
手数料R2,000
合計:R34,200
ネットは繋がらないわ、繋がっても航空会社のHPから予約出来ないわ、リコンファームも必要とのことで、自力で取るのが面倒になり、宿で予約。今思うとこの手数料は高い;もっと他のツアー会社に聞くべきだった。
【タメルから国内線空港までのタクシー】
行き R1,000
帰り R750
合計:R1,750
早朝4時半に出なければならなかったため、タクシーも宿で予約。かなり高いものの、確かにこの時間帯流しのタクシーは見かけなかったので、仕方無いか。と思っていると、帰りは朝10時くらいにも関わらず同じくらいの金額で言ってきた。結局同じタメルに行く欧米人とシャアしたが、一人だと1,000、2人だと1,300と言われた。もう少し下がりそうだったけど、欧米人の方がOKしたのでワリカンで乗車。
国際線と別の空港だったため、よほど国際線と遠いのかと思っていたが、何てことは無い。国内線空港を出てすぐ左に国際線空港があった。(来た時は真っ暗で気付かなかった)多分徒歩5分くらいだと思う;国際線からタメルまでのタクシーは大体500ルピーなので、歩いて行って更に誰かとシェアすると安く帰れる。バスが分かる人はバスでもあり。
【ポーター(荷物持ち)】
1日R1,500×8日=R12,000
チップ R200
合計 R12,200
ナムチェで泊まった宿で依頼して、行きはナムチェから帰りはクムジュンまで計8日間雇った。
自力で探すのであれば、平均1,300ルピーくらいらしい。チップは私が雇った期間であれば500ルピーくらいのようだったが、元々クマルさんに1日1,500ルピーは奮発している方だと思うので、無くてもいいくらいだと思った。
【シュラフ(寝袋)レンタル】
1日R130×10日=R1,300
※デポジット(保証金)=R7,000
デポジットが結構な額なので、頭に入れていた方がいい。返した日に、デポジットから引いた金額を返してくれる。
私はナムチェからレンタルした。どの店も羽毛ダウンのは1日150ルピーだったが、少しまけてくれて130ルピー。カトマンズでレンタルしていた人が1日80ルピーと言っていたので、カトマンズからレンタルした方が無難。この時期、一番標高が低いルクラですら、夜は寝袋が必要。
【トレッキング前の準備費用】
チョコレート等の食品・トイレットペーパー等の日用品 R1,260
ニット帽 R100
速乾Tシャツ R350
厚手のセーター R700
裏起毛のレギンス R400
厚手の靴下3足 R200
合計:R3,010
全てカトマンズで買ったもの。ナムチェで買った高山病の薬(400ルピー)は含まず。
【トレッキング許可証など】
TIMS(ティムス=トレッキング許可証)R2,000
サガルマータ国立公園入域料 R3,390
合計:R5,390
TIMS…カトマンズのネパール観光局(HP)で取得。写真2枚とパスポートが必要。観光局にある申請用紙に記入して支払うとその場ですぐ発行される。ネパールルピーでの支払い。ルピーが無くても米ドルが両替出来るが、1ドル=1ルピーとレートは悪い。関係無いが、ここのスタッフも稀に見る態度の悪さ(;´Д`)
入域料はナムチェ入り口で支払った。
持ち物
【実際使った衣類】
・Tシャツ3枚
・ヒートテックインナー1枚
・薄手のフリース1枚
・厚手のセーター1枚
・薄手のダウン1枚
・レインウェアー
・薄手のアウトドアパンツ
・レギンス
・裏起毛レギンス
・下着 上2枚下3枚
・帽子×2
・靴下3足
【必需品】
・帽子
私は標高が低い場所ではつばの広いもの、高くて寒い場所ではニット帽と、2つを使い分けていた。
・日焼け止め
かなり必要度が高い。毎朝ちゃんと塗っていたが、鼻をかむ回数が多かったせいか、鼻の頭が焼けて皮がめくれた。
・サングラス
とにかく日差しが強い。私は色の薄いものしか持っていなかったが、濃い色が無難。
・リップクリーム
もの凄く乾燥しているので、よく使った。クマルさんですら使っていた。
・キャンディー又はトローチ的なもの
乾燥している上、埃っぽいので喉をやられる人が多い。私もそうで、アメをこんなにいらないだろうというくらい持っていたが全て食べきって足りなかった。ハッカ系のものか、トローチ的なものがベスト。
【持って行って良かったもの】
・折りたたみ式のコップ
