インドの南京虫は一味違う。(ゴニコパール)

当初ワイナードの次の目的地はまたしても同系列の宿がある「Coorg(クールグ)県」「Madikeri(マディケリ)」という町だったのですが、まぁこの宿ばかりも頼りにするのもなぁ~というひねくれ根性が働いてしまい、間のどこかの町でワンクッション置くことに。
宿の人に、その間で何か観光出来るような町ある?と聞くと、「Kutta(クッタ)はまた違った自然があっていい」とのことだったので、とりあえずその町を目指すことに。「多分安宿もあるよ」というアテのならない情報だったけど、無ければ宿のありそうな所まで行けばいいか。
クッタ行きのバス↓
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南インド・マドゥライからずっとバス移動だけど、この辺りのバスは窓ガラスが無く、座席が高い。ドアもこんな何か適当な感じ↓
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クッタ行きのバスは、途中自然保護区(動物保護区?)を通るので、運が良ければ野生動物が見れるかも!
私は途中でドライバーが「あそこにいるよ!」と言ってスピードを落としてくれたのに、目視できず(TдT )。ヒンディー語(タミル語?)だから何の動物がいたかも分からなかった。
その後しっかりカメラを構えていたものの、撮れたのはこんなのだけ↓
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何かの祭りか?と思いきや、ドライバーに小銭を要求していたのでただのパフォーマンスだったみたい。
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そんなこんなでクッタに到着。
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右も、
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左も、
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なぁ~んにも無い。
うーん、、、
これは何とかならんぶんやな・・・(´;ω;`)
とりあえず辺りを見回してみる。
え~っと・・・。
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ヒンディー語が読める方、是非ともこの絵の説明をお願い致します。
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あ、ヤギさん・・・。
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その後バスを待っていた男性が運良くこの近くのホテルのオーナーだったけど、彼のホテルはかなり高かった。安いホテルないかと聞くと、何やら電話してくれたけど一番安くても1,000ルピー(約1800円)するという。インドの今までの最高宿泊費が400ルピー(約720円)の私にとってはかなり厳しい。しかも、そこに泊まったからといってこの様子じゃ高い個人ツアーを組まないと観光も出来ない。
私 「ここから300ルピーくらいの安宿がありそうな町はどこ?」
男 「マナンサバディーだよ」
(マナンサバディーはワイナードからここまで来るのにバスで乗り換えた町。つまり引き返すことになる。)
私 「マディケリ(←次の目的地)方面の町でないかな?」
男 「そっちならゴニンクッパだ」
私 「え?何て?」
男 「ゴニンクッパだよ」
5人クッパ・・・
クッパ 
私 「その、ゴニンクッパには安宿あるの?」
男 「あるよ。多分。」
また「多分」かい。
とにかくその「ゴニンクッパ」へ行くために再びバスに乗る。
少し進んだ所に一応町らしきものがあったから、ここでトゥクトゥクに聞けば安宿も見つけられたかなぁ~?↓
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ただパッと見は「村」程度の規模で宿は見当たらなかったけど。
ゴニンクッパに到着。
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一体ここはどこなんだろう・・・?(;´Д`)
一応宿は4軒ほどあって、一番安かった300ルピーの宿にチェックイン。
宿の人に「ゴニンクッパ」のスペルを聞く。スペルは「Gonikoppal」で、正しい?発音は「ゴニコパール」らしい。(まぁ英語表記なんて後付けだけど)MAPS.MEで調べると、ワイナードと次の目的地の丁度中間辺りの村(!)だった。通り過ぎてなくて良かった~ε-(´∀`*)
とりあえず村を散策。
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野菜売りの陽気なおばちゃん。
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ここでようやく葉っぱのお皿で食事が出された♪


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南インド特有の葉っぱのお皿。
今まで行った食堂では外国人と見るや丁寧に食器で出されたけど、ここにはハナからそんなものは無かったよう。スプーンも無いのでもちろん手で食べます。
しばらく歩くとインドのスタバ「Coffee Day」のパクリ「Coorg Coffe」というカフェを発見したので、コーヒーシェイクを頼むも、暑さで氷が溶けたのかほぼ普通のアイスミルクコーヒーが出てくる。
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特にこれといったものも無く、本当に「村」で、大通りを左右に20分も歩けばただの森に突入する。
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しかしまさかのこんなところで、ワイナードに引き続き2枚目のTシャツを購入。


