シヴァ神のお祭り（ハンピ）

ハンピの宿では世界一周中夫婦1組、カップル1組みに出会いました。
夫婦の方は同じブログランキングに登録していて、私も何度かブログを読ませて頂いていたので、「あっ！おみそれ夫婦の！」って感じでした。
 
おみそれ夫婦のブログ↓
おみそれ！夫婦で世界一周
現在ブログ村の住人でインドにいる方が結構いるので、どっかで誰かに会えればな～とは思ってたのですが。←おみそれ夫婦も同じことを思っていたようで。（思ってるだけでコンタクトは取らない私ｗ）
今までブログ読者様と偶然お会いしたことはあるのですが、「お互いにお互いのブログをまぁまぁ読んでいる」という状況で会うのは初めてだったので、何だか嬉しかったです。
まぁ私はランキングから姿を消すこともしばしばなので、会ったのがこんなんですいません、って感じだったのですが・・・(￣ー￣;)
同い年のたくろうさんは毎日1話、無料で読めるワンピースアプリに夢中でした。
「1冊」じゃないですよ、「1話」です。
どんだけ気の遠い話なんだか。
「しかもカラーで読めるんですよ！」
と楽しそうに話す彼に、ついぞ私がワンピースの漫画データを持ってることを言い出せませんでした。いや、知ったところでたくろうさんは「1日1話っていう楽しみがいいんですよ！」って言いそうやな～(*´ω｀*)
好きな漫画は矢沢あいの「天使なんかじゃない」と言うこずえさん。
こずえさんの影響で天ないの舞台の一部（ほんとにちょっとしか使われてないシーン）でもあるプシュカルにも行くことにしました。
ハンピ滞在中、「シヴァ神の結婚式のお祭り」を見ることが出来ました。4月の満月の日にこのお祭りは開催るそうです。そう言えばウドゥピ、ゴカルナもお寺の前に同じような山車があったので、この辺り一体は4月の満月の日がお祭りなのかもしれません。
～ちょっとだけうんちく～
●シヴァ神・・・ヒンドゥー教の3最高神の1人。（他はブラフマーとヴィシュヌ） 世界が終わりに近づく時、全てを無にして新しい世界を創造する、破壊と創造の神。シヴァ神を象徴するのは「リンガ（男根）」。。。インド人男性が下ネタを言ってくる時にやたら「シヴァパワー！」と口にする。ほんとどうでもいい。
●パールヴァティー・・・シヴァ神の奥さん。他にもその化身（別の姿）として色々な別名がある。過去記事でも書いた、血と殺戮を好むクレイジーな神様「カーリー女神」もこの奥さんの化身。
お祭り当日、可愛くおめかしされた牛さんが通って行きました。
 
この牛さん、お祭りがあった2日間、宿の前を行ったり来たりしていて忙しそうだったなぁ～。
朝食後におみそれ夫婦とお祭りの様子を見に行きました。
インドではお祭りがある時には家（店）の前に「コーラム」と呼ばれる文様を描きます。
道路がアスファルトの場合はチョークで描いたりもしていますが、ハンピはあまり舗装路は無く土の上に描くので、色のついた粉をサラサラと落としながら描くのです。初めに点をうって目安をつけたりしますが、後はフリーハンドなので結構凄い。
白一色のもあるけど、カラフルなのがかわいい♪
 
そして家によってデザインが違い、１つとして同じものはありません。
 
たくろうさん「魔法陣が沢山あるなぁ～！」
確かに！魔法陣っぽいー！
 
 
 
 
 




