初インド2日目でインド人について行ってみたら。

運良く騙されず、しつこい客引きにも合わず順調にバラナシの宿に着いてしまい拍子抜けした私。
疲れているので宿探しは明日することにして、とりあえず歩き方にも載っている「BABA G.H」にチェックイン。
チェックインの時に「インドは初めて?」と聞かれ、そうだと言うと
「絶対に他の人に付いて行ってはダメ。路上であなたに話しかける人は信用してはいけないし、日本語を話すインド人はもっと信用してはダメよ。」
と、真剣な顔でアドバイスされる。
これだけでもいい宿だなぁ~と思う。
ドミの部屋と、屋上からガンガーも一望できます。
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インドに行く前はガンジス川なんて何の思い入れも無かったけど、いざ来てみるとなぜか「これがガンジス川か!!」と感動してしまいました。何故なんだろう・・・。きったないんだけど、何か雄大な雰囲気があるんですよね・・・。
猿も多くて、宿の屋上は猿だらけ。
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ドミは屋上にあるんですが、屋根がトタン板。↓
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宿自体は良かったんだけど、早朝からこの宿で猿が大暴れされると煩いなんてもんじゃない( ̄ー ̄;)
しかしすごいドミだな・・・。
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窓の外には猿よけの柵があるんだけど、むしろこちらが動物園の檻に入れられているようでちょっと面白い。
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そして部屋は隙間だらけで蚊が入りたい放題だったので、1泊で宿を変えました;
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↓「ごはんの神様」の前で旅行者や貧しい人々に振る舞われるフリーミール。
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バラナシの旅行者が多いエリアは、人一人すれ違えるくらいの細い道が迷路のように入り組んでいます。迷えばとりあえずガート(ガンジス川のほとり)に出れば、何とか位置関係を掴めるものの、、、
まぁ迷う迷う。
もはや自分の宿すら分からない!(;´Д`)
ここでスマホ片手にオフラインMAPを頼りにするのもナンセンスだと思うし。
とにかく歩いてみようとウロウロしていると、ちょうどこの日お祭りか何かで、物凄い人が並んでいた。
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「外国人は2番ゲートに行け」と言われるも、一体何に並んでいるかも分からないし、別にそこまでの興味は無かったから帰ろうとするも、方向音痴の私はどうしてもこの数カ所あるどこかのゲートに戻ってきてしまう。
散々げんなりして彷徨っていると、一人の若いインド人男性が英語で声をかけてきた。
「どこへ行きたいの?」
「決めてない。ただここから離れたい。」
「何で!?今日は外国人もゴールデンテンプルに入れる日だから行った方がいいよ!」

後でガイドブックを見ると「黄金寺院」と呼ばれる「ヴィシュワナート寺院」だったらしく、通常はヒンドゥー教徒しか入れないが、このお祭りの日は他の人も入れるとのこと。
「う~ん、じゃあ行ってみようかな」
「カメラや荷物の持ち込みは禁止だから、ここに入れていかないといけないよ」

そう言って貢物用の花を売っている店の隣りにあるカギ付きのロッカーを指差す。
「これ、お金いるの?」
「いらないよ!」
「安全なの?」
「大丈夫だよ!僕も見てるから!僕は学生だけど、ガイドの資格も持っているし、君からお金を取らないよ」
「ガイド料は払わないよ」