↓このお店。


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日本にもよくあるチームや記念事のTシャツやグッズにプリントをするお店。
ここに数枚Coorgご当地Tシャツを飾ってあって、そのデザインがなかなか良かったのです。
↓買ったやつ。
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このマークが「Coorg」マークらしい。
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ブッシュナイフに剣に銃?
どういう意味?と聞くと「Coorg Warrior(クールグの戦士)」という答えが返ってきました。他の人にも聞いたものの、それ以上の説明が英語では出てこないようで、後で調べたけど、またマイナーな場所なだけあって情報が少ない。「クールグの人々は、アレキサンダー大王がインドに遠征した時の戦士達の末裔」という説があるらしいので、それがちょっと関係するのかな?
そういやケーララ州に伝わるインドの武術「カラリパヤット」も剣と盾を使うから、ルーツは似てるのかなぁ・・・(カラリパヤットもちょっと見てみたかった。)
まぁこんな感じで特にこの村ですることも無かったので、翌日出発しようとは思っていたのですが、、、
まさかのこの1日だけの滞在でそれは無いやろ!!!(TдT )
久々に・・・


宿で南京虫を発見(TдT )
※南京虫・・・噛まれると数日~数週間痒みを伴う。寝れないほどめちゃくちゃ痒い。
でもね。
私ほど汚い宿に慣れてる人間なんて落ち着いたもんですよ。
どうせ部屋を変えたところで、いる宿にはどこに行っても大概いるんです。
とりあえず電気を点けっぱなしにして寝ればいい。明るい場所では南京虫は出ないというのが定説なので。
が。
明るいのにめっちゃ活動しとるやん!!(TдT )
ふと目を覚ますと、明るい中服の上を這いまわる南京虫!(TдT )
しかも!
よく見ると南京虫の子供だかダニだか、変な小さい虫もいて、殺すとティシュが吸った血で赤く染まる・・・(TдT )キモッ!
仕方無い・・・。
今夜は寝るの諦めよう、と部屋にあったプラスチックのイスに座って映画を観ることにした私。途中ウトウトとして、ハッと目を覚ますと、再び 服の上を這いまわる南京虫!(TдT )
えぇ~!;さすがにプラスチックのイスを這い登ってまで噛みにくる南京虫は初めて見た。
・・・さすがインド。
南京虫もしつこい。
結局その日はそのウトウトした30分くらいしか寝れなかった・・・。
一晩で私が殺した南京虫、計8匹。
中には何も無い床の上を元気に走り回ったりしているヤツもいまして。
(床はタイルだったけど、ベッドと机が木製)
翌朝宿の人にそれを伝えると、
「そうか!それなら今日は同じ値段で綺麗ないい部屋に泊まっていいよ!」






・・・( ゚_ゝ゚)


こんなに南京虫大量発生している宿に、綺麗な部屋なんてあるワケが無い。


むしろまだうちがこの宿に泊まると思ってることに驚きやわ・・・。ある意味羨ましいくらいのポジティブシンキング。


ダメ元で「宿泊費返金してよ」と言ったけどやっぱ無理でして。まぁこんな所で日本の「お代は結構です」を求めても仕方無いので、プリプリしながら宿を後にしました・・・。
行く人いないだろうけど。

ワイナードからゴニコパールへの行き方(バス)



①宿~Sulthan Bathery
宿~バス乗り場・徒歩15分
バス乗り場 8:20発~Sulthan Bathery 8:50着 約30分 12ルピー


Sulthan Bathery(Wayanad ワイナード)~Mananthavady(マナンサバディー)
バス 9:00発~10:30着 約1時間半 29ルピー
Mananthavady(マナンサバディー)~Gonikoppal(ゴニコパール)
とりあえずKutta(クッタ)までは
バス 10:40発~11:45着 約1時間5分 30ルピー
クッタからゴニコパール
バス 12:30発~13:40着 約1時間10分 40ルピー
泊まる人いないだろうけど。

ゴニコパールの安宿

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名前もよく分からん宿。
シングル300ルピー(トイレ・水シャワー付き)。稀に見る南京虫の多さ。恐らくダニも多い。ので、この宿の後服を全て洗うという非常に面倒臭い事態に陥った。多分この木の机にも沢山虫が潜んでいるので確認するのが怖くてよく見ていない。
もし泊まる人がいるならこちら↓
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バスターミナルからバス進行方向に1分くらい行ったところ。右手側。
部屋は確認していないけどシングル400ルピー。ホント、100ルピーケチるんじゃなかったと後でめっちゃ後悔した・・・(´;ω;`)

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