ジャイサルメールからジョードプルへはプライベートバスで移動。(同じような名前ばかりでややこしい;)
約5、6時間と言っていたのでスリーパーじゃなく座席にしたけど、ローカルバスに比べるとめっちゃ快適。座席だと値段もそんなにローカルバスと変わらない気がする。スリランカから南インドに入ってからずっとバス移動。列車の色々な面倒くささを考えるとバス楽だな~。
泊まった宿「ディスカバリーゲストハウス」は内装が凄く凝ってて可愛かった。まぁ例によって部屋は暑いものの、観光客が少ない分値段もめっちゃ下がった。オーナーには他の人には言わないでと言われたけど。
↓私の部屋のドア。
部屋の前の窓からフォート(城)が見えるし、部屋のすぐ外に冷蔵庫があって便利。が、上がすぐ屋上なので、室内はとんでもなく暑い。
インドのこの辺りで気づいたけど、部屋の階層が上になるほど室内が暑くなる。特に上が屋上とかだと、熱がそのまま部屋にこもる感じでかなり暑い。今の時期できれば1階の部屋に泊まることをおすすめします。
けどここの宿は屋上からの景色がすごくいい。
遠くに見えるは「メヘラーンガル砦」。ジャイサルメールと同じくここもかつては1つの王国で、この砦の中に王宮がある。そして手前の建物のように、ジョードブルにある建物は青く塗られているものが多く、通称「ブルーシティ」とも呼ばれているのです。
屋上はレストランになっているけど、今の時期はオフシーズンでクローズ中。
屋上でもWIFI使えます。
時期が良ければここで街並みを見ながらまったりするのもいいですが、今のこの酷暑期にこんな所に座ろうもんなら10秒でカラッカラに干からびるでしょう。。。
ジョードプル町歩き。
町の中心にある時計台。
この近くの門の所にあるラッシー屋さんが美味しかった。現地人でいつも混んでいるのですぐ分かります。
ちょっと遠くのレストランで食べた何か。
プリーの大きいバージョンみたいなの。中が空洞の揚げパンというか。みんな食べてたから注文したけど、結構油っこかった;
町中はむしろ青くない家の方が多いのですが、ところどころ青い家も。
これはお寺なのか民家なのかよく分かりませんでした。↓
中はピンク×緑。この配色センスが可愛い!
売ってるサリーもそうだけど、インド人ってすごく配色センスいいと思うんですよね私・・・。
メヘラーンガル砦へ向けて歩きます。
ジョードプルに限らず、砂漠地帯ラジャスターン州ではラクダが荷物を運んでいるのをよく見かけました。
●メヘラーンガル砦
入場料:500ルピー
オーディオガイド(日本語):100ルピー
この日は運良くお祭りの日だったようで、入場料が無料でした!ラッキー♪その代わりオーディオガイドは70ルピー高い170ルピー取られましたが。しかしここのオーディオガイドはガイドブックに載っているのと同じ説明くらいだったので、借りるほどのものでも無かったかな・・・。まぁ入場料浮いたから別にいいけど。
入り口の「勝利の門」にある壁画。
あっ!またラバンハッタだ!(前回の記事参照)
今回は2人でしてて歌付きでした。
動画でもどうぞ↓
結構みんなお金入れてた。もちろん私も。鈴の音色も凄く合ってていい音だなぁ~。
高い城壁!
一番高い場所は高さ36m、厚さ24mとのこと。
王様の籠。
アヘン吸引器の展示。
説明のために横におっちゃんがいるけど、人つけてまでこの説明いるんだろか・・・?;
王宮内部は現在博物館になっている。
左右色の違う造り。
当時の女性のメイクボックス。
犬の形の大砲。
これ!!!
「アレ」にそっくりやん!!Σ(゚д゚)
で、「アレ」の画像検索しているとファンはみんな同じことを思ったらしく、同じような記事が沢山HITしましたw
アレ↓
犬銃ラッスー(ワンピースより)
あっ!?
っていうか、アラバスタのモデルになったって言われてるのってジャイサルメールじゃなくてこっち!?そういや時計台もマンガで出てきたし・・・。同じような地名が多くてよく分からん。
儀式などに使われた「フール・マハル(花の宮殿)」。
螺旋階段1つとっても凄く凝っている。
屋上。
壁画や装飾が美しい「タハット・マハル」。
当時の王は30人の妃と数十人の愛妾を持っていたらしい。
壁一面びっしり装飾。すごく綺麗。
赤ちゃんのゆりかごの展示室。どんだけ豪華なゆりかご!!
王族ともなるとゆりかごも凄いな・・・。
王の私的な謁見の間「モーティー・マハル」。
宮殿を出て、入り口から一番遠くにある「チャームンディー・デーヴィー寺院」へ。
戦いの女神でもあるチャームンディー女神を祀っています。
王宮からここまでは結構歩かないといけないのですが、ここからブルーシティが一望出来るので、是非おすすめします。
寺院裏の砦の壁に人1人座れるくらいの穴があり、そこから街並みが見れます。
この真ん中で新市街と旧市街に分かれていて、右が旧市街、左が新市街・・・と警備員?の人が教えてくれました。そうなるとウメイド・バワン宮殿は新市街側なので何か変な感じ。でもおじさんが言った旧市街側(左)の方が町が青かったです。
旧市街側↓
結局青い町が見えるのは、宿などがある場所ではなく、この砦の裏辺り(北西?)なのかもしれません。
ブルーシティ実感出来て良かった~と砦を後にしようとしたのですが。
このチャームンディー寺院から出入り口までの帰り道、、、
またしても痴漢にあいました。
・・・(TдT )
インドで2回目。
しかも砦外じゃなく、中ですよ!?