水道から出る水は全て氷水だと思っておいた方がいい。特に朝晩は歯磨きをするにも、極力水を触りたくないので、コップは非常に役に立った。
・手ぬぐい
顔や体を拭いたりするのに非常に便利。ゴラクシップでは水を濾過するのにも使った笑。
【カトマンズで買った方が良かったと思うもの】
・トイレットペーパー
ナムチェで150ルピー。ナムチェで既にカトマンズの倍以上になるので、女性は特に持って行った方がいい。水拭き出来る人も、水は恐ろしく冷たいので、やめた方がいい。下痢になる人もいるが、私は鼻水が凄くてかなり消費した。2ロールで足りなかったので、3ロールくらいは買っておけば良かった。
・高山病の薬(Diamox)
ナムチェで400ルピー。高山病予防になるし、なってからでも飲める。
・水筒
高山病対策として、1日3Lの水は飲んだ方が良いとのこと。ナムチェまでは村も多く、水も補充出来るため、500mlのペットボトル2本で代用出来たが、ナムチェ以降は1L分だと不安だったため、プラス1Lの水を1本買って補充用にしたが、思えばカトマンズでも水筒はそれ程高くなかった気がする…。
・お金の余裕があれば厚手のダウン
レンタルでもいいと思う。私はこれを買う代わりにケチッて厚手のセーターにしたのだが、夜と朝はそこそこしんどかった;
水について
私は基本的に休憩所にある水道や、レストランで水道水を入れて貰ったりしていた。(一応毎回不純物が無いかのチェックはする)最後のゴラクシップの宿以外は全く問題無かったが、お腹が弱い人はやめた方が無難。
標高が高くなるにつれ全ての物の値段が上がるが、トイレットペーパーに続きミネラルウォーターは特に高く、最後のゴラクシップでは1L350ルピーだった。(カトマンズでは15ルピーなので、20倍以上の値段)水代を節約したいのなら、水に入れると殺菌作用のある薬がカトマンズ等で売っているので、それを使うといいと思う。
登山道について
ナムチェまでは人通りも多く、それ程迷うことも無いと思うが、ナムチェ以降の一人歩きは絶対にやめるべき。大体みんな朝7時半~8時くらいに出発するので、しっかり同じペースで付いて行けば迷うことは無いだろうが、もし一人になった時、迷わないかというよりも、道幅の狭い山肌や崖も多いので、うっかり足を滑らせると本当に見つからないだろうという所は沢山ある。
節約したくても最低限道の分かるポーターを雇うべき。お金に余裕があるのならガイドをつけてもいいと思う。
その他
・宿、ロッジ
実際私が使った宿は各記事をご参照下さい。
1泊100ルピー~200ルピー。宿代は安いが、併設のレストランで食事をしなければならない。が、1食くらい食べておけば特に文句は言われないと思う。標高が高い場所では朝水道が凍って水が出ない場合があるので、歯磨き用の水等は夜の内に補充しておくと便利。
・インターネット
大体の宿にはWiFiがある。有料。一番標高の高いゴラクシップの宿にもあったので驚いた。観光客向けレストランはWiFi無料の所が多い。
・バッテリーチャージ
部屋には基本的にコンセントが無い。バッテリーは1回のフルチャージで300ルピー前後。少しだけとかならお金を取らない所もある。カメラのバッテリー等は寒い場所ではバッテリーが無いように表示される場合があるが、温かい場所に移ると戻る場合があるので、本当に充電が無いかは温かい場所で暫く様子を見た方がいい。
・シャワー
ナムチェ辺りまではシャワーのある宿もある。が、ドライヤー等は無いので風邪をひく恐れがあり、あまりみんな使わない。
コメント
初めましてー!
同じような時期にエベレスト街道トレッキングしていました!
ほとんど日本人に会わなかったんですけど、いてたんですね♪
会いたかったなぁー。
ゴラクシェップのWifi、僕も驚きましたw
リアルタイムに詳細な記事、素晴らしいですね。
僕たちがネパールの記事を書くのは1年後になりそうです(笑)
初めまして!コメントありがとうございます♪
同じ時期でしたか(゚д゚)!確かに日本人少なかったのに会わなかったですね~。残念;
ブログも読ませて頂きました。自転車旅…体力の無い私には到底無理ですが、自転車でしか見れない景色や観点というのは素敵ですね!
ヴィエナの記事笑いましたwほんとどの国旗も同じに見えます(;´∀`)
どこかですれ違ったら面白いですねー!
しほ