木魚を叩いたことはありますか?~ブッダ・ガヤーのおすすめ宿~

ポク、ポク、ポク、ポク・・・
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏~」
ブッダ・ガヤーにて私は毎日木魚を叩いて過ごしました。
DSCF1284.jpg
ブッダ・ガヤー。
かつてシャカ族の王子だったゴータマ・シッダールタはこの土地にて悟りを開き、「ブッダ(目覚めた人)」と呼ばれるようになったと言われます。
そう、ここは仏教の聖地。
ブッダが悟りを開いた場所とされる菩提樹と、そこに建てられたマハーボディー寺院には世界各地から敬虔な仏教徒が集まり、またそれを中心として様々な国の寺院と修行僧が泊まる僧院が多く点在しています。
ブッダ生誕の地でもある聖地・ルンビニも素通りしてきたので、せめてブッダ・ガヤーへは行こうと立ち寄ったのですが、まさかここで毎日お経を読んで過ごすとは。
日本でも滅多にそんなことしないのに、こんな遠くのインドまで来て。
木魚なんて叩いたの初めてです(・∀・)
きっかけは泊まった宿がお寺だったから。
地球の歩き方の地図に「仏心寺(宿坊あり)」と書かれていて、何となく面白そうと思って行ってみたんです。日本のお寺で日本人のお坊さんがいます。(ハイシーズンのみ。)
ブッダ・ガヤーでは他にも泊まれるお寺があるということだったので、私は富士山の山小屋のような小汚い部屋にみんなで雑魚寝みたいな所を想像していたのですが・・・どこも個室のちゃんとしたゲストハウス!中にはとてもよれたTシャツで「一泊いくらですか?」なんて聞けないような立派な佇まいのホテルのような場所もありました。
結局それらのホテルは遠巻きに眺めて料金すら聞かなかったのですが、聞いた人の情報によると安い所でシングル500ルピー(約900円)くらいらしいです。日本円で考えると安いんですが、バラナシで私が泊まっていた宿は1泊180円なので2倍以上の価格。
で、結局ブッダ・ガヤーにいる間はこの「仏心寺(ぶっしんじ)」に滞在しました。
DSCF1280.jpg
ここはドミトリーで1泊150ルピー。
お寺の隣の別棟に宿坊があるのですが、これがすごく綺麗!毎日スタッフが床を磨いているのでピカピカです。個室もありますが私はもちろんドミ。
DSCF1339.jpg
部屋の形が面白い。
設計図には無かったのに、出来上がったら丸くなっていたらしい笑。
うっかり端の方へ行くと頭をぶつけてしまうので注意。
しかし、こんな掃除の行き届いた綺麗なドミに泊まるのは中国のユースホテル以来かもしれない・・・。到着後にベッドメイキングしてくれるので、シーツもパリッとしていて気持ちがいい。
スタッフもホスピタリティー溢れてて、全く嫌な思いをしませんでした。
そして宿坊を出たところにある小さなお堂では毎日朝7時と夕方5時にお経を読むので、誰でも参加出来ます。(お坊さんがいる時のみ。毎年11月~3月くらいはいらっしゃるようです。)
DSCF1281.jpg
こじんまりとしたお堂がまたいい。
私は特に「仏教興味ある!」っていうわけではないのですが、何とな~く参加したら何とな~く続いて5日間朝夕しっかりやってました(;´∀`)
なんかね・・・
落ち着くんですよね・・・
木魚。
おつとめの後のお坊さんの話も興味深かった。
元は神戸のお寺の住職さんだけど、ハイシーズンの半年だけここに来ているそう。お経の意味も無知な私でも分かるように丁寧に説明してくれて、質問が無いかも聞いてくれる。(今までお坊さんと話す機会はあったけど、分からないことないかなんて聞かれたことなかった!し、こちらから聞くのは不味いという雰囲気があった)
週に何度か子供達への授業もやっている。
この日は祝日で子供達がお寺の周りに飾りを付けていた。
DSCF1600.jpg
DSCF1601.jpg
DSCF1608.jpg
お祭りの時に食べる甘いお菓子。
DSCF1607.jpg
ネパールでは「ジュリ」と呼ばれていて、インドではジェリビ?ジュリビ?何かそんな感じで言っていた。
インドでもよく屋台で売っている。柔らかいかりんとうのようなもので、前食べたのはちょっと油っこかったのに、これは美味しかった!作る人によって違うらしい。
「仏心寺」は久々に個人的にヒットしたおすすめの宿。
しかし、ここで泊まるなら是非とも毎日のお経に1回でもいいから参加してみて欲しい・・・と個人的に思います。
実際自分の国の宗教を体感する機会って、日本でもなかなか無いと思うんですよね。日本人でお経読みながら木魚叩いたことのある人って何人いるんでしょうか?旅をして他の宗教に出会うと、「これはどんな神様なんだろう」って調べたりしますが、自分の国にいると自分の国の宗教ってあまり興味が沸かないと思うんです。
お経を読むのなんてどうせブッダ・ガヤーにいる短い間だけなんですからw仏教に興味無くても一度やってみては?私はやってみて仏教に興味が湧きました。
まぁそもそも私は「神様なんて見たこともないし、祈ったところで全然助けてくれない」と思っていたのですが、お坊さんの「受験とかの合否で祈らない人はいない」という話で「確かに!」と思った単純な人間です。
切羽詰まると最後はやっぱり神頼みですよね~。
仏心寺ができたのは、昔日本人にお世話になったインド人が、日本人とインド人が交流出来る場所を作ろうとしたのがきっかけとのこと。フロント横に成り立ちが書かれているので是非読んでほしいです。
※シングルで安い部屋がいいならマハーボディー寺院近くの「Welcome Guest House」が1泊150ルピーでした。近くに食べるところも多くて便利ですが、仏心寺付近とは違ってかなり騒がしい場所にあります。
「仏心寺(宿坊)」
日本寺から徒歩3分。「Regency Hotel」の近く。
http://busshinji.in
ドミトリー:150ルピー(約270円)
Wifi:1日100ルピー、2日以上150ルピー
共同水シャワー・トイレ
ホットシャワーを浴びたい時はスタッフに言うとバケツ1杯のお湯を沸かしてくれる。屋上がいい。
情報ノート、日本語の本少し、ブッダ(手塚治虫)全巻、聖☆おにいさん有り。
お祈りの時間:7:00、17:00(お坊さんがいる時のみ)※宿泊客以外もOK。
注意点:ドミ部屋は冬は寒い。寒くてもなぜか蚊がいる。寝袋と虫除けがあるといい。貴重品BOXは無いので自分で管理。個室はホットシャワー完備。ハイシーズン(11月~3月)は人気なので予約が無難。
(2016.1.21~5泊)
一応有料でネットが使える環境ではあったのですが、ここでネット漬けになるのもな~と思い、パソコンを封印していました。ブッダ・ガヤーに滞在した6日間はカフェでメールチェックしかしていなかったので、ブログの更新が遅れてしまい、申し訳ありません(誰に!?)。今後ぼちぼち更新していきま~す(*´∀`*)

カテゴリーインド