ゴネるが勝ち。

「Crazy(狂ってる)」
「Strange(変なヤツ)」

この2つの言葉はパプアニューギアの旅中、何度も言われることになる。
自分自身、本当にそうかも…
と1番実感してしまったのが、3日目に行った「Kimbe(キンベ)」。
キンベは、本島の北東にあるニューブリテン島の西に位置する小さな街。
実際行って、空港があるのが奇跡に思えた。
正にこここそ、情報が何も無かった。
うちが持っている古いロンリープラネット(地球の歩き方の海外版みたいなので、ほぼ全世界を網羅してる情報本)には、名前しか載っていない。
ただ、パプアニューギニア観光局の日本サイトで、主要都市的な感じで地図に名前が載っていた。
…というだけで、ここを選んだ自分にまず、
「ばかっっ!」と言ってやりたい。
キンベ行きの飛行機に乗る時点で、一抹の不安が。
初めて乗るプロペラ機↓
DSCF1572.jpg
小さい。上に、かなり狭い。
普通の女性でも、座ると膝が前のシートにつく。
50人乗りくらい?
(後々、この航空会社が1ヶ月前に墜落事故を起こしていたことを知る。だから安かったのか。)
まぁそれでも、いよいよ未知の土地に行く!
というワクワク感…も、束の間。
空港に着いて、更に不安が募る。
国内線しか無いのもあるけど、審査も何も無い完全スルーなほったて小屋空港↓
7airport.jpg
タクシーも無ければ、もちろんバス停も無い。
地図も無ければ、市内までどれくらいの距離かも分からない。
もちろん観光案内所なんてあるはずもなく、あるのは木、のみ。
完全に途方に暮れる。
( ゚д゚)ポカーン。。。
車で来ている家族連れに便乗して街まで行くか、、、と考えてたら、
現地の人に声をかけられ、中心部まで行きたいなら、あの車に乗れ、
と駐車場に停まったワゴン車を指さされる。
大丈夫かな?;と思ってたら、それは中心部行きの乗り合いバスで、人もどんどん乗っていっぱいになった。
とりあえず一番安い宿で降ろして、と伝える。
ここでもバス内で散々質問攻めに合う。
が、ほぼ現地語(ピジン語)であまりよく分からなかった。
25歳前後くらいの女の子が、「本当に大丈夫?」と心配してくれて、電話番号も教えてくれようとしたけど、電話も無いからどうにもできず。
パプア人は、好奇心もさながら、本当にフレンドリーで優しい。
しかし・・・
降ろされた宿の値段は、K250! 約¥8,750!!!!!Σ(゚д゚lll)
オース、ニュージーで¥2,000前後、ポートモレスビーでも¥3,500…。
「高すぎる!!!もっと安い宿は無いの!?」
と、バスの運転手まで巻き込んでいきり立つ私。
首都で実感したけど、ここパプアニューギニアで、宿代が安くなることはまず無い。
集まってきた人も、運転手も、ここが一番安い、と言う。
初めは「グルで騙してる!」と思ったものの、確かに周辺に安宿がありそうな雰囲気は全く無い。
どうやら他には、ダイバーがツアーとかで来て泊まる高級ホテルしか無いようだ。
散々ゴネたものの、価格競争の無いパプアニューギニアでは、1キナたりとも値下げしてくれない。
パプアニューギニアの出国日は、1週間以上も先。
これはポートモレスビーにトンボ帰りするしかないかな…と、半泣きになる。
すると、それを見かねたのか、レセプションスタッフが
「ボスの所に話に行ってみろ。」と、ゲストハウスのボスの部屋に案内される。
…結果。
1日分の料金を払ってその日は1泊。
次の日は、完全無料でボスの故郷、
Kas Kas I.land(カスカス島) で1泊することになりました!
おぉーーー!!!!!
タダで、何かよく分からん島に行けることになった!!!(∩´∀`)∩
もちろんツアーも出ていない、小さな島への小旅行!
願ったり叶ったり。1泊分がむしろ安いと感じた島旅は、次回の日記で♪
この島、ほんとにむっちゃ良かった!
パプア人は本当に優しい。
まぁ、、、相当ゴネたんだけどもね笑