もう一度インド人を信用してみることにした。(ブージ)

ブージへの乗り換え地、アフマダーバードへは本来早朝5時半に着く予定だったのが、夜間のお祭り渋滞で遅れに遅れ、着いたのが2時間半遅れの朝8時。
まぁその後のブージ行きのバスが9時半発だったから、むしろ遅れることで待ち時間が減って良かった。
待ち時間の間に朝ご飯。
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青唐辛子をネギのように切って練り込んで揚げたフリッターのようなもの。10ルピー(約18円)。
青唐辛子と聞くと辛いのかと思うけど、インドの大きい青唐辛子は普通の赤いものよりも辛くないのです。
アフマダーバードではプライベートバスオフィスの前に停まったので、ブージ行きもプライベートバスにすることにしたんですが、シッティングシート(座席)は満席。インドのバスでは今回初めてのスリーパーシート(寝台)で行くことにしました。(←スリーパーバスがあるのをハンピで初めて知った;)
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何コレ!!!Σ(゚д゚;)


めっちゃ快適やん!!!
鉄道のスリーパーより広いし、個室感があってかなり快適!エアコンは無いものの(エアコン車もあるけど高い)窓を開けると涼しいし、景色も見れる。
と、テンション上がってたら、なぜか途中で私だけ乗り換えさせられる( ̄ー ̄;)
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こっちは全部カーテンだから窓から入る風でカーテンが舞って個室感は無いけど、2階ベッドは窓が低い位置にあって、寝転んだまま外の風景が眺められるからいい感じ。
これで9時間500ルピー(約900円)は鉄道のスリーパーよりお得な気がするなぁ~。時間的には鉄道の方が早いんだろうけど、チケットを事前に予約しに行ったりホームを探したり、降り過ごさないか気を張ったりあの手間を考えるとプライベートバスって何て楽なんだ・・・。しばらくルンルン気分で車窓からの景色を楽しむ。
途中休憩の後バスに戻ると、インド人家族につかまる。
話しかけてきたのは奥さん(名前:カンタ)で、とにかく何人なのか気になったらしい。その後もアメをくれたり休憩で呼んでくれたり何かと世話を焼いてくれて、そうこうしている内に「私の家に来なさいよ」と誘われた。
う~ん・・・。
バラナシで若干痛い目にあっている私はかなり迷った。(記事)
向こうは英語がほとんど話せない(カンタはほんの少し、旦那はゼロ)、私はヒンディー語が出話せない、というのでしっかりした意思疎通は出来ていない。私の心の中の「インド人信用していいか?チャート」では五分五分といった感じ。
が、ここは一つ、もう一度インド人を信用してみることにした。
インドを旅して早4ヶ月。
今なら分かる。
よりによって、バラナシなんかでインド人を信用してしまった私がバカだったのだ。
彼女達を信用してみることにした一番の決め手は「英語も日本語も話せない」ということ。それでいてプライベートバスのスリーパーに乗るくらいのお金はあるんだから(一番安いのはローカルバス)それ程お金には困ってないのではないかという予想。
結局家に行くことにしたものの、1つ問題が。
夫婦の子供・アーナド(7歳くらいの男の子)が全く私に懐いていないということ・・・。
というかむしろ、初めてお祭りで天狗を見た時の子供のような目で、完全に怯えきっている・・・。小さい子供って、外国人を見ると「怯える」か「興味津々」のどっちか、完全に分かれる。それは国問わずその子の性格だと思うけど。
例によって私は子供の扱いが分からない・・・まぁハッキリ言って子供が苦手なので、とりあえず怯えている彼をこれ以上怯えさせないことだけに気を回した。
が、、、
バスを降りて一緒に家に入ると、急に泣き出すアーナド。
私がカンタにどうしたの?と聞くとカンタは困ったような苦笑いで何も答えない。
こ・・・
これは・・・!
懐くどころか嫌がられてるやん!!!( ;∀;)
私 「カンタ、私今日はやめとくよ」
カ 「気にしないで!大丈夫大丈夫!」
そ、そうは言われても・・・;
が、既に夜8時。私としてもこれから市内に戻って宿を探すのはかなりしんどい。
子供苦手がこんなところでアダとなるとは(-д-υ)
とにかく何とか子供を手懐けるしかない!!
子供あやしスキル・ゼロの私の必殺技!!
「秘技・折り紙!!!ヽ(゚∀゚)ノ」
マジで持ってて良かった、折り紙・・・。
というか、私が作れるのは「鶴・紙飛行機・風船」くらいだけどね。
