リンベのゆる~いゴリラ動物園と植物園観光(カメルーン)

カメルーンゴリラ観光カメルーン

ナイジェリアから無事カメルーンに入国し、「リンベ(Limbe)」という町に到着。

カメルーンは一応フランス語圏だが、この町はかつてイギリスの宣教師が開拓し、イギリスの飛び地となっていたからか今でも英語を話せる人が多かった。後で調べるとリンベ周辺のみ公用語は英語とのこと。

呼び名は同じだけれど、2種類ある通貨「セーファーフラン」に気をつけよう!

カメルーンの通貨は「セーファーフラン」

ベナンまでもセーファーフランが使われていたのだけど、これは呼び名が同じだけで通貨自体は別物なので互いの国で使うことはできない。

レートは同じだけど、ベナンのフランをカメルーンで両替するとレートは通常の半分くらいになるらしい;

【セーファーフランを扱う国】

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ベナンまで→通貨コード:XOF(西アフリカ諸国中央銀行発行)地図緑
カメルーンから→通貨コード:XAF(中央アフリカ諸国銀行)地図赤

ナイジェリアの少額紙幣はプラスチックに移行されていたけれど、セーファーフランは紙。色もカラフル。

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裏。

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ただこれは綺麗なものを写真に撮っただけで、大体においては茶色くくすんで色がよく分からなくなっている。

リンベ観光

当初の予定ではリンベからも遠くない富士山よりも高い標高4,000mの西アフリカ最高峰「カメルーン山」を拝もうと思っていたのだけど、ここ最近ずっと雨が降り続いている。

ロンプラでは雨季は明けているはずなのだけど、毎日降るので山裾すら見えず。

宿の人曰く、晴れていればこの町からでも見えるとのことだけど、この分では近くの町まで行っても無理だろうと思い、仕方無くリンベの町をぶらぶらする。

町を走るバイクタクシーの雨対策。

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傘が後ろに長く、ちゃんと乗客も濡れないようになっているのが親切。

町中は交通量もまぁまぁあるのだけど、道路を渡ろうとすると車がある程度速度を緩めてくれるのに感動した(止まりはしない)。

これはナイジェリアでは絶対無い。

ナイジェリアという国は車の切れ目で人が渡ろうとしてもそのままの速度で突っ込んでくるので、みんな命がけで走って渡る。

カメルーンに入りもぅ命がけで道路を渡る必要も無くなった。

カメルーンと言えばサッカーしか思い浮かばない私。
宿のすぐ前にあるグランドでは毎日1日中サッカーの練習がされていて、あぁやっぱりカメルーンだなどと思う。

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リンベの海。

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海にあるのは石油を掘るやつ。リンベには海底油田がある。

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郵便局。

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郵便局自体の絵が切手になっているというのは初めて見た。ありそうで無いなぁ。

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近くの市場。

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リンベで食べたカメルーン料理

よく売られているトウモロコシとプラム。

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トウモロコシの実は固くてあまり美味しくない。

プラムは3つで100フラン(約20円)。このなすびを小さくしたような紫色のプラムは英語で想像する「プラム(すもも)」とは程遠いシロモノで、中身は緑色で柔らかく、もったりしていて熟したアボカドをちょっと酸っぱくしたような味でまぁ、、、まずい。

実よりも種が大きく、焼かない方が美味しいんじゃ?と思うのだけど、現地の人には人気でみんなよく買って食べている。

焼き魚とミヨンド。800フラン(約160円)。

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リンベは海沿いの町なので、屋台やレストランの軒先で炭火焼きされた魚もよく売られている。

何の魚か分からないけど結構脂のってるな~と思っていたら、焼きながらハケでたっぷりと油を塗っていた;

「ミヨンド」は、ヤムイモを練ったものを笹の葉のようなものでくるんで蒸したちまきのようなもの。もちもちしていて発酵させているのかちょっと酸味もある。

魚以外にも炭火焼き焼き鳥屋台も多い。

ただ鳥よりも牛が一般的で、ピリ辛の香辛料につけて食べるんだけど、意外とこれが美味しい。ネギマのように間にピーマンや玉ネギを挟んであるものもあって、1本100フラン(20円)と安いのもいい。

