ラジャスターン州最古の城(ジャイサルメール)

ジャイサルメール観光のハイライト・古城へ。
、、、の前にラッシー♪
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お城近くにあったこのラッシー屋さん、キンキンに冷えてて美味しかった~!(*´∀`*)
お城への城壁
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この城壁内にも安宿やレストラン、お土産屋さん等があり、今も普通に人々が暮らしています。
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お土産屋さんにはパッチワークで作られた布やカバンなど、結構かわいい布類も沢山あります。とあるお土産屋さんで布を見てると店員の25歳前後くらいの男性に話しかけられ、結構しつこかったのですが、「何歳?」と聞かれ、「33歳」と言った瞬間に彼の興味は消え失せたらしく、そこで急に話は終わってしまいました。
いや、別にいいんやけど・・・もっとやんわり話終わらてほしい( ;∀;)
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途中、何か民族楽器をひいているおじさんが。
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これはラジャスターン州で見られる「ラバンハッタ(Ravanhatta)」という民族楽器。竹筒のネックとココナッツの殻でできていて、弦が全部で15弦ある。意外と音が響いて、鈴の音色も相まって凄くいい雰囲気。この楽器は奥さんが作っているらしく、一瞬欲しいと思ってしまった。
短いけど動画でもどうぞ↓


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お土産屋さん街を通り、お城に到着。
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城(Fort)
入場料:500ルピー
オーディオガイド(日本語):100ルピー
ここには日本語のオーディオガイド(ヘッドフォンで聞ける)があります。ここではない観光名所のオーディオガイドがすごくいい!と言っていた人がいたので(ウダイプルのシティパレス)、ここは一つためしに・・・と借りてみました。
結果、すごく良かったです!
プラス100ルピーですが、うんちく好きな人は借りて損は無いと思います。
優しい女性の声がすごく細かく説明してくれます。お城の説明だけでなく、ジャイサルメールの歴史についても語られてて、「へ~へ~!」と思うことが沢山ありました。
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オーディオガイドで一番印象深かった話を一つ。


過去領土争いなどで幾度と無く戦争をしたジャイサルメール。しかし戦況が不利になった状況でもジャイサルメールの兵士達が他国に屈することは無かった。
明らかに負け戦と分かる場合、「ジャウハル」を行うように命が下る。
ジャウハルとは、「名誉の死」という意味。
戦さの前日、女性達は着飾り、歌い踊り、炎の中に次々と身を投じる。女性が敵国の捕虜になったり、辱めを受けないために行われるこの儀式は過去3回(2回半)行われたとか。兵士達もまた降伏することは無く、戦場で戦って死ぬ。


一応上からの命令があって行われるこの儀式。
当時の人達はそこに自らの意志もあったのか、、、。切腹、特攻隊、昔の日本とある意味似た気質がこの地にもあったのかもしれない。
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こちらは王の戴冠式で使われる王座。肘当てにライオンの彫刻が施され「ライオンのイス」と呼ばれます。


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こんな年で王様になるって・・・まぁ日本も昔はそうか。


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歴代の王の肖像画。
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始めの方は横顔で、途中から正面からの絵になります。
これは「写真 」という技術が入ってきた影響。
ヨーロッパ風の建築も。
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壁には所々こういうリングが付いています。
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これはスダレを吊るすためのリング。
花の香りをつけた水にスダレを浸し、それを風通しのいい場所に吊るして涼をとっていたとか。
インドでは今でも「エアコン」ならず「エアクーラー」というものがあります。これもまた同じ原理でワラのようなものを水で濡らし、ファンで外から風を送って部屋を冷やす機械。何百年経ってもほぼ同じ原理を使ってるインドって一体・・・w
 
すごく細密な扉の彫刻。
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屋上からは町が一望できます。
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鳩多いな。
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王の寝室。


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青いタイルがきれい。
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王宮満足。
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ジャイナ教寺院。
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昼過ぎに行ったら既に閉まっていた・・・;
今の時期は午前中しか開いていないとのこと。
お昼ごはんはマサラドーサ。
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宿に戻って仮眠。
もはやインド人と同じ生活リズムになっている。
 
夕方サンセット・ポイントへ。
サンセット・ポイントへ登る道はレーヌーカーホテルを通り越して、大通りにあるここ↓の左の道から登って行く。
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フォートの眺めもすごくいい。
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この日は少し曇っていて、地平線に夕陽が落ちるところまでは見れなかったけど、ここに座って夕陽と町を眺めているとすごく「旅情感」を感じた。
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ジャイサルメールでは城壁の外もふらっと歩いた日もあった。城壁の中では物乞いを見かけなかったけど、城壁の外では家の無い家族や、外国人と見るとお金や物をせびる子供達が沢山いた。。。
アラバスタというよりも、ちょっとサボ達の育った国のような・・・何て名前だっけ?少し考えさせられつつも次の町「ブルーシティ・ジョードブル」へ。
 

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