とにかくその3つを次々に作ってアーナドに見せる私。
紙飛行機で何とか食いついてくれて、その後は2人で紙飛行機を飛ばして遊んで何とか手懐け成功。ε-(´∀`*)ホッ
夜ご飯のお手伝い。(もちろんカレー)
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カンタは野菜・スパイスの他にヤシ砂糖の固まりも入れていた。(日本でもカレーの隠し味で蜂蜜入れたりするそんな感じかな?)このヤシ砂糖の固まりはそのまま食べても濃厚な甘さがあってすごく美味しい。黒糖と和三盆を合わせたような。ちょっと高めのローカル食堂でタリーを注文した時にもデザート感覚でついてきた。
チャパティの生地。
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麺棒で伸ばす。
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そして出来たものがこちらにあります!ヽ(゚∀゚)ノ
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アレ?途中は?(゚∀゚;)
カンタに牛乳のおつかいを頼まれたんだけど(自転車に乗った牛乳屋さんが大きな瓶に牛乳を入れて各家の前を周っている。)、牛乳屋さんを待っている間またしても別の子供を泣かせてしまい、折り紙戦法を披露していたので途中から手伝っていない;コラ!
一番右の女性が家に誘ってくれたカンタ。
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カレーもチャパティも美味しかったのでお代わりしました♪しかもカレーは外国人だから気を使ってくれたのか、辛さほぼゼロ。辛いのも好きだけど、久々に優しい味のカレーを食べたなぁー。
夜は余っているベッドを使わせて頂き、インドの旅始まって以来、一番快適なベッドで久々の快眠。
朝起きると、カンタが「シャワーを浴びなさい」と言う。
昨日の夜浴びたからいいよ、と言うと「For God(神様へのために)」という。沐浴的な意味なのかな?海外でよく「毎日お風呂に入るのは日本人くらい」と言われるけど、インド人を見てると朝と夜、1日2回はシャワーを浴びている。シャワーの後はプジャー(お祈り)タイム。商店なんかで、例えお客さんが来ようとも客を待たせてプジャータイムに入る。
道はゴミだらけだけど、ある意味インド人って綺麗好き?
朝食。
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食べ進めるともっと食べなさいと、どんどんお代わりが継ぎ足される。
何か甘辛いスナックと、手作りのポテトチップスと、、、なんだろう?
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イクラより小さい、タピオカみたいな食感のつぶつぶの料理。「サブラナ」という料理らしい。つぶつぶ自体に味は無いけど、カレーテイストに味付けされてて不思議な食感・・・。嫌いじゃない。
夕方に市内のゲストハウスまで送っていってもらうことにして、朝食後英語が出来る近所の女学生が通訳係として招集され、カンタが以前働いていた職場見学に。
何とそこは・・・
ダイヤモンドカット工場!!


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と言っても、女性15人くらいが働いている小さな工場なんだけど、このダイヤモンドの細かさ!!Σ(゚д゚;)
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「アクセサリーに使う」と言ってたけど、腕時計の文字盤に埋め込まれているものより小さい気がする。
これを1粒ずつ拡大鏡で見ながら、手作業で削っているのだから本当に驚き!
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10時のおやつタイム。
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その後はカンタの友達の農場へ。
かなり広大な農場。
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この時収穫していたのはトマトだった。
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もしゃもしゃと2、3個頂く(^ω^)
やっぱ新鮮なトマトは美味しいなぁ~♪






