ナミビア|セスリエムからアウスへ~続・ヒッチハイクの旅~

ナミビア

ナミビアの世界遺産・ナミブ砂漠観光の拠点となる町「セスリエム」で2泊した私。

次の目的地は「リューデリッツ」という町だけれど、1日でそこまでの移動は無理なので、まずは「Aus(アウス)」という町を目指す。

セスリエムのキャンプサイト

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セスリエムのキャンプサイト近くでの朝焼け。

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赤く光る雲がすごくきれい。

もちろん夜は星空もきれいだった。

砂漠なので、日中は暑いものの朝晩は結構冷え込む。

朝寒いのもあって、日が高くなってからテントを片付け始める。

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2日目に泊まったのはゲート外ガソスタ近くにある「Sossus Oasis Camp site」というキャンプサイト。

キャンプサイトがいっぱいだったので、その辺でもいいから張らせてほしいとゴネるとコンビニ横に張らせてもらえた。

お金は徴収されたものの、通常の場所だと180ナミビアドル(約1420円)のところ、このブッシュサイトは80ナミビアドル(約630円)でいいと言われたのでむしろラッキーだった。

シャワーも使わせてもらえたし、頼んでないのに延長コードで充電用の電源も用意してくれてかなり親切だった。ありがたい~。

セスリエムからアウスへヒッチハイクの旅

そしてこの日も例によってガソリンスタンド前でヒッチハイクを開始する。

最終目的地は「Luderitz(リューデリッツ)」という場所だけど、オフロードのため1日でそこまで行けなさそうなので、途中の「Aus(アウス)」という町を目指すことに。

そして恐らくアウスまで行けばリューデリッツ行きのバスがあるんじゃないだろうか、という予想。リューデリッツは比較的大きな町なので、そこまで行くと公共の交通機関がようやく使える。

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実は初日に泊まった「Sesriem Camp Site」のスタッフも又親切で、私がヒッチハイクで来ていると分かるなり、宿泊者名簿でリューデリッツ行きの人を調べてくれたのだけど、実際話すとその人達はリューデリッツから「来た」人達だった。

ただ私が行きたいリューデリッツ近くの「コールマンスコップ」にも行っており、面白かったと言っていたので期待がふくらむ。(コールマンスコップについて、詳しくは後の記事にて)

朝8時からヒッチハイクを開始したものの、車通りがほとんど無い。

アウスまでは約350km前後。他の観光客が砂漠で朝日を見て朝食をとって移動すると想定して、大体11時くらいまでに捕まらなかったらもう1泊しないといけないかもな~と思っていると。

10:40、ヒッチハイク成功!

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乗せてくれたのは、ベルギー人のまたまた老夫婦2組。
この辺りはなぜか「老後を楽しんでます!」というような年配のご夫婦がよく旅行している。

70は過ぎてるであろうこのご夫婦は、現役アッツアツで笑、目の前で普通にキスをするラブラブぶり。年とってもラブラブなのいいなー。

夫婦それぞれ1台ずつ車を借りていたので、私の乗るスペースも充分にあったので、停まってくれたそう。

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なーんにも無い荒野が続く。

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シマウマ注意の看板!さすがアフリカ!

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と思っていたら今度はキリン注意!?

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さ、さすがアフリカ。

こんなとこでキリンが出てきたらびびるな~と思ってたらキリンは見れなかったものの、シマウマは見れた♪写真撮らずにぼ~っと見てしまった;

そんなこんなでアフリカあるある、タイヤがパンク。

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一体アフリカで何度タイヤのパンクに遭遇したことか。

アフリカに住んでる人はものの10分程度でちゃちゃっと直すのだけど、このベルギー人夫婦もそれほど時間をかけずに取り替えていたので、キャンプ慣れしている人達なんだろうな~。

時々写真撮影のため車を停めたりするので、私にとってもありがたい。けど、何もない景色w

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お昼休憩でパンしか持ってなかった私はちゃっかり一緒に頂いてしまった。食パンにジャムやチーズ、オイルサディーン、果物、久々に飲むホットココアがまた疲れを癒やしてくれる。

砂漠周辺の木によくある大きな鳥の巣。何の鳥の巣なのかなぞ。

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ベルギー人夫婦は、そのお孫さん(女性)も旅行好きらしく、

「こないだ中国に1ヶ月行ったと思ったら、今度はインドに1ヶ月行ってるの。それでインド人の彼氏ができたとかで、1ヶ月経ったけどまだ戻って来ないのよ~」

と心配していた。私はアジア・ヨーロッパの色んな国を行ったと話していたので、

「あなたもインド行ったことあるんでしょう?インドって安全なの?インド人男性って信用できるのかしら?」

と聞かれ、内心「いや、信用できるのはごくわずかです!」と思ったものの、これ以上心配かけさせるのも可哀想だったので

「お孫さんが選んだんなら大丈夫じゃないですかね~」といういかにも日本人的な濁し方で終わらせておいた。

ん?何かいる。

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ダチョウだ!

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あ!もう1匹いる!

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ベルギー男性「黒い羽がオス、グレーの羽がメスなんだよ。」

「へぇ~!何でそんなこと知ってるの?」

男性「えっ何でって言われても・・・」

ダチョウの雄雌の見分け方はどうやら一般常識だったらしい。オーストラリアでよく見たけど知らんかった;

道中にはこういった石を沢山積み上げた岩山が沢山ある。

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夫婦が昔の何かの採掘のために掘った後の石と言っていたけど、鉄鉱石だったかダイヤモンドだったか・・・忘れました;

アウスの町並み

17:10、アウス着。
セスリエムを出てパンク修理・休憩時間込みで約6時間半。

が、アウスに着いたと言われても「え?町の中心どこ?」というくらいの田舎町。というか村。

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でもこの村の手前でようやく道路がオフロードから舗装路になった!!道路が整備されているだけで何だろこの安心感。

しかしなぜこんな場所にインフォメーションセンターがあるのが不思議。(開いているのかは未確認)

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真っ白な教会。

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村の中心。

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ベルギー人夫婦の宿泊先は別の場所だったのだけど翌日の目的地も一緒だったので乗せていこうかと言われたものの、まぁここからリューデリッツはそう遠くもないので何とでもなるだろうと、お礼を言ってここでお別れした。

アウスの中心にはレストラン併設のホテルが1軒、キャンプサイトのあるゲストハウスが1軒、ガソリンスタンドと商店が1軒、まぁそのくらいで民家も少ない。

レストランは高そうだったので、残っていた食パンと、商店で買ったポテチとビールを夕食にする。セスリエム滞在時もキッチンが無く買っておいたパンやソーセージ等で凌いでいたので、ここ数日ロクなものを食べていない。
リューデリッツに着いたらちゃんとしたもの食べよう。

アウス(AUS)のキャンプサイト・安宿

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「AUS HAVEN RESTCAMP」
キャンプサイト:ND85
WIFI:未確認
設備:ホットシャワー、区画ごとに電気・電源あり

場所:ガソリンスタンドの向かい。受付はガソスタ併設の商店、閉店時間は17:30頃だけど、店が閉まっててもキャンプサイトには入れるので翌朝料金を支払ってもいいかも。

商店にはパンやスナック等の軽食は売っている。ガソスタは24時間営業。

宿泊日:2017.9.11~1泊

AUSキャンプ場

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