・・・等々散々色んなやり取りをして、結局荷物を預けて私だけ列に並ぶ。
ゲートに入る直前で「腕時計もダメだ」と言われたため、この学生が預ってくれるという。
やられた!!!(;´Д`)
腕時計をしているの知っておきながら、言わなかったんだ!と思い、入るのをやめようとするも「大丈夫!待ってるから!」と、無理やり中に入れられた。
こうなるともぅロッカーに預けた荷物も心配で気が気ではない。
そもそも一体これは何の寺院なのか。
とりあえず現地人の真似をして入り口で花カゴを買って中に入る。
中に入ると、柵の中の「何か」の中にみんな花を投げ入れている。花で埋もれたそれは多分ヒンドゥー教の神様の銅像かリンガかなんだろうけど、花で埋もれているので見ることが出来なかった。
それにしてもみんな凄い。
そこにSMAPやイケメン俳優がいるのかと思うくらい、我先に押し寄せている。
それよりも荷物が心配な私は、寺院を一通りぐるっと見回ってさっさと外に出た。
さっき預けたロッカーの所に行くと、先程の学生が待っていてちゃんと腕時計を返してくれて荷物も普通にあった。
う~ん。前回に引き続きなかなか騙してこないな~インド人・・・。
そのまま学生と話していると、彼はインドでは珍しい仏教徒で、何と名前が「シッダールタ」!!←ブッタの本名。親もずいぶん思い切った名前を付けたなぁ~。
「まだ火葬場行ってないなら案内するよ」
と、お金は払わないことを念押して火葬場まで案内してもらった。
ガンガーの火葬場では毎日、どの時間帯にも煙が上がっている。
火葬場には木で組まれたタンカーのようなものに布にくるまれた亡き人が乗せられ、花がたむけられている。
私が行った時も3ヶ所で煙が上がっていた。
火葬場ってもっと何か思う場所だと思っていたのだけど、この時の私は不思議と何の感情も無かった。2人で行ったからかなぁ?もう一度1人で行ってじっくり見てみようと思う。
※火葬場は写真撮影禁止のため、写真はありません。
2人で有名なラッシー屋「Blue Lassi」でラッシーを食べる。
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手前:チョコバナナラッシー 70インドルピー(約126円)
インドのラッシーは日本のラッシーのイメージと違い、ほぼヨーグルト。濃厚で美味しい!!チョコレートが粉末だとは予想しなかったけど・・・(;´∀`)量も多くてお腹いっぱいになる。
ラッシー専門店も沢山あって、こういう色んな果物がトッピングで選べて毎日食べたくなってしまう。
この間、シッダールタの彼女から電話がかかってきて、随分怒ってて観光案内をしているのを信じてくれないということで電話を私に変わって更に一緒にいる写メも撮って送っていた。
現代のシッダールタは悟りを開くよりも大変なことが色々あるようだ。
一旦解散して、夕方ガートで待ち合わせして、セレモニーを見ることに。ボートに乗って川から見るのもいいと言われたけど、丁重にお断り。
ガンガー沿いの一番大きなガートでは毎日18時から、お祈りをするセレモニーがあります。
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↓ロウソクに火を付けてガンガーに流すお祈り用のお花
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「お祈りの儀式」というよりは、「定例行事」という感じなんだけど、これはこれで面白かった。
最後はみんな立ち上がって何か歌いながら?唱えながら?手拍子する。私のような一介の旅行者も一体感を感じられていい。
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その後シッダールタに「ご飯に行こう」と言われるも、それはさすがに警戒したので、私が気になっていた紅茶屋さんに行くことに。
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種類は多くないけど、茶葉を見せてくれて色々説明もしてくれる。
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日本ではあまり見かけないほどの大きい茶葉だった「ニルギリ」を注文。
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ティファール的な小さなポットで沸かしたお湯にの中に、そのまま茶葉をぶち込むというインド式の雑な入れ方なのに、美味しい!!
ただ2杯目はやっぱりミルク入れたくなるほど濃かったけど。
写真にちらっと映っているクッキーとざらめの付いたシューも美味しい。(フランス人の友達が作っているらしい)
で、いつ騙してくるんだろうと思っていた肝心のインド人・シッダールタはというと・・・。
私の横で寝ている。
悟りを開くどころかコックリコックリと船をこいでいる・・・。
こいつ、うちでも騙せるんじゃないだろうか・・・?
もちろん自分の分だけの勘定を済ませて普通に帰宅。
いつ騙してくるんだインド人。
「ボートを勧める」「食事に行く」の2点を断った時も、全然しつこくなかったけど「いい人」と言うには抵抗のある人物だった。
う~ん、何だったんだろう。
「悪人になりきれない」というか、何か掴みどころが無いヤツだったなぁ~(;´∀`)
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