作業中の人達も「えぇ~日本人~!?」と手を止めるw


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キャベツ畑で牛がめっちゃキャベツ食べてたけど、いいんだろうか・・・?;
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さとうきび畑。
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カンタの友達の子供。
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この子がまぁすごいおてんばというか、男勝りというか。自然いっぱいの環境で本当にのびのびと育ちました!って感じですっごく元気いっぱい。妹も負けじとお姉ちゃんの真似をして、2人ともわんぱく。
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女の子が取ってくれたさとうきびを、みんなでしゃくしゃく食べる。
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この周りの竹みたいなのを歯でむいて、中身を噛むと甘~いサラッとした樹液のようなものが口いっぱいに広がるのです。「食べる」のではなく、その液体だけ飲む感じ。
私が小さい頃、確かおばあちゃんが育てていたのですが、やはり熱い場所に生えるさとうきびは香川の温暖な気候には適さなかったらしく、食べれたのは1回くらいでした。でも小さい頃どっかで沢山食べてた記憶はあるんですよね~。どこだったか・・・。
インドの暑い地域ではよくこのさとうきびジュースが売られていて、特にブージがあるグジャラート州、砂漠のあるラジャスターン州で多く見かけた気がします。
こんなところで住むのもいいなぁ・・・。
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木の上には大人が座れるくらいの板が取り付けられたあって、子供達に続いて私も久々に木登りをしてみました。
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「はい」と差し出してきたコレ。
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緑色で、ぶつぶつしてて、形はまるっきりイモムシ・・・。
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が、おそるおそる食べてみると、甘~い!!!(ノ´∀`*)
つぶつぶは木苺みたいな食感で、サッパリした甘さ。その後も市場などで見かけることはなかったけど、一体何の果物(?)だったんだろう。
その後は親子の共同作業によりさとうきびが絞られ、さとうきびジュースも頂きました♪
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屋台とかでも何度か飲んだけど、ここで飲んださとうきびジュースが後にも先にも一番美味しかった。さとうきびにも鮮度があるのかな?
帰りにカンタがマンゴーを貰って帰ってました。
まだ青いマンゴー。
インド以外の国でもよくありますが、青いマンゴーはそのままスパイスをかけて食べたり、ピクルス(漬物)やサラダにして食べられます。
大人のマンゴーと取り方はこう↓
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棒の先に輪っかが付いていて、それを実の根本にひっかけて落とします。地面に落ちる前に片手でキャッチするのが凄い。
が、子供のマンゴーの取り方はこうです。↓
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かなり背の高いマンゴーの木をするすると登っていきます。
カッコいいなぁ!!!(゚∀゚)
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3人姉妹の一番年下のおてんば娘?
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帰る前にカンタの友達が「私の家でちょっと休んで行ったら?」と家に招いてくれました。
どんな家かと思ったら・・・
え・・・
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こんな階段、アメリカのホームドラマでしか見たことないよ(;゚д゚)ゴクリ…
そこそこな豪邸でした;
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ボロボロの服を着て、農場ではサルにしか見えなかった子供達が途端にお嬢様に見えてくるよ・・・。
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子供は後1人一番年下の男の子がいたのですが、恥ずかしがってどこかへ行ってしまった。
家に帰ってみんなでお昼寝。(インドの田舎では昼食後の一番暑い時間帯2時~4時くらいはお昼寝タイムです♪)
夕方旦那さんがバイクで宿まで送ってくれました。
カンタはもう1日くらいいれば?と言ってくれたけど、この日の4日後に旦那さんがアフリカに出稼ぎに行くということを知ったので(通訳として呼ばれた女性から聞いた)さすがにそんな忙しい時期に申し訳ないとお断りしておいた(;´∀`)
もう一度インド人を信用してみた結果、かなりいい体験ができてしまった・・・。
お金も要求されず何事も無かったけれど、むしろ何も返せない自分が申し訳ない気分になった。(かと言ってお金を渡すのも違う気がする)ポイも初日は移動疲れで出来なかったし;
カンタの今いる家はお兄さんの家らしく、新しい家が出来るのは2年後だという。旦那もその時に帰って来るらしい。(2年も会えないなんて!;)
「新しい家が出来たらまた来てくれる?」
インドなんて来やすい場所だしお安い御用!
まぁ2年後なんて連絡あるかどうかは分からないけど、もしあれば行ってポイを披露しよう!(`・ω・´)

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