「警戒心無いんでしょ」と思われる男性もいるかもしれませんが、そんなヤツは重りをつけてガンガーに沈めてやろうと思います。もしくは牛のエサになればいい。
私はインドでは体の線が出る服は着ていないし、人が多い場所では早歩き×リュック前で胸ガード×左手でTシャツの後ろ裾を持ってお尻ガードという警戒ぶりです。あんたらそんな被害者女性批判するくらいなら毎日ソレやってみろって感じですよ。
しかし今回は観光地内の、人も混み合っていないだだっ広い場所。さすがにそこまで警戒はしていませんでした。
その上、痴漢してきたのは10歳にもなってないくらいの子供。
そんな子供にまでこちとら警戒してないわい!(# ゚Д゚)
その子供は「握手、握手」と言いながら前から走り寄ってきて(外国人を珍しがってよくある)、握手をしたその手がそのまま上へ、私の胸をさらっとタッチ。
一瞬「???」となったものの、明らかな痴漢行為。
子供と言えど許すまじ!!(# ゚Д゚)
もう怒り心頭で子供を追いかける私。
子供はまさか追いかけて来ると思っていなかったらしく、怯えながら「ごめんなさい!」と連呼しながら(英語じゃないけどニュアンス的に)その辺にいたインド人の大人達の後ろに隠れてしまった。
怒りがおさまらない私は持っていた帽子でしばくフリをしながら、大人達に子供をこっちに受け渡すようにジェスチャーする。(こう書くとうち輩やな;)
英語が出来るイケメンインド人青年が仲介に出てきたので、理由を話すと
イケメン「理由は分かった。それはいけないことだから、僕からよく言っておくよ。ここは僕が代わりに謝るから、許してあげてくれないか?」
性格までイケメンかい!
でもイケメンだからといって許す私ではない!
「こっちへ来い!」と子供を引っ張ろうとすると更に半泣きで謝りながら大人の後ろに隠れる子供。
私「子供はもういい!!この子の親はどこ!?」
男の子に何か聞いて、
イケメン「この子、親はいないって」
・・・。
さすがにそれ以上は何も言えなくなってしまった。
でも後から考えるとその子の身なりは良かったから、「この場にはいない」という意味、もしくは男の子が嘘をついたのだと思う。くそー、、、もっと追い詰めれば良かった。
でも多分この子は今後痴漢はしないだろう。
こういう子を野放しにすると大人になってもするんだろうなぁー。
この時、この子供が両手で両耳をつまむポーズをしてて、「何ソレ!?それで謝ってんの!?」と思ったけど、後で分かったのはこのポーズは「謝罪・完全降伏」という意味らしい。子供といえどインド人にそこまでやらせてしまった私って・・・。
怒りはおさまっていないものの、仕方なしに砦を後に観光を続ける。
●ジャスワント・タダ
入場料:30ルピー
カメラ:25ルピー
ジャスワントさんを偲んで造られたお墓。
ここもお祭りで入場料無料だった。カメラ代はいるのかな?と思ったけど、入り口ゲートに誰もいなかったのでそのままスルー。
ここからの砦の眺め。
他にもウイメド・バワン宮殿も無料と言われたけど、暑くて面倒くさくなって行かなかった。ジョードプル観光終了。
気温も40℃越すとほんとやる気無くなるなぁー。
夜でも気温30℃~( ;∀;)
ゴールドシティ、ブルーシティの次は「ホワイトシティ」。
さぁさぁ、デリーが近づいてきましたよ~。
ジャイサルメールからジョードブルへの行き方(バス)
↑ジャイサルメールのプライベートバスターミナル
※プライベートバスは予約したバス会社(アガル・サガール門近く)前にも停まると言っていたので、宿から近いからプライベートバスにしたのですが、当日そのバス会社が閉まっていて不安になったためバスターミナルまで行きました。こんなことならローカルバスの方が乗り場近くて良かった;
プライベートバス乗り場はバス会社によって違い、私は上の写真の場所でした。宿から徒歩20分くらいかかりました。
①ジャイサルメール(Jaisalmer)7:30~ジョードプル(Jodhpur)13:00
プライベートバス 約5時間半 座席200ルピー
②ジョードプルバスターミナルから宿
リキシャ 約20分 70ルピー
※長距離バススタンド(ローカルバススタンド)からは徒歩30分又はリキシャで10分50ルピーでした。
ジョードプルの安宿
オフシーズンの酷暑期(4月・5月)はそこそこ値下げ交渉可能。時計塔の北側に安宿が集まっている。
「Discovery Guest House」
シングル:200ルピー(←350から交渉後)
ホットシャワー付き
WIFI:無料(部屋・屋上でも使える)
行き方:時計塔(Clock Tower)から徒歩5分。
時計塔を北に。すぐ突き当りを左に行って「Manak chowk」という交差点の近くを右に入る。「Manak chowk」辺りで宿の名前を言うと教えてくれる。
その他:屋上からのフォートの眺めは抜群。内装がかわいい。冷蔵庫あり。ハイシーズンは屋上レストランもある。
(2016.5.11~2泊)
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