しかしながら家の前に描かれるので、暫く経つとせっかく描いたコーラムも踏まれてぐちゃぐちゃになります。まぁインド人はあんまり気にしてないようですが・・・。

ほんとにお祭りまでに間に合うんやろか・・・？とこちらが心配していた未完成だった山車はちゃんと完成していました。
 
普段はお寺の中にいる象さんもみんなを祝福するために参陣。
 
いつもリキシャドライバーが暇を持て余しているだけのお寺の前の道には、ずらっと出店が並んでいます。
お菓子屋さん
 
色粉屋さん
 
「本格的に始まるのは夕方から」と聞いていたので、一旦宿に戻って夕方再び行くと、既にすごい人！！！
 
遺跡の上までずら～っと人・人・人！
 
ハンピの住人だけでなく、近隣の村からも沢山人が集まる大きなお祭りだったようです。
ハンピよりももっと田舎から来ている人も多いのか、いつもの10倍「フォトフォト攻撃」を受け、カメラのバッテリーの半分はインド人に持ってかれた気がします；
 
おっさんの若者気取りのキメ顔ってヤバいなぁ・・・；

  
象さんもみんなを祝福するのに大忙し！
 
私は以前祝福してもらったものの、もう1度頭をなでてもらいました♪
（バナナか数ルピーを象さんに渡すと、鼻で頭をなでてくれる＝祝福）
周辺ではお供え用のバナナ売りが沢山いて、インド人はそれを買って山車に向かって思いっきり投げています。
山車の中央辺りに人がいて、どうやらそこにバナナを投げ込めればOKらしい。
私は稀に見るノーコンなのでやめておきました(；´∀｀)
 
※この投げ込まれたバナナは最後に中の人が餅投げのように大放出します。この辺は日本と同じなんですね～。頭に落ちてきたバナナを試しに食べてみたのですが、かなり渋かった。持ち帰ってお供えする用みたい。
山車に入らなかったバナナが道に落ちまくりで、もはやバナナ祭り。クロックスが1cmくらい底上げされました。（踏まずに歩くのは無理）
山車は「シヴァ神」と「パールヴァティー」を象徴したのが2台あり、それぞれに長い綱引きのようなロープが繋がっていて、インド人男性がそれを引くようです。
 
踊れ歌えのドンチャン騒ぎ。
 
「ヒョ～！！！」
「キャホ～～～！！！」
 
ウザいくらいにフレームに入り込んできます。
右がシヴァ神、左がシヴァ神の奥さんらしいのですが、この2つの山車が除々に近づいてきて・・・
 
合・・・
体




！！！
 
一万年と二千年前から愛してる～♪

創聖のアクエリオン
「ヒョ～！！！」
「キャホ～～～！！！」
 
その後山車は元の場所に戻り、人がまばらになってくると（バラけただけで、人は多い）土産物屋やお祈りグッズ屋さんなどが店を広げて商売し始めます。
 
山車でココナッツを割ってそれを捧げたり飲んだりする人も。
 
何か今の人達雰囲気違うかったぞ！？
と、こそこそ後を着いていって、何とか写真に納めることが出来たどこから来たのか分からない謎の部族。
 
 
大きな鏡を服に巻いた斬新な民族衣装。
丸い鼻ピアスと可愛いシルバーの髪飾りが印象的。
こういう民族の人達は恥ずかしがって写真を撮らせてくれないことが多いので、「アチャー！アチャー！（←ヒンディー語で「良い」とか「きれい」とか「美味しい」とかの意）」と近づいて行って何とか撮らせてもらえた。
もちろん彼女たちは英語どころかヒンディー語も出来ないので、本当に謎の部族のまま終わってしまった(；´Д｀)後で宿のオーナーに聞こうと思って忘れてた。

  




 

2日連続なので、夜もお寺前には人が多い。遺跡下で一夜を明かす人もいるようでした。
 
満月もきれいに見えた。
 
以上、ハンピ編終了。
暑くなかったらもっといただろうなぁ～。
写真ではあんまり綺麗に撮れなかったけど、次の町に行く途中のバスで見た夕陽が本当に地平線に沈んで行く感じで物凄く綺麗だった。

 
こんな時カッコイイ曲の１つでも聴いていたら締まるのだけど、私が聴いていたのは自分セレクトのアニソン集・・・。
もちろん第1曲目は「ジョジョ～その血の運命～」だよっ☆（ゝω・）v
う～ん、4部は3部同様エンディング曲がハイセンスゥ～！！！