商店なんかで売られているヨーグルト飲料。

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パッケージが可愛くて買ったけれど味は;バニラ飲料ヨーグルト風味、といった感じ。

リンベ・ワイルドライフセンター(Limbe Wildlife Center)

あんまり興味も無かったけれど暇なので動物園も行ってみた。

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入場料:3,000CFA(カメラ代込)

ここでは保護した動物(主にゴリラ系)を自然と同じ環境で育て、野生に戻す訓練をしているらしい。

動物園というか、、、森の中に檻があるという雰囲気。

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某TV番組のせいでゴリラが原西にしか見えない・・・。

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チンパンジー。

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なぜみんなしてそんな不安定な場所に座っているのだろう。

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マントヒヒ?かな?

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お尻がカラフル!!

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うーん、行く前から分かっていたことだけど、ゴリラとサルにあんまり興味が無いから全然面白くないなぁ・・・。

唯一面白かったの↓

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人間のようなダラけ方をするゴリラ。まさか原西?

そしてなぜか最後に1頭だけいたシカ。

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微動だにせずこちらを見るので最初写真パネルかと思った。

リンベ植物園

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近くにあった植物園も行ってみた。

入場料:1,000CFA
カメラ代:2,000CFA
ガイドをつける場合:+1,000CFA

ただただ木があるだけで花も無い。
撮るべきものもほとんど無く、完全にカメラ代損した。

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唯一ちょっと熱帯雨林っぽいところは良かった。

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リンベの安宿

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「Bay Hotel」(ロンプラ掲載)
74678084
Off Makangal Street.

シングル:8,000CFA→2泊交渉で6,000CFAに。

設備:水シャワー、扇風機

その他:周辺がバーやディスコ街で深夜(早朝まで?)ガンガン音が鳴っている。「King Williams Square Hotel」はシングル8,000でWIFI有りと言われたが繋がるのかは怪しい。

行き方:町の北にあるバスターミナルからシェアタクシーで約10~15分、250CFA。ロータリー近くの「KING WILLIAMS SQUARE HOTEL」(←シングル7,000CFA、WIFIありと行っていたが怪しい)左の未舗装の道に入って右に曲がった突き当り。「Half Mile」からは徒歩5分くらい。

宿泊日:2017.7.6~2泊

リンベ宿

※宿の近くのインターネットカフェは1時間200CFA。結構混んでいるが、回線は速め。

コメント

  1. KJ より:

    今月で帰国されるのですね。ネパール編からずっとブログ読み続けてきました。しほさんは、オーストラリアでのワーホリを終えてから丸4年間、東南アジアからアフリカの南端までをずっと旅されてきたわけですけれども、オーストラリアを出る時点で資金はどのぐらい蓄えられていたのでしょうか? また、資金がここまで減った時点で帰国しようなどのラインは決めてありましたか?

  2. アフリカの深いところに入っていきますね。笑。
    マラリア対策はどうしてますか?
    蚊には刺されましたか?

  3. >KJさん より:

    そんなに長い間ブログを読んで頂きありがとうございます!
    一時帰国や諸事情での滞在を除くと、実質旅をしていたのは約3年弱になります。
    オーストラリアを出て本格的に東南アジアへ向けて出発した時は250万円くらいだったんじゃないかな~と思います。かなりウロ覚えですが。その後帰国して日本で働いたりもしているので実際3年弱で使ったお金のトータルはよく分かりません。(;´∀`)
    参考にならずに申し訳ないですが、「1年間世界一周」の現在の予算は150万円~200万円、と言われています。まぁ行く場所にもよるので大体の目安ですが。
    資金は「日本行き航空券の買えるお金+10万円くらい」を目安にしていました。なので帰国後すぐ働かないと!という感じです笑
    しほ

  4. >ここんとうざいさん より:

    お久しぶりです!こんにちは!
    マラリア対策は、一応マラリアの症状が出てから応急処置として飲む薬をベナンで買いました。まぁ結局使わなかったのですが。
    蚊にはすごく刺されました!変なとこ行ってるのでヤバいかな~と思いつつも何とか今のところ発症はしていないのでもぅ大丈夫かなと。
    しほ

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