忌々しい北キプロスからトルコに戻って来た。
あぁ、南キプロスのヨーロッパな雰囲気も良かったけどやっぱりアジアって落ち着くなぁ・・・。安いし。
タシュジュから夕方発の夜行バスで約13時間「ムグラ」という町へ。久々の長距離移動。更にバスを乗り換え1時間、名前がいかにも港町っぽい「マルマリス」という港町へ到着。
ここへは島旅第2弾、ギリシャの「ロドス島」へ行くために立ち寄ったのである!
※ロドス島の説明は次回。
町に着き、「ロドス島行きの船のチケットを買いたい」とその辺の人に聞くと「あそこのバスに乗りなさい」と言われそれに乗るとフェリー乗り場まで来てしまった・・・。
敷地内に入る前にパスポートチェックがあったので、係員の人に「チケット無いんだけど」と言うと「あそこのオフィスが8時に開くよ。多分。」と言われ、8時まで待ったけど開かず。
あっ猫さ~ん!
敷地内には猫さんがいっぱい。(なぜかミニうさぎもいたw)
チケットどうしたらいいんだろ~と、ウロウロしていると入り口近くに1ヶ所だけ開いているチケット会社を発見。
この日の朝発のチケットを買おうとしたものの、運悪くこの日は運行していなかった。夕方発ならあったけれど、夕方着くのもなぁ~と思い、翌朝のチケットを予約することに。
スタッフ「往復で70ユーロだよ」
私「うーん、、、市内にもこのオフィスってあるの?」
スタッフ「あるけど、ここで買うよりも高いよ」
私「えっ値段違うんだ?あっ!これってもしかしてインターネットで予約した方が安いのかな?」
スタッフ「インターネットでも同じだよ。」
私「う~ん、そっかぁ・・・」
スタッフ「でも特別に62ユーロにしておくよ!」
私「えっ!(何で?)ありがとう!」
インターネットでも値段変わらないのに謎の値引き?ラッキー!と思いつつも疑り深い私は市内のオフィスで値段を聞くと、そこでも結局同じ62ユーロだった。←海外あるある。市内で買う方が高いって言ったのに!まぁボラれてないからいいんだけど。
↓市内のチケットオフィス。インフォメーションセンターから海側に行った辺り。
夏は特にインターネット予約が無難。ロドス島行きのフェリーは日によって運行時間が違う。(特にオフシーズンの冬・9月10月以降が少なくなるよう)以下ホームページでスケジュールも確認出来る。
宿にチェックインして町歩き。
マルマリスはビーチにヤシの木もが並ぶ完全なリゾート地。先に行ったタシュジュよりも栄えている。
海沿いのアタテュルク像。
トルコでは「アタテュルク通り」というのがいろんな町にある。
このアタテュルクさんはオスマン帝国の将軍、トルコの初代大統領であり「トルコ建国の父」とも呼ばれている。トルコの紙幣はぜ~んぶアタテュルクさんの肖像画が入っていて、未だに国民から愛されている存在・・・かどうかは実際のところ知りません。
まぶしそう~。
町の中心の時計塔。近くにバーガーキングやマクドナルド、おしゃれなカフェやレストランも沢山もある。
地図で「バザール」と書いている場所があったので市場のようなものを想像して行ったら、完全にアーケード商店街だった。
ギリシャ人っぽい人も多く見かける。ロドス島はフェリーで1時間の距離で、朝と夕方に便がある曜日もあるので、日帰りでも行き来出来る。ギリシャ人はトルコに観光、トルコ人はギリシャに観光、でお互い持ちつ持たれつな関係なんだろうなぁ~。
アーケード街をぬけるとヨーロッパ風のこじゃれた通りに出る。
この猫の銅像ほしい!
ほしい!!
これもいいなぁ~。
何かやたら銅像多いな。
ミケ猫~ズ。
小腹が空いたのでちょっと寄り道。
イチリ・キョフテ 4リラ(約140円)
米と挽肉をこねて揚げたもの。揚げたてじゃなかったからか今イチだった。
ヤプラック・ドルマス
米をぶどうの葉で包んだもの。コーカサスでも見たかも。お酢に漬けているのか酸っぱいんだけど、意外と好き。1個だけ欲しいと言うとタダでくれた。さーせん;
マルマリスはリゾート地なので安いご飯屋さんが無い。例によってどこに行っても安いケバブになってしまうのだけど、この日の夜立ち寄ったケバブ屋さんはロドス島から帰って来た3日後に行った時も私のことを覚えていてくれたので少し驚いた。
スーパーで見つけた買う気が無くなるグミ。
虫グミ。。。
翌朝バスに乗って再度フェリーポートへ。
前日開いていなかったチケットオフィスは8時丁度に開いた。ここはどうやらチケット販売店ではなく、予約書とチケットを交換する場所だったらしい。(チケット購入場所は前写真の小さなブースと、市内にあったところ。)
その後イミグレに並ぶんだけど、既にすごい人。
日本語の「トルコ」の文字がヘタってて何かかわいい。
かわいこちゃんと猫さん。
そうそう、日本では猫を呼ぶ時舌を鳴らして「チッチッチッ」って呼ぶけど、海外では「プスプスプス」と呼ぶんですよ~。国によって多少違うけど、今のところ旧ロシア圏からはこの呼び方が多い。猫さんもこう呼んだ方がなぜかふりむいてくれるんですよねー。
並ぶのは遅かったけれど、船内は意外と空いていた。(この後ほぼ満席。)
さて、またしてもトルコ編お休みに。
次回は(コーカサスを入れなければ)初めての!ヨーロッパ(ギリシャ)なのでぇっす!ついに!!
タシュジュからマルマリスへの行き方
①タシュジュ港~スィリフケバスターミナル(オトガル)
ミニバス 約30分 2リラ
※海沿いにある鳥を手に持っている銅像近くにバス会社のチケットオフィス有り。オトガル行きバスは銅像前から10分に1本。
②スィリフケ 16:45発~ムグラ(Mugla)翌6:00着
バス(KONTUR社)約13時間15分 80リラ
③ムグラ~マルマリス
ミニバス 約1時間 9リラ
※始発は6:25。マルマリス市内、噴水のある公園のマック近くに停まる。
④マルマリス市内~フェリーポート
ミニバス 約5分 2リラ
・乗り場はスーパー「MIGROS」前。始発は7:30、終発は0:00(9月の場合)。30分に1本。バス停は無く途中下車するのでドライバーに「ロドス、クルーズポート」と伝えておく。山を登っていって進行方向右手に看板が見える。(港は2ヶ所あるので2個目の看板。)歩くと20分くらいだけど、市内→港は上り坂なのでお勧めしない。
・逆ルート(港から市内)はバスは無いと言われた。タクシーの言い値は20リラ。まぁ市内へ行くぶんには下りなので歩けなくもない。
↓マルマリス中心部地図
※インフォメーションセンターでもいろいろ教えてくれる。上のバス会社(数社ある)ではマルマリスから各地へ行くバスが予約出来る。
マルマリスの安宿
「Hotel Aylin」
シングル:40リラ(←50リラから交渉)
WIFI:あり(部屋可、早い)
設備:ホットシャワー付き、エアコン
その他:お湯が出るのが遅い。部屋はきれい。オーナーはチャイをくれたり親切。
宿泊日:2016.9.30~1泊
行き方:上地図参照。噴水から徒歩10分弱。
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